庭先で見かけるカマキリには、緑色のカマキリと茶色のカマキリ
がいるが、最初私は、カメレオンのように周りの環境に合わせて、
保護色で色を変えるのかな?と思っていたのだが・・・
途中で色を変えるわけではなく、オオカマキリの場合は最初から
緑と茶が5:5の割合で生まれ、同じ卵塊から出た個体でも、育成
環境を変えても出現率はほぼ5:5で変わらないらしい。。
枯草の多い場所の個体に茶色が多く、緑の多い場所での個体に
緑色が多いのは、やはり保護色になって野鳥など天敵に捕まりに
くいからですね。
少しでも多くの個体が生き残れるるようにとの、カマキリの繁殖
戦略なんですね!。
ちなみに、カマキリの仲間でも種類によって違いがあり、ハラビロ
カマキリはほとんど緑、コカマキリはほとんど茶色になるそうです。
これも、それぞれの種類によって住む環境に合わせた生き残り
戦略だと想う。。
緑色のカマキリ。
庭先のアサガオの陰でジッと獲物を狙って、長時間ほとんど動かない。。
省エネ戦略の緑色のカマキリ。
こちらはバックの茶色の柱に合わせたのか?茶色のカマキリ。
カマキリは肉食なので、目つきが怖い(^_^;)。。なんか文句あるか?。