先日実施した中間対策勉強会の感想文を書いていただいたので紹介したいと思います。
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勉強会をやっていて、家にいてやっているより、塾に来て勉強した方が、とても集中できてよかったです。また、期末の時も、がんばりたいです。コピーもできて、ワークもコピーできたので、それを使って、勉強したいです。
今回も勉強会に参加できて、よかったです。家よりも、集中して、とりくむことができました。あと、休み時間では、友達と楽しくできました。先生にも、教えてくれたので、すごく良い勉強会になりました。
今日は、英語、社会、数学の勉強(ワーク)が少しずつ進んだのでよかったです。社会が苦手なので、中間テストまでに、分かるようにしたいです。
今日はワークが10ページ進んだのでうれしかったです。次はもっと進めたいです。
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家で学習ができるようになることはもちろん大切なことですが、“いざ”というときに勉強ができる場所があるというのも、とても良いことだと思います。塾はそんな皆さんの“いざ”というときに活用できる場所にしていきたいと思ってます。
今回は監督をした講師にも感想や勉強を見ていての気付いた課題についても書いてもらいましたので、あわせて紹介させていただきます。
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1・2年生の女子が朝早くから自習室に来て黙々と勉強と向き合う姿がとても印象的でした。分からないところを積極的に質問できる生徒が多く、自分で納得して進められていて良かったと思います。
中には「ここをもう少し勉強したいからプリントお願いします!」というような声もあり、積極的に自分から問題にとりかかる姿に感心しました。
ただ、勉強会でずっと学校のワークをやったり、まだ単語や用語があやふやなままなのにがむしゃらにワークを解いてしまったり…という生徒さんも見受けられました。
テスト勉強の大鉄則として、
【基本】 → 【演習】 → 【確認】 →【※応用】
・単語 ・ワーク ・模擬テスト
・文法 ・打ち出しプリント ・過去問
・公式 ・塾にあるテキスト ・単語テスト
・用語 ・まとめ問題
というように【基本】→【演習】→【確認】 さらに難しい問題にチャレンジしてレベルアップをはかれそうなら【※応用】という流れがあります。
今の時点で多くの生徒は、【基本】をきちんとやらないで、やみくもに【演習】ばっかりをやって安心しきってしまって、実際テストになると勉強時間のわりに成績が伸びない、という人が多いように思います。
理科や社会が苦手な生徒がたくさんいますが、なぜ苦手かというと、この【基本】をおこたって用語を頭に入れずに問題を解くから分からないのです。
【基本】ができていないければ、どんなに【演習】や【確認】をしても意味がありません。大変ではあるけれど、もっと【基本】を完璧にすれば、自分の解ける問題も増えて実力もUPするはずです。
この大鉄則にのっとった勉強法を少しずつ実践していこう!
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講師も勉強会の監督をやってみるといろいろと気づくことがあります。自習といってもそのやり方は様々で、このような機会に自分が担当している生徒さんがどのような勉強をしているのかを知ることは、これからの学習指導にも大いに役に立つものと思います。
また普段は教えていない生徒さんと話をしてみたり、勉強面以外での生徒さんの姿を見ることで、教える側にも得られることは多々あるように思います。
勉強は生徒さんと講師の“協業”だと思います。普段からも生徒さんを知っていく努力をかさめてはいきますが、こういう機会に普段とは違う形で講師も多くのことが学ぶことができると思います。
生徒さんにとっても講師にとっても学びになる、勉強会を含め、そんな機会をしっかりと作っていきたいと思います。