庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

二月、逃げ月

2015-02-28 17:55:53 | 日記・エッセイ・コラム
昔から「二月、逃げ月」と言われてきたが、ついこの間新年を迎えたばかり
と思ったのに・・・ もう二月も今日で終わり、月日の経つのはあっという
間である。

二月は二十八日しかなく短いので、「逃げ月」と言われるのかとばかり思って
いたのだが・・・ 旧暦の二月だけが特に短い訳ではなかった時代から、言わ
れ続けてきた言葉だそうである。

「一月いぬる、二月逃げる、三月去る」などと言って、人は何時も月日の過
ぎるのを「光陰矢の如し」と感じてきたのだと思う・・・

ものは考えようで、二月は月給制のサラリーマンにとっては、働く日数が三
日少なくて済むし、生活費もその分少なくて済むので、ラッキーな月と言え
るのでは?

いよいよ明日から、春三月。




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もう咲いた!ハルジオンの花

2015-02-27 17:49:24 | 日記・エッセイ・コラム
散歩の途中の道端で、ハルジオンの花がもう咲いているのを見つけた、
ハルジオンの開花時期は通常4/ 1 ~ 5/末頃なので、まだ2月なの
に咲いているのを見るのは初めてで、びっくりした。

これも地球温暖化の影響?ハルジオンは、北アメリカ原産の帰化植物で
4、5月頃になると野原や空き地等で群生して咲いている。

ハルジオンを漢字に直すと「春紫菀」となる、春に咲くキク科のシオン
(紫菀)という意味で、よく見ると結構綺麗な花だが・・・

農作物や牧草の生育を妨害するため厄介な雑草として扱われ、日本生態
学会では、日本の侵略的外来種ワースト100に選定している。

一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、折ったり、摘んだりすると貧乏に
なってしまうと言われているらしい、ちょっと可哀想な気もする・・・

道端で早くも咲いていたハルジオン。
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早春の花を探して

2015-02-26 17:21:45 | 日記・エッセイ・コラム
昨日までの暖かさが一転、今日は冷たい雨が降り続いて、また冬の寒さが
ぶり返した、この時期は三寒四温を繰り返しながら、季節は徐々に春へと
向かって行くので、体調管理にも気をつけたい。

今日は雨降りで散歩にも行けないので、昨日の散歩で撮った早春の花写真
を続きでアップしておきます。

日当たりの良い道端で早くも咲き出したハナニラ、葉っぱをちぎると名前
のとおりニラのにおいがする、花は星型で美しく、葉が韮(ニラ)に似て
いることから「花韮」と言われる。


ツルニチニチソウの花、繁殖力が強く常緑で冬の間も枯れないので、不死の
力や魔力を持っていると信じられて、ヨーロッパでは「蔓日日草を身につけ
ていると悪いものを寄せつけず、繁栄と幸福をもたらしてくれる」という言
い伝えがあるらしい・・・


華やかな赤いボケの花、実が瓜のような形であるところから木瓜(ボケ)と
言われるようになった、実を乾燥させた生薬は利尿、鎮咳、鎮痛に用いるが、
ボケ防止?には効かない!


ホトケノザ、半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすを仏の蓮華座(れんげざ)
に見立てたもの、葉が段々になることから別名「三界草」(さんがいぐさ)と
も呼ばれている。

尚、春の七草のひとつの ”ほとけのざ”はこの花ではなく、正しくはキク科
の「田平子」(たびらこ)のことを指す、このホトケノザは食用ではないため、
注意を要す。
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春を探して、タンポポの花咲く

2015-02-25 17:53:35 | 日記・エッセイ・コラム
このところ、3月、4月並の春を思わせる様な暖かい日が続いたので、
春の花を探しに散歩にでかけた。

道端で春の代表的な野の花、タンポポが早くも開花していた、この黄色
い花を見つけると、今年も春の訪れを実感して嬉しくなってくる。


早春に咲くピンクのアセビの花、牛馬がこれを食べると酔っ払ったよう
にふらつくため、「馬酔木(アセビ)」と名付けたれたといわれる。


こちらは3分咲きとなった、河津桜。


ユキヤナギの白い小さな花も、チラホラ咲き始めていた。
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♪明日は咲こう花咲こう

2015-02-22 21:53:01 | 日記・エッセイ・コラム
You Tubeで青春歌謡を検索すると、青春時代に聴いていた懐かしい歌謡曲の
数々が懐かしい映像とともにたくさんアップされていて、いつも懐かしく
聴いている。

あまりヒットしなかったマイナーな曲、もう一度ぜひ聴いてみたいと思って
いた曲や、廃盤で諦めていた曲などをYou Tubeで見つけると、思わず嬉しく
なってしまう・・・ 

この「明日は咲こう花咲こう」は、昭和40年に吉永小百合と三田明が歌った
曲だが、当時まだ純真な中学生だった私にとって、純情可憐で美しい吉永小百合
さんは憧れの的だった・・・

この頃の青春歌謡は歌詞も純朴で明るく元気が出るような曲が多く、青春時代
の夢や希望を歌ったものが多い。

ちょうど日本が高度成長期へと向かい始めた頃の歌で、明日は咲こう花咲こうと、
今日より明日はきっと明るく豊かになると、素直に信じる事が出来た、そんな良い
時代だったと思う・・・

「明日は咲こう花咲こう」 

【作詞】西沢 爽【作曲】吉田 正

♪可愛いつぼみが 花になる
 花は散っても 実はのこる
 その実がこぼれて 花が咲く
 はじめひとつの 花の実が
 いつかは大きな 花園に
 暮らしの中に 根をはろう
 あなたもわたしも みんなみな
 明日は咲こう 花咲こう

♪根っ子は抱いてる 太陽を
 いつも日射しを ためている
 小さな双葉の 根っ子でも
 雨の恵みを たくわえて
 花咲くしあわせ 夢みてる
 暮らしの中に 根をはろう
 あなたもわたしも みんなみな
 明日は咲こう 花咲こう

 はじめひとつの 花の実が
 いつかは大きな 花園に
 暮らしの中に 根をはろう
 あなたもわたしも みんなみな
 明日は咲こう 花咲こう
 明日は咲こう 花咲こう

一輪咲いた庭の白梅。

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