庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

冬の竹林の道を歩く

2018-01-28 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の散歩で、久しぶりで冬の竹林の道を歩いてみた。

冬枯れの色の少ない風景の中でも、竹林の中は爽やかな
緑に包まれていて心地よい。

竹は普通の植物とは逆の生長パターンを持っていて..

秋にやかな緑の葉を繁らすので、秋は竹の春と呼ば
れている。

逆に、春になると筍が生え出るために、筍に養分を取られてしまい、
竹自体は衰えて黄葉
したり落葉してしまうため、春は竹の秋と言われる。

世間が春の季節には竹は秋、秋の時期には竹は春、
なんだか天の邪鬼のようにも見えるが・・・

竹は竹で自然のままに真っ直ぐに伸びて、冬の寒風や積雪
にもしなやかに耐え、自分の時間を生きているとも云える。。

私たちも、無理に周りの環境や時間に合わせなくても、
竹の様にそれぞれ
が自分のペースで、しなやかに強く
生きていけたら一番いいと想うのだが・・・

竹林を抜けると、竹の向こうには昼の月が。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする