九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

中國のフェア・プレイに期待する

2023年08月28日 | 日記

 「ノット・クリケット」とは、英国のフェア・プレイを表わす語彙。

 少しでも英語の辞書をかじった人には、よく知られたボキャブラリ―だ。

 クリケットは英国の国技とされ、野球の原形の様な球技をさす単語である。

                   

 さて、福島原発の処理水をめぐる中国側の振舞いは、如何なものか?

 報じられるニュースによれば、現地の日本人学校への投石があったり、

 SNS上では「汚染水を止めろ」の書き込みが飛び交ったり、

 日本の店舗などへ直接の抗議電話が掛かって来たり、と。

 問題の本質は、処理水に含まれるトリチウム量であり、食の安全問題の筈。

 そんな事にはお構いなく、ただ反対のための反対という事態である。

                   

 中国人のフェア・プレイに関わる言葉を拾ってみた。

 林語堂という、

 ノーベル文学賞の候補にもなった人の言葉があった。

 含容】=「人を壁際まで押しやるな」という意味らしい。

 例えば、敗軍の将には、旅費を与え海外産業の視察名目に派遣するとか。

 又、古人のように竹林で僧の話しを聞き、浮生半日の閑を。

 と言った対応などである。

               

 なお、林語堂は、北京大学の教授を追放で退き、中共・国府にも関わり、

 最期は香港で没し台北へ埋葬された、という。

                  

 日中友好関係を促進してきたこれまでの両国関係を、何とか維持したい。

 かつて、鄧小平が初来日した時、中国の諺を引用して、

 井戸を掘った人のことは、決して忘れないと言った。

 日中両国民は、互いに前述の言葉を思い起こして行動したいものだ。

  

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