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箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ50号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的169『六道骸VS白蘭』

2007-11-10 22:47:42 | 雑誌[J]
今週はベッドの上で激しく吐血するクロームからスタート。
駆け込んできたツナも、あまりの状態に驚愕します。
内臓が失われていて、手の施しようがないと焦るビアンキ。

うわ言のように骸の名を呟くクロームにツナは呼びかけます。

ツナ:『しっかりしろクローム!!死んじゃだめだ!!』
クローム:『ボ…ス…?』
ツナ:『そーだオレだよ!!しっかりするんだ!!』

クロームの手をしっかり握るツナ。

クローム:『あった…かい…』 『ボ…ス…骸…様を…』
ツナ:『え…?骸が……どーしたんだ?』

しかし次の瞬間またも吐血するクローム。
その頃の骸は…武器を破壊され、右目を傷付けられたようです。
自らの手で覆った右顔面からは、おびただしい血が流れ、呼吸が乱れています。

骸:『何て恐ろしい能力でしょう。さすがミルフィオーレの総大将…というべきですかね。敵いませんよ』
白蘭:『また心にもないこと言っちゃって。食えないなあ骸君』

笑顔の白蘭。まだまだ余裕たっぷりのようです。
ところで、ミルフィオーレの総大将は白蘭で決定なのでしょうか?ユニの立ち位置はどうなるのでしょう。

白蘭は続けます。
骸のこの戦いでの目的は勝つことではなく、謎に包まれていた白蘭の戦闘データーを
外部の他の体(バックアップ)に持ち帰ることではないかと。
「面白い見解だ」と言いつつも否定しない骸は、やはり守護者としての使命が念頭にあるのでしょうか。
だとしたらよいなぁ///

グレコの体に限界を感じ、実体化を解いて戻ろうとした骸ですが、それが出来ずに驚愕します。
白蘭が告げた「この部屋には特殊な結界が張り巡らされてて 光や電気なんかの波はおろか、思念のたぐいも通さない」という
言葉をにわかに信じられない骸。
そんな骸に、笑顔で言葉を続ける白蘭。

『ボンゴレリングを持たない君には興味ないのね。いっそ本当の死を迎えちゃおうか』

白蘭の指のリングが輝くのを、凄まじい形相で睨み付ける骸。
そんな骸を冷徹な目で見据える白蘭の『バイバイ』の一言と共に飛び散る血。
同時刻、砕け散るクロームの三叉槍。一際激しく血を吐くクローム。

そこへ突如現れたのはヒバリでした。
ツナを押しのけ、クロームの元へ歩み寄ると彼女を抱き上げ『死んでもらっては困る』 と告げます。
草壁がツナに『沢田さん 外で待ちましょう』と部屋から出るように促します。

時が過ぎ、会議スペースに集まっていたツナたちの下に
草壁から『クローム髑髏は一命をとりとめました』という報告が入ります。
ほっとするツナたち。ヒバリはクロームに、ボンゴレリングそのものの力を引き出し、
自分自身の幻覚で内蔵を補うようアドバイスしたそうです。
しかし、それも不完全。生命維持がやっとの状態とのこと。

骸がどうなったのかと問うツナですが、草壁も了平も、それについては分からないようです。
クロームへの力が一切途絶えたことを思えば、最悪の事態も考えるべきだと言うビアンキ。
ショックを受けるツナに『10代目!あのしぶとい骸です。まだわかりませんって』
希望を投げかけるのはやはり獄寺。ツナに安心を与えようという彼はさすがなのですが…
お前今までどこに行ってた。

クロームは5日後には戦えそうにないと、ビアンキの膝の上で呟くリボーン。
いつも格好ですが…あれ?おさるさんスーツはもうよいのですか??

ラル:『心配するな。クロームの不足分はオレが補う』
リボーン:『そんなこと任せられるわけねーだろ。お前今 座ってんのもしんどそうじゃねーか』

驚く一同。

ツナ:『リボーンッ』
ラル:『何を言っている!!』
リボーン:『無理すんな。顔を見ればお前の体調ぐらいわかる。
      お前の体は非7^3線(ノン・トゥリニセッテ)を浴びすぎてボロボロなんだろ?』
ツナ:『!?』(ノン・トゥリニセッテ…?)

