ブツブツ雑記

和尚の気まぐれな思いつき日記です

合掌をささげて

2007年07月12日 14時16分45秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
新盆や 悲しいけれど いそいそと 亡夫の菩提を祈りつつ、ご奉納いただいた盆供物。 若くして運送業を始められ、仕事一筋の人生でしたね。 東京は明日から「お盆」です。 それぞれの方へ、それぞれの心からのご供養を・・・。 . . . 本文を読む

できたら婚?

2007年07月11日 00時02分47秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
「できちゃった婚」というのは、よく聞きます。 しかし、最近は「できたら婚」だとかで、お檀家さんの お母さんも娘さんの将来が心配で、カリカリして いましたが、「ついに?」というか、「とうとう?」と いうか、めでたく「できたら婚」で結婚されるとか・・・。 「子どもを結婚のキッカケにするのはダメでしょう!」 と、お母さん・・・。でも顔は、笑顔一杯で親心の 複雑さ・・・? 「住職さん!名前を考えとい . . . 本文を読む

ほおづき市

2007年07月10日 22時43分18秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
この日にお参りすると四万六千日分を参拝した ことと同じ功徳があるという功徳日。 この四万六千日には、「雷除」の提灯が掲げられます。 そして、この日だけに授与される三角形の「雷除守護」 のお札があります。 心から観音さまを信じていれば、雷鳴がとどろいても、 またたくまに晴天となり、その難を逃れることが出来る・・・。 『観音経』には、そんなふうに書かれています。 私たちの生活の中で、いつも穏やか . . . 本文を読む

シガラミ

2007年07月09日 09時26分39秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
「佛」の文字を装飾し、そこからイメージ詩文。 文字屋さんのオリジナルです。 筆ペンでスイスイと「感字」?を書いてくれます。 「しがらみ」て【柵】て書くんですね。 お恥ずかしいことですが、初めて知りました。 「さく」という字ですから、もともとは水流をせき止める ために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを 横に結びつけたもの。 転じて引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。 . . . 本文を読む

星空を見上げて

2007年07月07日 07時30分46秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
昨日の「おせがき」の疲れで筋肉痛・・・。 お天気も良かったので皆様お参りくださいました。 そして今日は「七夕」ですね 七夕の主役である織女は、こと座の一等星ベガ、 牽牛は彦星で、わし座の一等星アルタイルです。 7月は、まだ見つけにくいので、1ヶ月遅れの旧暦の 七夕でないと、本当の七夕伝説を満喫することができない ようです そんな七夕は、お盆と関係が深く、その一連の行事で あったようです。つ . . . 本文を読む

準備で大忙し

2007年07月05日 05時48分15秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
あしたは「施餓鬼」という行事です。 読んで字のごとく「ガキに施しをする」法要です。 餓鬼とは、心があさましく見るからにゾッとする 恐ろしい形相をしています。 お寺では、大勢のお檀家さんが来られるので早朝から 準備も大変で、お弁当も用意します。 法要が始まるまで、和尚の法話や桜小路富士丸さんの 「似顔絵パフォーマンス」があります。 もともとお寺は、演芸を楽しむ場所でもあったので、 大いに笑って . . . 本文を読む

特別拝観

2007年07月04日 10時08分43秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
当麻寺中之坊で当麻曼荼羅(たいま・まんだら)の 絵解きを拝聴してきました。 当麻曼荼羅は、当麻寺の本尊で、4メートル四方の大画幅に、 阿弥陀三尊を中心に三十七尊や楼閣、宝池などの極楽浄土の 世界が壮麗に描き出されている曼荼羅です。 まばゆいばかりの浄土を目の当たりにして、絵の説明を 節談調に講釈する独自の布教方法です。 天平時代の原本(国宝)は、損傷が激しく古くから多くの 写本が作られました . . . 本文を読む

目が良くなる?

2007年07月03日 04時59分59秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
マシュー君は、目が良くなる眼鏡をつけて迷惑そう! 俗に言うピンホール眼鏡で、目の疲れがとれると いいますが効果の方は、よくわかりません。 ピンホールを使うと網膜に像が映りやすくなります。 視界に対象物以外の余計な光が入らず乱反射等を抑えて くれるので、見るものに集中できるからです。 決して目が良くなっているわけではありませんから、 その手の類似商品には、ご注意を 「眼病平癒」の御利益は、京 . . . 本文を読む

京都へいこう

2007年07月02日 08時40分29秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
夏の京都といえば納涼川床です。 鴨川の流れを聞き、東山の連なりを眺めながら食事が できる場所です。 鴨川沿いのお店に限られた京都との風物詩ですが、川床を 作って、また解体する費用もままにならないとか・・・。 昨今の伝灯も時代の流れで、店をやめてしまう名店も多く、 京都では由緒正しき料亭旅館「鮒鶴」もその一つです。 そんな華やかりし古都の歴史を受け継いで、まったく新しい 食と宴のお店ができまし . . . 本文を読む

気がつけば・・・

2007年07月01日 08時16分11秒 | 金剛院和尚のブツブツ雑記
蓮の花が、小さなつぼみを持ちました。 数ある花の中でも、その美しさに心をうたれる のは和尚一人ではないはずです。 先日88歳でお亡くなりになったお婆ちゃん・・。 一生懸命に働いて働いて、回りの方々に尽くして 尽くして、自分に足りないところは、仏さまを 拝んで拝んで・・・。 人生の最後の言葉は、「満願成就」だとか・・・。 とても頭が下がる思いです。 我欲の沼地から咲く蓮の花は、心の清らかさを . . . 本文を読む