庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

晩夏~初秋の庭を彩る秋海棠の花

2015-08-31 11:04:18 | 日記・エッセイ・コラム

8月も今日で終わり・・・ 朝から曇空で時々雨も降り、あの暑かった夏が嘘のように急に
涼しく
なって、森から聞こえてきたうるさかったセミの声も、季節の変わり目を告げるように
徐々に弱くなり、リーリーリーッと秋を告げる虫の音に変わりつつある。。


家の西側と北側通路脇では、晩夏から初秋を飾る秋海棠(シュウカイドウ)の花が咲き、
見頃を迎えている。 

毎年、特に手入れも何もしないのだが・・ 球根やムカゴ等で勝手に増えて、8月後半から
9月中にかけて、ピンク色の可愛いらしい花が咲く。

花の名前の由来は、春に咲く海棠の花色に似ているところから付けられたと言われる。

春に咲く海棠の花のような華やかさは無いが、晩夏から秋にかけて咲くこの秋海棠の花は、
優しいピンクの花色でなぜかいつもやや下向きに咲いて・・  雨に濡れると一層しっとりとし
た風情があり、今の季節にふさわしい花だと思う。。

秋海棠は園芸品種のベゴニアの仲間で、ベゴニアの様に花期は長くないが野生化?して、
手入れもしないが丈夫で繁殖力も
強く、毎年勝手に増えて、適当に間引かないと増えすぎ
て困るほどだが、
夏の終わりから初秋の我が家の庭先を彩る定番の花となっている。

晩夏から初秋を彩る秋海棠(シュウカイドウ)の花。。

 

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天地始粛(天地始めて寒し)

2015-08-30 10:34:06 | 日記・エッセイ・コラム

今は24節気72候の処暑の次候、天地始粛(天地初めて寒し)です、夏の気が落ち
着き、
暑さもようやくおさまってくる頃です。。

この言葉どおりに、関東地方もここ2、3日は曇りや雨模様の天気が続き、こないだ
までの猛暑が嘘のように急に涼しくなり、気温も長袖を着ないと肌寒いくらいまで
下がった。

もう8月も末だが、夏の終わりの風情をしみじみと味わっている間もなく、急に秋が
来てしまった様な感じで、何だかチョッと寂しい気もする・・・

この先の週間天気予報を見ても、もう秋雨前線の影響で、曇りや雨マークの日が
続いている・・  今年は秋の訪れが早い!?。。 

それでも、厳しい残暑続きでうんざりする年よりは、体も楽だしまあ良いか。。。

晩夏を彩る庭の花々。。
アサガオは真夏の頃と違い、昼ころまで咲いているようになってきた。。


晩夏から初秋の庭を彩るシュウカイドウの花。
 

小輪のアサガオとツユクサ、及びメガネツユクサの涼し気な青色の饗宴。。
 

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ヨウシュヤマゴボウの実

2015-08-29 11:01:58 | 日記・エッセイ・コラム

隣の森の山際に生えている、ヨウシュヤマゴボウの実が赤黒く色づきだしてきた。。

晩夏から秋になると、野原や道路脇など、どこにでも生えるので、よく目につき、
木の実なんかを食べるのを趣味としている者なら、誰でも一度は食べてみたいな~
などと惹かれてしまうのだが・・・ 

しかし、ヨウシュヤマゴボウが「有毒植物」だということは有名な話で、食べらない
ので要注意!。
 

誤食すると嘔吐・下痢、さらに中枢神経麻痺から痙攣・意識障害が生じ、最悪の場合
には呼吸障害や心臓麻痺により死に至るという。。

実はぶどうみたいな形で黒く熟し、つくつぶすと 赤紫の汁がブシュッと出る、これ
を昔は赤インクにしたらしい。。

ヨウシュヤマゴボウの実。

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病葉(わくらば)。。川は流れる♪

2015-08-28 10:28:20 | 日記・エッセイ・コラム

朝、庭先に出てみると、青葉の茂りの中に、蝕まれて赤く変色した病葉が落葉している
のが目に止まった。。

紅葉の季節にはまだまだ早いが、秋を待たずして赤や黄色に変色したり、落葉している
木の葉のことを、「病葉(わくらば)」といいます。

風通しの悪い所の葉が多く、細菌に侵されたり、虫に食べられたりしているものが多い。。

まだ夏の間に、病変した病葉を見るのは、若い人が病におかされた姿を見るようで、なん
となくわびしく、寂しい思いにかられてしまいます・・・

病葉を見ると、昔、少年時代に好んで聴いていた、仲宗根美樹が歌った「川は流れる」の
歌詞とメロディ を、懐かしく思い浮かべた・・・ 

この歌を聴くたびに、わくらばが川面に浮かんで流れゆく情景が、実感として迫ってくる・・・
横井弘の作詞の中では、抒情歌の「あざみの歌」と並ぶ傑作だと思います。。。

「川は流れる」 作詞:横井 弘、作曲:桜田誠一、唄:仲宗根美樹

1 病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
  街の谷 川は流れる
  ささやかな 望み破れて
  哀しみに 染まる瞳に
  黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ

2 思い出の 橋のたもとに
  錆びついた 夢のかずかず
  ある人は 心つめたく
  ある人は 好きで別れて
  吹き抜ける 風に泣いてる

3 ともし灯も 薄い谷間を
  ひとすじに 川は流れる
  人の世の 塵にまみれて
  なお生きる 水をみつめて
  嘆くまい 明日は明るく 

・庭先に落葉していた、柿の病葉(わくらば)。。
 

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「行合の空」。。

2015-08-27 11:07:18 | 日記・エッセイ・コラム

去りゆく夏と近づく秋、二つの季節模様を浮かべた雲が行き合い、混然とししている空模様
を、「行合の空」と言います。

意味から言うと、四つの季節、それぞれの季節の狭間に見られることになりますが・・・

普通は夏から秋へとうつりゆく時、去りゆく夏と近づく秋が出合って、混然と溶け合いながら、
やがて本格的な秋へと移行していく 、ちょうど今頃の季節の空を表現する言葉として使われ
ています。。

昨日は、肌寒く気温も20度くらいしか上がらず、早くも秋の訪れを実感するような一日でした、
今日はまた少し暑さが戻ってきたようですが・・・ もう盛夏の頃の空とは違い、雲の表情など
にも秋の気配が感じられます。。  

夏と秋、二つの季節が行き合い、暑気、涼気ともに感じられるような日です。。。

夏と秋、「行合の空」。。

秋の羊雲?

秋の鰯雲?斑雲?

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