8月も今日で終わり・・・ 朝から曇空で時々雨も降り、あの暑かった夏が嘘のように急に
涼しくなって、森から聞こえてきたうるさかったセミの声も、季節の変わり目を告げるように
徐々に弱くなり、リーリーリーッと秋を告げる虫の音に変わりつつある。。
家の西側と北側通路脇では、晩夏から初秋を飾る秋海棠(シュウカイドウ)の花が咲き、
見頃を迎えている。
毎年、特に手入れも何もしないのだが・・ 球根やムカゴ等で勝手に増えて、8月後半から
9月中にかけて、ピンク色の可愛いらしい花が咲く。
花の名前の由来は、春に咲く海棠の花色に似ているところから付けられたと言われる。
春に咲く海棠の花のような華やかさは無いが、晩夏から秋にかけて咲くこの秋海棠の花は、
優しいピンクの花色でなぜかいつもやや下向きに咲いて・・ 雨に濡れると一層しっとりとし
た風情があり、今の季節にふさわしい花だと思う。。
秋海棠は園芸品種のベゴニアの仲間で、ベゴニアの様に花期は長くないが野生化?して、
手入れもしないが丈夫で繁殖力も強く、毎年勝手に増えて、適当に間引かないと増えすぎ
て困るほどだが、夏の終わりから初秋の我が家の庭先を彩る定番の花となっている。
晩夏から初秋を彩る秋海棠(シュウカイドウ)の花。。