庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

♪北風吹きぬく寒い朝も

2018-01-14 08:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は、また一段と冷え込んだ寒い朝だった。

凛とした朝の冷たい空気の中で庭先で咲く花を観ていると・・・

♪北風吹きぬく寒い朝も 心ひとつで暖かくなる~

という青春歌謡の「寒い朝」のフレーズを、昭和37年当時この
歌をうたった、清純可憐な吉永小百合さんの姿とともに懐かし
く想い浮かべた。

日本がまだ貧しかった時代から、高度成長期へと向かう時代
の歌で、たとえ今日は貧しく辛くても・・・

明日は、きっと明るく豊かになれるんだと言う、夢や希望を素直
に信じる事ができた、そんな良い時代だったとつくづく思う。。

この「寒い朝」の歌の歌詞からも、そんな春を待つ希望や喜びが、
素直に伝わってきます。。 

作曲者の故吉田正さん自身は、その数多くの作曲作品のなかで、
あの伝説のデビュー曲『異国の丘』を別として・・ 

あえて最も好きな曲を挙げるとすれば、この曲だったそうです。

その理由は、吉田さんが戦後シベリア抑留中に味わい続けた
極寒の朝と、そのなかでも失わなかった、かすかな希望を思い
出すからだそうです。。

「寒い朝」
作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田 正
唄:吉永小百合・和田 弘とマヒナスターズ

1 北風吹きぬく寒い朝も
  心ひとつで暖かくなる
  清らかに咲いた可憐な花を
  緑の髪にかざして今日も ああ
  北風の中に聞こうよ 春を
  北風の中に聞こうよ 春を

2 北風吹きぬく寒い朝も
  若い小鳥は飛び立つ空へ
  幸福(しあわせ)求めて摘みゆくバラの
  さす刺(とげ)いまは忘れて強く ああ
  北風の中に待とうよ 春を
  北風の中に待とうよ 春を

3 北風吹きぬく寒い朝も
  野越え山越え 来る来る春は
  いじけていないで 手に手をとって
  望みに胸を元気に張って ああ
  北風の中に呼ぼうよ 春を
  北風の中に呼ぼうよ 春を

 

寒風の中、庭先のプランターで咲くプリムラ・マラコイデス。

「冬来たりなば春遠からじ」ですね。。

YouTubeより

コメント (1)
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