庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

雑草と野草は違うのか?

2018-01-07 09:53:58 | 日記・エッセイ・コラム

雑草と野草は、どう違うのか? 雑草も野草も同じ植物なのだが、
野草は
原野に生えるが、雑草は人が管理している土地に生える。

種類は同じでも、その生える場所によって雑草と呼ばれたり、野草
と呼ば
れたりする。

人間側の勝手な都合によって呼び方を変えるのだから雑草にすれ
ば迷惑な話だと思う・・・


「雑草と言う名の草は無い」と言う言葉を聞いたことがあるが・・

雑草にも植物図鑑などで調べれば、それぞれちゃんとした名前が
ついている。


私たち人間が管理している土地、庭や、田畑などに侵入して、
どんどん生
えてくるので、雑草を嫌われ者扱いするが・・・
それは人間の勝手というもの
だと思う。。

そんな雑草も、迷惑なだけではなく、植物として空気中の炭酸ガス
を吸収
して、地球の温暖化防止や、太陽エネルギーを保存して、
地球の砂漠化を
食い止めてくれていたりしている。

「雑草魂」と言われるように、踏まれても、抜かれても次々とたくましく
生えてくる、雑草の生命力パワーを、少し見習いたいものだと思う・・・

今日7日は七草、新たな1年の無病息災を願って七草粥を食べる日、
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。

これぞ春の七草、ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富に含まれ、正月
のお酒やごちそうで、疲れた胃の調子を整える医食同源の健康食で
風の予防といった効能も期待できます。 

この中の例えばナズナは、どこでも生えてくるペンペン草と言われて
いますが・・・

古来、高血圧や肝臓病に庶民の薬として、貧者の薬剤師という異名
があるほど重宝されていたそうです。。

野草や雑草の持つ自然の生命力パワーをいただいて、今年も一年
元気で乗りきりましょう!皆さん今朝は七草がゆを食べましたか?

近所の古民家の庭先で展示栽培されてる春の七草。

今日でおめでた気分の非日常「ハレ」の正月松の内も終わり・・

また普段通りの日常「ケ」の日々がやってくる。。

コメント
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