今年ももう半分が終わり、7月がもうすぐ始まります。
↑コロナ禍以前の合同相談会(2019年度入試ファースト春日部)
この時期になると、各学校の説明会や相談会、そして各地での合同相談会などが本格的に始まってきます。
実はこの説明会や相談会、以前よりかなり参加するのが難しくなってきている、そんなことを皆さんはご存知でしょうか。
以前は学校説明会や個別相談、そして合相談会などは、予約なしでも参加できる、そんな感じでした。
ところがそれを一変させたのがコロナです。
コロナ流行の初年度は、合同相談会などは相次いで中止、学校説明会や個別相談は、オンラインか事前予約制という形になりました。
↑コロナ禍以前の合同相談会(2019年度入試ファースト春日部)
以前は予約無しで参加できたが、現在は予約制
コロナが流行した初年度は、学校説明会などを開催するにしても、かなり厳しい人数制限を行ったために予約が取れず、説明会に参加できないという声も相次ぎました。
また合同相談会などが中止となった結果、知名度のある高校に受験生が集中し、倍率の高い学校とそうでない学校の二極化が進んだとも言われています。
現在は以前ほど厳しい制限はなくなってきていますが、それでも必ず予約は必須となっています。
以前より緩和されたとはいっても、学校説明会や合同相談会などはまだまだ倍率が高く、
自分の思った日程で予約が取れなかったり、思いついて行こうと思ったときには、すでに予約が終わっていたり、
そんなことが今でもしばしばあります。
今年度はだんだんとコロナに関する制限は緩和されつつありますが、入場制限などは引き続き行われる見込みです。
また、学校説明会や合同相談会などによっては、応募が殺到し、かなりの倍率が出て希望の日に行けないということも大いに有り得ます。
↑県内のほぼすべての公立・私立高校が参加し、55,000人を集めさいたまスーパーアリーナでの彩の国進学フェアも、2年中止の後、本年度は規模を縮小して私立のみで分散開催に。
これから学校説明会や合同相談会のシーズンですが、
こういった状況ですので、早め早めに参加することが大切になってきます。
また予約の開始日時やキャンセルの規定などをよく確認しておく、そういうことも大切かなと思います。
コロナ禍は社会を大きく変えたと言われていますが、高校の選び方もまた以前とは大きく変わってきました。
このコロナ禍で問われているもの、それは私達自身のリテラシー能力なのかもしれません。