新盆や 悲しいけれど いそいそと
亡夫の菩提を祈りつつ、ご奉納いただいた盆供物。
若くして運送業を始められ、仕事一筋の人生でしたね。
東京は明日から「お盆」です。
それぞれの方へ、それぞれの心からのご供養を・・・。
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「できちゃった婚」というのは、よく聞きます。
しかし、最近は「できたら婚」だとかで、お檀家さんの
お母さんも娘さんの将来が心配で、カリカリして
いましたが、「ついに?」というか、「とうとう?」と
いうか、めでたく「できたら婚」で結婚されるとか・・・。
「子どもを結婚のキッカケにするのはダメでしょう!」
と、お母さん・・・。でも顔は、笑顔一杯で親心の
複雑さ・・・?
「住職さん!名前を考えとい . . . 本文を読む
この日にお参りすると四万六千日分を参拝した
ことと同じ功徳があるという功徳日。
この四万六千日には、「雷除」の提灯が掲げられます。
そして、この日だけに授与される三角形の「雷除守護」
のお札があります。
心から観音さまを信じていれば、雷鳴がとどろいても、
またたくまに晴天となり、その難を逃れることが出来る・・・。
『観音経』には、そんなふうに書かれています。
私たちの生活の中で、いつも穏やか . . . 本文を読む
「佛」の文字を装飾し、そこからイメージ詩文。
文字屋さんのオリジナルです。
筆ペンでスイスイと「感字」?を書いてくれます。
「しがらみ」て【柵】て書くんですね。
お恥ずかしいことですが、初めて知りました。
「さく」という字ですから、もともとは水流をせき止める
ために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを
横に結びつけたもの。
転じて引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。 . . . 本文を読む
昨日の「おせがき」の疲れで筋肉痛・・・。
お天気も良かったので皆様お参りくださいました。
そして今日は「七夕」ですね
七夕の主役である織女は、こと座の一等星ベガ、
牽牛は彦星で、わし座の一等星アルタイルです。
7月は、まだ見つけにくいので、1ヶ月遅れの旧暦の
七夕でないと、本当の七夕伝説を満喫することができない
ようです
そんな七夕は、お盆と関係が深く、その一連の行事で
あったようです。つ . . . 本文を読む
あしたは「施餓鬼」という行事です。
読んで字のごとく「ガキに施しをする」法要です。
餓鬼とは、心があさましく見るからにゾッとする
恐ろしい形相をしています。
お寺では、大勢のお檀家さんが来られるので早朝から
準備も大変で、お弁当も用意します。
法要が始まるまで、和尚の法話や桜小路富士丸さんの
「似顔絵パフォーマンス」があります。
もともとお寺は、演芸を楽しむ場所でもあったので、
大いに笑って . . . 本文を読む
当麻寺中之坊で当麻曼荼羅(たいま・まんだら)の
絵解きを拝聴してきました。
当麻曼荼羅は、当麻寺の本尊で、4メートル四方の大画幅に、
阿弥陀三尊を中心に三十七尊や楼閣、宝池などの極楽浄土の
世界が壮麗に描き出されている曼荼羅です。
まばゆいばかりの浄土を目の当たりにして、絵の説明を
節談調に講釈する独自の布教方法です。
天平時代の原本(国宝)は、損傷が激しく古くから多くの
写本が作られました . . . 本文を読む
マシュー君は、目が良くなる眼鏡をつけて迷惑そう!
俗に言うピンホール眼鏡で、目の疲れがとれると
いいますが効果の方は、よくわかりません。
ピンホールを使うと網膜に像が映りやすくなります。
視界に対象物以外の余計な光が入らず乱反射等を抑えて
くれるので、見るものに集中できるからです。
決して目が良くなっているわけではありませんから、
その手の類似商品には、ご注意を
「眼病平癒」の御利益は、京 . . . 本文を読む
夏の京都といえば納涼川床です。
鴨川の流れを聞き、東山の連なりを眺めながら食事が
できる場所です。
鴨川沿いのお店に限られた京都との風物詩ですが、川床を
作って、また解体する費用もままにならないとか・・・。
昨今の伝灯も時代の流れで、店をやめてしまう名店も多く、
京都では由緒正しき料亭旅館「鮒鶴」もその一つです。
そんな華やかりし古都の歴史を受け継いで、まったく新しい
食と宴のお店ができまし . . . 本文を読む
蓮の花が、小さなつぼみを持ちました。
数ある花の中でも、その美しさに心をうたれる
のは和尚一人ではないはずです。
先日88歳でお亡くなりになったお婆ちゃん・・。
一生懸命に働いて働いて、回りの方々に尽くして
尽くして、自分に足りないところは、仏さまを
拝んで拝んで・・・。
人生の最後の言葉は、「満願成就」だとか・・・。
とても頭が下がる思いです。
我欲の沼地から咲く蓮の花は、心の清らかさを . . . 本文を読む