一週空いてしまいました。
今週は、γの回想からスタート。
ジッジョネロファミリー最古の隠れ家へと逃げ帰ったγと太猿。
γは黒馬に、太猿は白馬に乗っています。出迎えるファミリー。
『アニキ!!』と駆け寄る野猿は、まだ髪が短いです。
どうやら、ジェッソファミリーとの闘争中らしく、
太猿は負傷しています。
γ:『ボスの容態はどうだ?』
眉根を寄せつつ聞くγですが、言葉を濁すファミリー。
それになにかを感じ取ったγが、隠れ家の扉を開け中に入ると
出迎えたのは
『囮役 御苦労だったな γ』 と労う言葉も無視し
ボスの安否を尋ねるγ。
しかし、幻騎士は首を振り、
『……さしものボスも病には勝てなかった…』
と静かに告げます。
奥の部屋へ足を踏み入れたγが見たのは、天蓋付きのベッドに
横たわる女性の姿。
γ:『本当にボスの言った通りになりやがった…
おとといまでピンピンしてたのに こんなこと…
オレが…信じていれば…』
(ボスを守るのが部下の務めなのに…)
γの脳裏によぎるのは、ボスと過ごした日々。
共に出かけたり、夜這いをかけた挙句退散させられたり(←ぉ)、
怪我を負ったγをボスが見舞いに来てくれ…
相変わらずスゴイです天野先生。
ボスとの日々の回想1コマで終わりましたよわお!
快活そうな女性だったようです。本当に楽しそうに笑い、
たまにはγをからかうような表情もみせていたのですね。
しかし、首からぶら下げたおしゃぶりが気になります。
アルコバレーノだったのでしょうか?
γ:(必ず守ると約束したのに…ちくしょお!!オレが…オレのせいで…)
ベッドサイドで跪き、自分を責めるγ。
と、不意に『ちがうわ γ』 と声がします。
驚き振り向いた先に立っていたのは、かつてボスが被っていた帽子を被った
笑顔の可愛い少女、ユニでした。
ユニ:『おかえり』
今までユニは無表情だとずっと思ってきましたが、
実はこんな可愛い子だったのですね。
しかし見たところ、腹だしデザインのセンスは変わらずのようです。
微笑むユニに対し、訝しげなγですが、
γ:『そのネックレスはボスがつけていた!!何をしている!!』
…明らかにおしゃぶりですが、これをネックレスと言えるγがスゴイです。
γの問いに『母から引き継いだのです』と答えるユニ。
どうやらユニの存在は誰一人として知らなかったようです。
ユニも自分の母がマフィアのボスだとは知らなかったとのこと。
しかし、間違いなくボスの娘だと告げる幻騎士。
彼の足のプロテクターも変わらずのようです(←余計なお世話)
掟により、一般人であるユニに時期ボスになってもらうという幻騎士に
γは猛反発します。
『第一 オレのボスはこの女性(ひと)だけだ!!』 と声を荒げるγに
ユニは静かに語りかけます。
ユニ:『γ』 『母はこうなることを知っていました…あなたを責めてもいないわ』
微笑みながら告げるユニのその態度は、γの苛立ちを増徴します。
γ:『何言ってやがる!!ヘラヘラと何がおかしい!!
本当の娘なら母親が死んでなぜ笑ってられる!!』
『不愉快だ!!部屋から出ていけ!!』
乱暴にユニの腕を掴むγですが、そこでユニの服の袖が濡れていることに気付きます。
思い出すのは、とある夜、バルコニーでのボスとの会話。
抗争で犠牲が出たことを悼み、一人泣いていたボスと
それに気付き慰めに来たγ。
泣いていたことを隠そうとするボスに『バレバレだぜ』 『袖が濡れてる』 と告げるγ。
γ:『ここんとこ毎日だ…』
ボス:『……最近だめね…』
γ:『……?何があった』
ボス:『…信じないだろうけど 代々受け継いだ血なのか呪いなのか 見えるのよ…』
『死んだ母さんも同じだったわ…』
γ:『見える…?』
ボス:『でも母さんにはこう教えられたわ…何を見てしまっても周りを幸せにしたかったら…』
『笑いなさいって』
そのときの笑顔と、ユニの笑顔が重なって見えるγ。
ユニのおしゃぶりが放つ暖かいオレンジの光を見詰め、それすら同じだということに気付きます。
γ:(ボス…あんたはこの娘の中に…)
ユニ:『生きてます』
絶妙なタイミングで言葉を返すユニに驚くγ。
γ:(オレの心の中が……見えるとでもいうのか?)
