まとまった文章を書くとき、よく使われるのが「起承転結」。
この「起承転結」は、もともと漢詩を作る上での法則。
それが一般の文章を書く時にも援用されるようになった。
□
まず、起は大一句で詩意を起こし、承は第二句で、これを受けつぐ。
転は第三句で意を転じて別の境を開き、
結は第四句で全体を結ぶ構成になっている。
例を、よく知られた漢詩‘春暁’にとる。
□
起 春眠暁を覚えず
承 処々啼鳥を聞く
転 夜来風雨の声
結 花の落つるを知りぬ多少ぞ
□
漢詩を引き合いに出すまでもなく、「男はつらいよ」の寅さん流で。
起 本所横町の糸屋の娘
承 姉は十八、妹は十五
転 戦国大名は弓矢で殺す
結 糸屋の娘は目で殺す
この「起承転結」は、もともと漢詩を作る上での法則。
それが一般の文章を書く時にも援用されるようになった。
□
まず、起は大一句で詩意を起こし、承は第二句で、これを受けつぐ。
転は第三句で意を転じて別の境を開き、
結は第四句で全体を結ぶ構成になっている。
例を、よく知られた漢詩‘春暁’にとる。
□
起 春眠暁を覚えず
承 処々啼鳥を聞く
転 夜来風雨の声
結 花の落つるを知りぬ多少ぞ
□
漢詩を引き合いに出すまでもなく、「男はつらいよ」の寅さん流で。
起 本所横町の糸屋の娘
承 姉は十八、妹は十五
転 戦国大名は弓矢で殺す
結 糸屋の娘は目で殺す
カッコイイですね~
私は1年だけ旧制中学は
小林中学に在学しました。
その時の国語で漢文を習い
ました!今もほんのチョッピリ
覚えています。
漢詩も勉強したいものの
1つですが・・・・・
私は、漢詩はサッパリです。
和歌とか俳句も、ちょうとかじって、そのまま。
川柳も通信講座をとりましたが、ものにならずじまい。
すべて中途半端で今日に至っています。
場合によっては、結を冒頭に持ってきて、あと起承転とやるケースも考えられます。
いろいろ工夫が大切ですね。