雑草と野草は、どう違うのか? 雑草も野草も同じ植物なのだが、
野草は原野に生えるが、雑草は人が管理している土地に生える。
種類は同じでも、その生える場所によって雑草と呼ばれたり、野草
と呼ばれたりする。
人間側の勝手な都合によって呼び方を変えるのだから雑草にすれ
ば迷惑な話だと思う・・・
「雑草と言う名の草は無い」と言う言葉を聞いたことがあるが・・
雑草にも植物図鑑などで調べれば、それぞれちゃんとした名前が
ついている。
私たち人間が管理している土地、庭や、田畑などに侵入して、
どんどん生えてくるので、雑草を嫌われ者扱いするが・・・
それは人間の勝手というものだと思う。。
そんな雑草も、迷惑なだけではなく、植物として空気中の炭酸ガス
を吸収して、地球の温暖化防止や、太陽エネルギーを保存して、
地球の砂漠化を食い止めてくれていたりしている。
「雑草魂」と言われるように、踏まれても、抜かれても次々とたくましく
生えてくる、雑草の生命力パワーを、少し見習いたいものだと思う・・・
今日7日は七草、新たな1年の無病息災を願って七草粥を食べる日、
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。
これぞ春の七草、ビタミン、ミネラル、鉄分などが豊富に含まれ、正月
のお酒やごちそうで、疲れた胃の調子を整える医食同源の健康食で
風の予防といった効能も期待できます。
この中の例えばナズナは、どこでも生えてくるペンペン草と言われて
いますが・・・
古来、高血圧や肝臓病に庶民の薬として、貧者の薬剤師という異名
があるほど重宝されていたそうです。。
野草や雑草の持つ自然の生命力パワーをいただいて、今年も一年
元気で乗りきりましょう!皆さん今朝は七草がゆを食べましたか?
近所の古民家の庭先で展示栽培されてる春の七草。
今日でおめでた気分の非日常「ハレ」の正月松の内も終わり・・
また普段通りの日常「ケ」の日々がやってくる。。