今日、東京アンテオケ教会会堂にてパウロ三木牧師とサムエル菅牧師を送る会が持たれ、私もオンラインで参加させていただきました。
私はお二人と面識はありませんが、サムエル菅牧師つながりの証しをここに書いてみます。
10年位前ですが、私はひどい鬱状態で寝込んでいました(現在は完治)。状態は良くなっても3時間仕事すれば3日間は寝込むという状態で、正直その頃の生活の記憶もほとんどありません。一言でいえば「心身ともに真っ暗」な時代でした。
その当時でも教会の証しは(病気の癒し他)たくさんあり、見聞きはしていましたが、私はまさに生ける屍のような状況・心境で「そんなの私はまったく関係ないよ・・、日常生活だってままならないのに。祈る・求める気力があるわけないでしょ。祈り・求めもしないなら、何か起こるわけがない」という見解でした。
ある日の夜中、何となく札幌の教会(札幌フィラデルフィア教会)のホームページを開きました(サムエル菅牧師がまだ療養中で、牧師夫人が代行されていた頃だったと思います)。
トップページを開いた途端、「さわやかな風が吹いてくるような感覚」がありました(その頃は、実際にさわやかな風が吹いても無関心・もしくはイラッとしていました)。
その中の癒しの記事や証を読む最中、ずっと噴水のように涙がボロボロ流れて止まらない。
本当に苦しんで、でも一生懸命なんでもないという風を装っていた自分に気づかされました。同時に、その私を心から憐れんで下さる神がいる。それが理屈抜きで伝わってくる。
頑張ることなく「ああ大丈夫。どうしてかはわからないけどきっと私は恵みを見る、勝利を見る」と、驚くほどすんなり信じることができた私がいました。
当時の私は自分の弱さをいやというほど思い知らされ、心身共に強い人を心底うらやんでいましたので、ホームページを見た動機は、
①「私よりも大変な病気の人がいる、だからこれくらいでへこたれてはいけない。」という励まし、慰めがほしかった。
②「頑張らないと、甘えちゃだめだ」と自分をふるいたたせるきっかけになれば。
でも、(神がホームページを用いて)そこに提示されていたのは「どんな状況の中でも神を信じる信仰」「神への感謝」でした。
サムエル牧師はまだ病の渦中にあられましたが、神は必ず最善をしてくださる、すべては益になる、聖書にはそう書いてあるから、必ずそうなる。というメッセージが(言葉によらず)伝わってきて、本当に感動しました。
私にはそんな信仰がない。といじけることなく、「私もそんな信仰がほしい。いやきっともう、神は私に下さっている。だって私はこの教会の人間だから。」と、心底力づけられ、信仰がわいてくるのを感じました。
それ以来心身の調子が悪くなるとアクセスするようになりました。あれやこれやと記事を覗きました。そのたびに涙ぐみ、深く慰められ、喜んで、信仰が与えられ・・・、それを通して内側からの癒しが促進していく体験をしました。アクセスするごとに、例外なく。
是非お礼を言いたい、報告できればと思い、夏にあった白馬キャンプで食事中のご夫妻に声をかけ、お礼を伝えたこともあります。菅牧師夫人は「そういう反応を聞くととても嬉しい。ありがとう」と笑顔で答えてくださいました。
今回の送る会に参加でき、重ねて感謝します。
hiromi