庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

冬日向の花散歩

2024-01-31 10:53:08 | 日記・エッセイ・コラム

1月も今日で終わりですね。

冬日向(ふゆひなた)とは、冬の陽ざしが降り注ぐ場所
のこと。

冬の陽ざしは弱く、日照時間も短いですが・・

風のない陽だまりなどではポカポカと暖かく、心も身体
もぬくもって、太陽の恵みのありがたさを実感します。

今年は暖冬で、日中は今がまだ寒中だとは信じられない
ような暖かい日もあり、散歩で厚手のコートを着て歩い
ていると汗ばむほどで、もう春が近いと実感します。

そんな冬日向の花散歩で撮った、春を呼ぶ花たちを
アップします。

春にさきがけて、まんず咲くマンサクの花が咲き出した。

花びらの形が、何とも独特ですね!。

 

野に咲く青い星の瞳(オオイヌノフグリ)。

 

枝先に咲く優しいピンクのウグイスカグラ

 

黄金色で咲く福寿草の花。

 

香りで春の訪れを告げる花、沈丁花の蕾も膨らんできた。

明日からは2月、光の春の到来ですね♪。。

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七十二候の最後~鶏始乳

2024-01-30 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、大寒の最後の七十二候目(1/30~2/3)は、
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。

いち早く春の兆しを感じた鶏が、交尾をして鶏小屋に入って卵を
産む頃という意味。

すっかり効率優先の養鶏が中心となった今では、分かりづらいですが・・

本来、鶏は冬には産卵せず日照時間が長くなると産み始めるのだそうです。

確かに、日脚は春に向かって毎日少しづつ長くなってきています。

自然界の動植物たちは、人間には感じ取れない微妙な季節の変化を感じ
取っているのかも知れません。。

夜明けの時を告げる鶏の声は・・

長い冬の終わりを告げるのにふさわしいといえます。

その鶏が新しい命の卵を産むところで、七十二候は締めくくられています。

以前自分で作った尾長鶏の竹工作。

 

鶏じゃないけど・・

森の散策で出合った小綬鶏(コジュケイ)。

鶏始乳の最後2月3日は節分、その次は

いよいよ新しい春の節気、立春ですね♪。

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野鳥たちの混群って何?

2024-01-29 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

冬の野や森を散策していると、急にいろいろな種類の鳥の鳴き声が
にぎやかに聞こえてきた。

オヤッ何だろう?と思って周囲を見渡すと、小さな野鳥たちが群れ
て近くの枝や地面づたいに飛び移って来るのが見えた。

よく見ると・・シジュウカラやメジロ、エナガにヤマガラやコゲラ
も混じっていた。

秋から冬にかけて見られる小さな野鳥たちの混群との遭遇です♪。

これらの野鳥たちは何故?混群で行動するのかと言うと・・

複数の個体と一緒に動くことによって、外敵の捕食者を早く見つけ
て逃げることができる。

また、他の鳥の採餌場所や方法を真似して、採食効率が上がるなど
のメリットがある為と考えられます。

シジュウカラ。

 

メジロ。

 

エナガ。

 

ヤマガラ。

 

コゲラ。

いろんな小鳥たちに囲まれて、何だかウキウキした
気分になれる野鳥の混群との嬉しい出合でした。

 

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「冬将軍」の由来って何?

2024-01-28 10:58:35 | 日記・エッセイ・コラム

今は最も寒いとされている寒中で、一年の最低気温もこの時期に記録
されることが多く、日本の最低気温であるマイナス41度は明治35
年1月25日に旭川市で記録されています。

ところで、厳しい寒波の襲来時等に使われる「冬将軍」と言う言葉は、
日本か中国の古事に由来するのかと思っていましたが・・

なんと、あのフランスの皇帝ナポレオンに由来する言葉だそうです。

モスクワに攻め込んだナポレオン軍が、冬の厳しい寒さと雪に悩まさ
れ、ついに敗退した事に由来しているそうです。

あの「吾輩の辞書に、不可能と言う文字はない」と言う名言を残した
ナポレオンでさえ撤退させた、人間の力では到底対抗できない厳しい
冬の威力を擬人化して「冬将軍」と言ったのが始まりなのだとか・・

さて今日の画像も、春にさきがけて見ごろを迎えた本郷ふじやま公園
の丘の梅林で撮った、紅梅と富士山とメジロをアップします。

紅梅とメジロ。

 

本郷ふじやま公園の丘の梅林から観た富士山。

寒い寒いといっても・・

今週末にはもう節分、次はいよいよ立春です♪。

 

 

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古民家に架かる七色の虹

2024-01-27 10:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

昨日26日は文化財防火デーとのことで、本郷ふじやま公園の
古民家でも消防訓練が行われ、散歩ついでに見学に行って来た。

天気も良かったので、消防隊による放水訓練の際、放水された水滴
と古民家の茅葺屋根上のスプリンクラーから放水され霧状になった
水滴が、太陽光に照らされて綺麗な虹となって綺麗に輝いていた。

放水訓練で茅葺屋根の古民家に架かる七色の虹。

 

古民家の長屋門前に消防訓練に来た消防車。

AM10:00 古民家土間から出火の想定で訓練開始。
見学者が非難します。

 

駆け付けた消防隊による放水訓練の開始。

放水を開始すると綺麗な虹が現れました♪。

 

茅葺屋根上に設置されたスプリンクラーから放水され
霧状になった水滴による虹も現れた。

めったに見られない光景が見られて満足!。

本郷ふじやま公園の丘の梅林から観た、真っ白な雪を
冠った富士山と見ごろを迎えた紅梅のコラボ。

冬場は暖房器具等を使う機会も多いので、
火の取り扱いには十分注意しましょう!

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