こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-ナニワイバラ(難波茨)ー 追悼編

2021-04-23 21:26:24 | 春の草花

今回は、ナニワイバラ(難波茨)だ。パパは『沙羅双樹の花にも似て“荘厳”な感じがする』といっている。ん? 追悼って? うん、パパのお兄さんが亡くなったんだって。因みに、ナニワイバラは以前(2019年5月)にも紹介しているよ。

2019年5月の紹介はこちら Link先 → 小次郎と春の草花3ーナニワイバラ(難波茨)-

まずはボク(小次郎)とのコラボからだ。

<2021年4月19日、20日 ー自宅->

道路側からみると、

◇ レッドロビンの生垣からフェンスに沿って咲いている。小次郎は「置いていかないでよ!」といった不安顔。大丈夫だよ、小次郎くん!?

ズームインしてみる。

◇ 雄しべが茶色になると散り始めるようだ。

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パパのお兄さんの追悼

<2020年4月15日 ーパパのお兄さんが鬼籍に!ー>

(療養中の)神戸に住む兄が4月15日に亡くなった。コロナで緊急事態宣言中のため葬儀にも行けない。コロナの不安と兄さんの死去が重なり気分がおちこんでしまう。が、乗り越えていかねばならない。

4月17日に、生垣の隙間にナニワイバラが“一輪”咲いているのに気づいた! ん? 「にいさんが姿を変えて逢いに来た!?」と思った次第。そんなわけはないが………。その時の様子を示そう。

◇ 一輪だけ? 咲いている。他には?

◇ やっぱり一輪だけ! 兄さんだ? ん? 後ろに居るのは? なーんだ、小次郎じゃん。

※ これ2018年10月に友人より挿し木で頂いたものが根付いて今年(2020年)始めて一輪咲いた。

昔、父が亡くなった時も、葬儀の後、自宅の玄関に蛇がとぐろを巻いていたが、この時も(怖さよりも)「父さん!?」と声をかけたもの。「何かに宿って会いに来る」と思う事で悲しみが和らぐなら、それもアリだろう、とも、思う。

<2021年4月15日 ー1周忌->

今年はどうだろう? と、4月15日に様子をみた。オオッ、1輪と言わず沢山咲いている! つぼみに至っては数え切れない! うーん、どう解釈しようかなあ?

◇ やはり兄さんが(難波茨になって)逢いに来たと思うことにする。

◇ 「難波茨」は(涅槃に関連する)沙羅双樹に似ているし、沢山の花は(涅槃)での友達を連れてきたと考えよう。 

う~む、強引なこじつけだな。 

まずは、花の状況を見てみよう。

◇ 沢山咲いている。

◇ 昨年もこんな花だった………。ん? 当然だろう? なんて言わないように。

内側に回ってみる

◇ ツルがかなりのびてきている。

◇ よく見ると、つぼみが沢山ある。

◇ つぼみも………、涅槃のイメージ? 何でも兄さんに結びつけるんだね!?

難波茨と沙羅双樹を比較してみる。沙羅双樹はネットから引用。

◇ 確かに、似ている。ところで「沙羅双樹」って?

【沙羅双樹(サラソウジュ)】 

夏椿(ナツツバキ)とも言われる。仏教では釈迦が沙羅双樹の下で涅槃(ねはん)に入ったとされている。

日本では夏椿がこの沙羅双樹と誤認された。“沙羅双樹”は日本の風土では育たない。うむ、美しき誤解だが、それも良し!

で、家にナニワイバラを活けて兄さんを偲んでみた。

◇ カラフルな仏壇だね。うむ、小さい時に亡くなった長女(朗子=あきこ)の位牌もあるので………。朗子は生きていれば43才なんだが、亡くなった当時のままのイメージしかない。

◇仏壇と玄関に難波茨を飾った。ん? 仏壇に棘(とげ)のあるバラは供花に適さないんだぞ! うーん、そうなんだが…。トゲは取り除いたし、いいことにしよう!

 【供花に適さない花】

◇ 棘のある花:バラ、アザミ、など

◇ 毒のある花:ヒガンバナ、スズラン、スイセン

◇ ツルのある花:つるバラ、クレマチス

◇ 匂いが強すぎる花:ユリ、ウメ、

◇ すぐに枯れる花:サザンカ、ツバキ、など

  ※ 理由はこじつけのようなものが多いし、故人が好きだったりすれば良いのでは? とも思う。

◇ 玄関はグラスに活けてみたものを置いてみた。

あれから、一週間

<2021年4月22日>

◇ ボチボチ満開のようだ。

内側から見てみる。

お終い。

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