凄いなツナ。私は一度聞いただけじゃ復唱できません(←聞いてない)。

XANXUSのときもそうでしたが、ツナは誰かが知られたくないと思っていることに対しては
秘密を守ることを貫こうとするのですね。
過去から来たお前に何がわかると叫ぶラルに対し、自分も地上に充満している非7^3線を
感じたのだと告げるリボーン。だからこそ、ラルの無謀さがわかるそうです。

ラル:『だが 非7^3線を放出してるのはミルフィオーレだ!!奴らを倒さなければこの世界は正常には戻らない!!』

しかし、その言葉に静かに異を唱える声がありました。
ジャンニーニは、どうして非7^3線が地上に漂っているか原因は特定できていないと告げます。
ミルフィオーレとの因果関係はあると思われるが決定打がないと。
それは草壁所属の組織でも同じようです。しかしラルはミルフィオーレの仕業だと断言します。
「コロネロもバイパーもスカルも…奴らに殺されたんだ!!」と叫ぶラルの気迫に驚くツナ・獄寺・山本。
そんな姿を悲痛な表情で見つめるツナの目の前で、ラルがその場に倒れこんでしまいます。

大丈夫かと駆け寄るビアンキたちに「さわるな!!立てるっ」と強がるラル。
そんなラルを見つめるツナに、了平が声をかけます。

了平:『沢田…5日後だが…これだけ戦力に悪条件がそろってはお前が何というか見当がつく…
    作戦中止はオレが上に伝えに行こう』
ラル:『ただの貧血だ!!』
笹川:『無理をするなラル……』
ツナ:いえ やりましょう

意外なツナの言葉に、了平・リボーン・獄寺・山本がツナを見詰めます。
次のツナの言葉に注目が集まる中、ヒバリが静かに部屋へ入ってきます。
そんな彼の目の前で言葉を続けるツナ。

ツナ:『敵のアジトに行けば過去に戻ることだけじゃなくって骸の手がかりも何かつかめると思うんです。
    それに そのノン・トゥリニセッテのことも わかるかもしれないし…
    …………でもどっちもゆっくりしてると手遅れになっちゃう気がして』

   『それに やっぱりオレ…。こんな状況(とこ)に一秒でも長くいて欲しくないんだ』

   『並盛の仲間はもちろんだし、クロームやラル・ミルチだって…………こんな状況(とこ)全然似合わないよ!!』

拳を握り締めて言葉を紡いだツナを静かに見つめる獄寺・山本・ヒバリ。
悲壮感さえ漂わせ叫んだ言葉に、思わずツナを見つめるラル。
ふと我に返り、急にあたふたと「えと…あのっオレはそんな感じです……けど…」と焦るツナが可愛いです。
そんなツナに、信頼の表情を向ける獄寺と山本。
照れ隠しか、「……ガキが」と言いつつ汗をかきつつ顔を背けるラルてばよいなぁ///。

ツナ:『とにかく』

手袋を装着し、死ぬ気丸を含んだツナは、超死ぬ気モードになり部屋を出つつ言葉を続けます。

ツナ:『5日しか時間がない。一刻も無駄にはできないぞ』
獄寺:『はい!!』
山本:『だな!!』

決意を固めたツナ。それに追従する獄寺・山本、そしてそんな教え子を見守るリボーンで以下次号!

今週はツナの言葉に静かに聞き入るヒバリが激ツボでした。
ヒバリがどうしてクロームの異変を察知したのかは聞いちゃダメですかそうですか…。
「やりましょう」と宣言する件からのツナもとてもかっこよくて惚れ惚れしてました。
あとは先週のハルとランボへのフォローがあればよいなぁと。

にしても、この闘いには相性があるとはいえ、骸が瞬殺されたことがちょっとショックです。
完璧黒曜編のヒバリとポジションが被ってますし;

今地上に充満しているというノン・トゥリニセッテは、白蘭とは無関係なのでしょうか。
「僕は僕の7^3を紡ぎだすまで」とか発言してた気がしますし。
これで白蘭までもが、黒曜編のランチアポジションだったらどうしたらよいのでしょう;(←どうもするな)
しかし、今回突撃するのは日本支部ですよね。白蘭や骸がいるのはイタリア。
これは…向こうが並盛にくるのか、ツナたちがイタリアへ行くのか。
ヴァリアーやキャバッローネの出番は来るのかな??


そして今更ですが、イタリア語の入門書を鞄に常に入れてるクロームの初登場時、
見事なイタリア語で自己紹介したアレは骸だったんですかね;

何はともあれ、来週も楽しみです!


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1 コメント

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俺もリボーン (ΩЖ∈遼河∋ЖΩ)
2007-11-11 18:48:53
俺のブログはリボーンの画像がたんまりあるっぺ

絶対カモ~ン
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