おもしろき ー熊本、鹿児島、宮崎で過ごした日々🌟🌟🌟

おもしろきことのなき世をおもしろく!Carpe Diem. 人間万事塞翁が馬。人生いろいろあるから、おもしろい!

布団の中で

2011年11月26日 02時42分30秒 | 回想録
寒いので、
布団に入り、ブログを書いている。

とりとめもなく、昔を振り返えろうと思う。

小6の頃から中3にかけて、とても仲のよい友達がいた。

高校が別々になり、少しずつ疎遠になっていったが、相当仲がよかったと思う。
当時は、携帯などない。受験前、お互いに起きているかどうかを確認するために、12時から一時間ごとに、懐中電灯で連絡をとりあった。

それが結構、励みになった。
近辺の友達達もそうしていたので、1時くらいは、どこそこから懐中電灯の光が飛びかっていたと思う。

当時はみんなラジオを聞いていて、翌日はラジオの話題になることも多かった。
今ほど豊かな時代ではなかったが、みんな心は健康だった気がする。

中森明菜が全盛期で二年連続レコード大賞をとった。
今でも、ミアモーレを泣きながら歌っている姿を思い出す。
たまに、ミアモーレが流れてくると、物凄いノスタルジックな何かが僕を襲う。

僕の世代は皆、そうだと思う。暖房でなくストーブの世代だ。

皆、ストーブの上で餅を焼いていた。

鍋に缶コーヒーを入れて、ストーブの上で沸かしていたはずだ。

ミアモーレはその状況にリンクする。

さみしいようで、せつないようで、何か温かみのあるようなあの時代。

僕の中学時代はまさに昭和が終わろうとしていた頃だ。
消費税もなかったし、自動販売機にお茶もなかった。
水が売られるようになるなんて、当時からすると考えられない。

アイスクリームは全て50円。果汁百パーセントのジュースはほとんどなく、あったとしても、破格の値段で、みんな、薄めて砂糖を入れて飲んでいた。

当然、コンビニはなく、8時になると真っ暗で、不便な時代だったと思う。

最近はすっかり便利な暮らしに慣れてしまって、もうあの頃の生活には戻れない。
それでも、あの頃には皆、夢があった。右肩上がりで経済が発展していたので、皆、裕福へと向かっていた。
今は便利な世の中になったけれど、貧困へと向かっている。

もうすぐ、超格差社会になり、ほとんどの人が食えなくなる時代になる。

さあどうしたものか?

あんまり考えてもしょうがない。
精一杯生きているうちに劇的な何かを思いつきたいものだ。

さあ、眠ろう。いい夢見ようと思う。グッドナイト。