AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

東京にきてると感じた一瞬

2013年05月24日 | どーでもいいこと
今回の出張は、大養協のシンポジウムと、明日から始まる日本語教育学会に参加するため。

場所は立教大学です。

池袋にきています。

立教大学のトイレに入っていたら、学生さんがやってきて、話をしています。

聞き耳を立てるわけでもなかったのですが、こんな会話。


 -今日、授業の後、ひま?

 -うん。なに?

 -新宿にお笑いのライブを見に行かない?

 -あ、いいね。新宿だったら、帰り道だし。

だってさ。いいなあ。

名古屋だったら。。。大須の演芸場かな。一度行ってみなくては。

いろいろな大学に行きますし、仕事で小中学校もいくつも拝見しましたが、環境は人を変えますな。

というか、自分を基準にしか考えられないことが多くて、おそらく、東京の大学に通った人たちは、名古屋のように夜10時を過ぎるとお店が軒並みしまってしまうという状況は分からないでしょうし、私の故郷の山口県あたりで生活している人たちは、列車の時刻表を見ないで駅に行くなんて生活は考えられないでしょう。

私も初めて東京へ来た時、山手線の時刻表を探すのにエネルギーを費やしました。

時刻表なんてなくても、待たなくても乗れるんだよね。

そういう、自分の「基準」が、その後の生活を決めるような気がします。

山口から名古屋に出てきたときは、便利になったと思いましたし。

学校の先生も、政治家も、自分の中の基準が普遍的だと思うと大変なことになると思うのですよ。

海外で、地方で、どこででも、マイノリティーになる経験をして、自分の標準が基準にならない社会を数年は経験するべきでしょう。

そんなことを思いました。

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