コメント何件かいただきまして。
どうなんでしょう。
このど素人的・工学系に頭の弱いモデラー風情のもがき。
何をやりたいかというと
「動力台車の接続に対して、FM乗越バネを床上に置きたくない。」
だけであります。
その都合上、
・プラ床板なので金属ボルスタを作ると接着に頼ることになり面白くない。
・大判ボルスタを作って、ネジ止めすればいいかというと、実はあんまり寸法が其れに対応していないので「後から欲張り始めた【ぽよんぽよんサスペンション】が作れない。
・動力軸が1軸という脆弱性に対して第4軸を動軸にしたがゆえ、【結局プロペラシャフトが台車を貫通している『苦労は二軸動軸と全く同じ』】
・台車と車体の作用点を下げることに何故か面白みを感じ始めている
・もともと「次の工作・製作途中のモデル課題に対する興味本位」ってのがあるから「リアルより構造的勉強」ではある。
・元からリアルにつくろうというより「模型的加工を楽しもう」で終始している。
・妙にボスルタレスという響きが束縛し始めている。
・しょっぱなに「発想の神様」のような猛烈感性が働いたがゆえに普通モードの今、結構頭が回んない(考えすぎ)
となっております。
で、台車にダンパーを組み付けちゃいます。
あとで猛烈に後悔していますが、それは組んでみなきゃ解らなかったんですよ。
ダンパー軸の穴を開けました。
半田乗りやすいようにメッキ剥がししています。
「え?昨日のボルスタは?」
答え
「台車梁を切っちゃったことが失敗だったことが解り、やり直しています」
底板をベースに、またも精密パイプで組んでいきます。
結局、精密パイプの無駄使いですが、カッターでカットできるのがいいということです。
また、その中空軸が後から後付で考えた造作に、後修正的再加工する際に物凄く生かされているのです。(ミスカバー効果大)
被せていきます。
半田リましたワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
「このあと大航海!」
無理に半田しなくても良かったんですが、手が勝手にはんだしてました。
で、
「台車枠のネジ入らねぇ・・・」
「ばっかじゃなかろーか、ルンバ!」@野村克也
ということでネジを削って無理やり片方だけまず入れまして。
片方まだ止まっていないけど、形にしてみた。
プロペラシャフトと台車底板の縦方向隙間は3.5mm
ダンパー底板とプロペラシャフトの縦方向隙間は3mm
ダンパーが圧縮したときの同寸法は1.5mm
つまり、
高さ2.0mm~1.5mmの間に(&幅1.0cm奥行き1.5mm程度)
・車体との接合(重量負担はともかくとして車体高さ方向の接続)
・牽引力の伝達機構(車体長手方向の力の伝達)
・重量の伝達機構(車体高さ方向の荷重支え)
・回転機構(実軸だろうが仮想軸だろうが、台車の回り子機構)
・台車抜け止め(実車にはないけど、ひょいと持ち上げて台車が外れないようにしなきゃ)
を組まないとなりません。
T台車側がほぼノーストレスだった部分が一気に条件が厳しくなります。
なぁに「台車上梁をまだ残しているなら、その中心孔にボルスタ作ってネジで床上にナットかネジ出して止めれば終わりじゃん」
その通りでございます・・・・・・。
お試し発想その一
「トーションバー応用の仮想ボルスタレス台車」プラン
燐銅線です。
バネ的な作用があるマテリアルですから、コレを考えてみまショウ。
内径0.68mmのパイプを台車内工作の有効幅3mmにカットします。
燐銅線は折畳みます。
両端から突っ込んでみました。
こんなふうに曲げてみました。
ダミーである構想に従ってパイプを半田。
こう!
片側だけど。
突っ込む。
これがダンパー底板の片側だと思ってください。
パイプが台車中心点くらいにあり、そこに牽引装置となる車体長手方向との・・・T台車で言えば「台形曲げバー」のようなものに半田されると思ってください。
(あえて回り子機能はないと考える。意地で)
ぐにょっ!
反対側にも・・・ぐにょっ!
台車が燐銅線の歪みでステアするような「気」がしているんですが。
で、燐銅線だから戻る作用が・・・?
左右で4本の燐銅バネが台車をステアさせる・・・。
ボルスタレス台車でいうところの「台車上に鎮座する大きなゴム風船」の役割。
どおおおだ・・・・・・・???
・片側二本、クランク型に生やすことで、レール方向になっている部分が力動線上繋がることになり、実質牽引伝達は充分な強度。
・但し若干台車が前後にずれる動きは出る(ボルスタレス風船も同じ)
・恐らく台車は左右で平行四辺形に歪む力と闘いながら台車底板が固めてくれて模型的には歪まない
・ダンパーにはその力が猛烈にかかる(大欠点)
・燐銅線0.3mm4本の歪み力だけでステアするので多分、曲線横圧と伴う回転抵抗は大きい(ボルスタレス台車も同じ欠点を持っている)
・ダンパーに高負荷の割に燐銅線だけで恐らくクッション機能を持ってしまう(しかもトーションパー的な動きで)
欠点整理
・横圧が高いと駆動に対する粘着性能は上がるが(大出力モーターだからトルク問題なし)、同時に伴軸もがっちり抵抗が上がるので走行粘着が怪しい。(2軸駆動なら力技でどうにでもなる)
・精密パイプ内径0.35mm~0.4mmがあればガタが少ないが、手持ちにないからガタが大きすぎる。(ガタで相当のステアをしてしまう&前後ブレが大きい)
・左右ブレが燐銅線レール方向が長ければ大きくなるので高速性能では車体が安定せず上回り安定性に劣る(ヨーダンパなしのボルスタレス台車も同じ欠点・・・今回は考えなくていいような気がするが)
・燐銅線でクッションしてしまうのでダンパーの意味位が薄くなる上、ダンパーに車体高さ方向のねじれ力が猛烈にかかる(大欠点)
・車体がない、または作っても軽いからカーブの時、ステア抵抗が大きくて車輪がはじけて脱線する可能性がある。
・ダンパーが折れるなどで壊れたら修理できない。
だからダンパーに掛かる力が大きいのはあまり得策ではない。
と、いうことで「次の案に行こう」
ダンパーを作っていなきゃ、台車の左右移動制限燐銅バネ追加で結構有力だったかもしれない。
お試し発想その二
「Zリンクでフリーにした台車を後からそっと支える」プラン
結局Zリンクは大きすぎました。
Zリンク、一旦放棄を決定。
T台車で、なおかつ重量を担わない回転軸を作れば、牽引装置として部品は生かせると勉強したのでOK
次の機会に試そう。
お試し発想その三
「平行四辺形リンクを作って、EF62やDE10のような『仮想回転軸』を作る」プラン。
これはまだ作業中です。
1mm角材に穴を開け
0.5mm角材を差して半鳥居型に組んで
ダンパー軸にぶっさす。
台座を作り
ぶっさす。
工作台というか「愛で台」の完成。
あっちこっちから愛でないと、良く解らなくなっているので作りました。
0.5mmの材料を切り出し
ダンパー底板と台車底板の間に挿し入れました。
中空だったダンパー底板に加工ができます。
さぁて、何処にリンク組むかなぁ・・・
結局、DT50的ボルスタレス台車は今回パスかもしれません。
↑いや、実際リンク台車のほうが次作には生かせるんだ・・・・。
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