心の中での問いかけに、またもや頷くユニ。
そしてγは、ユニに命がけで守ると誓いを立てました。
場面変わり獄寺との戦闘。
獄寺:『くっ…しぶてぇ…』
獄寺の必殺技を受けてなお、γは落ちません。
彼の覚悟が半端なものでない証明でしょうか。
γ:『てめーら…ボンゴレなんざ…オレの通過点にすぎねーからな』
『白蘭を…倒すためのな…』
獄寺:『な!?白蘭はてめーらのボスだろが!!』
驚く獄寺に、ミルフィオーレのいまわしい結成より前の時代から
来たんだったと呟くγ。
ユニがジッリョネロファミリーのボスになって3ヵ月後、
幻騎士が重傷を負って戻ってきました。
相手は白蘭率いるジェッソファミリー。
ある剣士を殺せば、5年間ジッリョネロには手を出さないとの交換条件に
失敗したがための結果のようです。
争いを好まぬユニが反対するだろうと、黙っていたとのこと。
ユニ:『幻騎士…』
幻騎士:『姫…』 『申し訳…ありません…』
ユニ:『何も話さないで キズによくないです』
『それにあなたの気持ちはわかりました』
幻騎士をじっと見詰めるユニ。
しかしそのまなざしを受けた幻騎士は、何故か冷や汗を流します。
それを死ってか知らずか、ユニはジェッソファミリーのアジトへ行くと言います。
犠牲者をこれ以上出さない方法を、白蘭と話しあうと。
白蘭の思うツボだと、揺さぶりだとファミリーは反対しますが
ユニは笑顔で『大丈夫』と告げます。
その姿を、無言で眺め見送る幻騎士。
一方、一人ユニの後を追いかけたγも、必死で引きとめようとします。
γ:『姫!!考え直してくれ!!奴らの狙いは略奪!!』
『リングと匣を奪われて殺されるのがオチだ!!』
『時間をかせげば きっと同じ考えの同盟ファミリーが現れる!!』
ユニ:『それでは遅いの。白蘭には強い力を感じます』
『私にしか 止められない』
いつもの笑顔で決意を述べるユニで以下次号!!
今の人物相関を見ている限り、どうも幻騎士に裏切りフラグが立っている模様ですね。
ユニの髪型が、微妙に骸と似てるなーとか思いました。
ユニの母はアルコバレーノっぽいですね。
ちゃんと成長するんだってとこに驚きました。
それともあのおしゃぶりは、ブラッド・オブ・ボンゴレのように、
アルコバレーノ関係なくして代々受け継がれるものなのでしょうか。
マフィアは元々血の制約を受けることが多いですが、
ツナだけでなくユニも、血脈によってボスの椅子へと
押し上げられたのですね。
彼女が、昔のような笑顔を取り戻せるかが、一つの鍵になっているのかも
しれません。
コミックス20巻も、また大幅に加筆修正がされていましたね。
毎回数ページ増えてることに驚嘆の嵐です。
間違い探し(違)が楽しくて、お陰でコミックスのみに絞れません。
なにはともあれ、次回も楽しみです!!
+ + +
ゲームも発売ラッシュですね。
RPGのがやりやすいので楽しみですが、
フェイト・オブ・ヒートでさえキャラ多過ぎると思ったのに
次回のNDSのキャラ数ときたら、もう…!(泣)
ところで。
S.Q.ジャンプに連載中の小説は、ツナを出さないというルールでもあるんでしょうか;
影も形もない10代目…いい加減泣きそうです。