AWA@TELL まいにち

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母の十三回忌

2020年08月25日 | どーでもいいこと
今日は母の十三回忌。

悩みに悩んで、帰省を断念。一人暮らしをしている父に、すべてを任せることになった。

この夏は、受験絡みで数年防府に連れて行っていない娘を父に会わせたかったんだけれども、それもできなくなった。

ぷくは、学校の実力テスト真っ最中なのよねー。

あわせて、父の喜寿の祝いをしたかったのだけれども、これも、機会を見ることにした。

COVID19の感染拡大が続き、個人的には、国の緊急事態宣言がもう一か月継続していて、今のGOTOキャンペーンが実施されていなければ、帰省するという選択肢もあったのかなあと思ったりもしている。

母の入院加療していた2008年は、徳島大学から愛知教育大学へと転勤した年で、偶然にも、ある科研費のメンバーになっていて、毎週のように、下関福岡地域に出張していた。そのため、途中下車して母の見舞いに行くことができていた。ありがたかった。徳島に住んでいたら、下関福岡地域に行くのは、名古屋から行くのよりも大変だったから、めぐりあわせというか、そんなものを感じながら見舞いに通っていた。

母の亡くなったこの時期、大学は夏休み期間。授業を休講にする必要もない時期に旅立ってくれた。

この時期、映画館では、「崖の上のポニョ」を上映していて、葬儀の準備中、退屈していた子どもたちを義母が映画館に連れて行って見せてくれていた。変な話だけど、僕はこの映画を心理的に見ることができないでいる。

今日の十三回忌を名古屋で迎える。あの日の記憶は、封印されたかのようにおぼろげでしっかり思い出せない。その時、そばにいなかった、というのも理由かもしれないし、いまだに、直視できないでいるのが原因かもしれない。

帰りたかったな。

年末、帰れるかな。

辛辣な言い方だけど、遊びに行って感染している人たちを見ると、たかだか数か月の自宅待機ができないなんて、と思ってしまう。感染拡大が抑えられていたら、帰るという判断をしやすかったんだよな。

亡くなった妹や弟と一緒に過ごしているだろうと思いながら、13年の日々を思う。

もう一度でいいから会いたいなあ。
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