皆さま、明けましておめでとうございます。
暮れの大掃除で、本田宗一郎『一日一話』という本が出てきた。
巻末を見ると、昭和63年第1版第1刷とあるから、
小生が、まだ現役時代の頃、自己啓発のため買ったものらしかった。
ほとんど、読んだ形跡が無いから、
買ったまま、いわゆる積ん読状態だったもの。
最初のページ、1月1日を開いてみた。
「第1歩を踏み出す」とあり、
人間が進歩するためには、まず1歩を踏み出すこと、と。
一歩を踏み出さねば、どんな障害があるかも分からない、とも。
以下、氏自身の言葉で書かれた366篇の語録集であった。
本田宗一郎さんは、高等小学卆で自動車修理工場の小僧から身を起こし、
自転車にエンジンを付けたバタバタから、ホンダブランドの高級自動車まで、
本田技研の創業者であり、立志伝中の人である。
のちには、上智大学から名誉工学博士号が贈られた。
授与理由は「模倣をこばみ、独創に徹する真の技術者です」とか。
むかし、我が家にも、いわゆる日めくり暦があった。
そこには、日ごとに格言やコトワザ、人生訓などが載っていた。
いま、我が家のカレンダーは、単なる日付と曜日だけの味気ないもの。
今年は、この本田宗一郎「一日一話」を、
日めくり暦として、わが卓上に置くことにする。
今年もブログを楽しませて下さい。
1日1話、楽しみにしています。
暮れから暖かい日が続きます。
これから冬らしくなることででしよう。
今年は地震、航空機事故と出だしが好くくありません。
悪いことはこれで打ち止めにしてほしいものです。