鉄道模型工作記録帳

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D50を修復できるかどうかわからない。3

2014-03-27 09:48:34 | 空カテゴリーB
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煙室扉くらいしかボイラの幅を決めるものがありません。
おしりに仮留めして幅を出します。

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そうした上で、平らな場所を用いて「一段上がった」ランボードをつけていきます。
上下方向は「ボイラの切掛けを信じる」だけです。

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平らな面ときちんと隙間がなければいいとしましょう。
最初の一枚位がダメだったら全部ずれていくんですが。
最初の一枚は、「ボイラの下底繋ぎ目」からノギスで測っているはずです。

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まぁ、いいんじゃないかな・・・・。

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要領同じくして、左右を半田付け。

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良いことにしておきましょう。
最初に比べたら雲泥の差です。

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こんなふうにクビレていたんですから。
よく見ると、ボイラ下底からランボードの寸法があっきらかに > となっていますね。
これじゃ、歪んで当然です。
(多分そういう理屈だ)


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筒状の機械を取り付ける前にランボードをやってしまったので、右上の四角い穴に通さねばなりません。
「給水ポンプ」ッて言うらしいです。
(蒸気については本当に。よくわかっていない)


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実はこのようにひん曲がって無理やり取り付けられていました。

これは流石に取り替え対象です。

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同じ形の「給水ポンプ」が安達製作所から出ておりました。
あ、よく巷ではニワモデル・ニワロックスのパーツや金岡工房のパーツなどが蒸気機関車に良いらしいですが、どちらも仕入れができなかったり、まだ導入前なんで「とりあえず似ているからこれでいいか」で済ませます。

別に特に格好悪いようには感じません。
「TMSを飾る歴代諸先輩の豪華絢爛入魂「すごい情熱結実!」作品」には到底及びませんので。
「SLってなに?」ってお客様に聞く情けない店主のものですから、どうかお許し下さい。

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流石に、保存蒸気機関車だけは結構見ているんで、こんなに曲がっているのは考えもつきません。
きっと製品のために辻褄合わせで曲げたんでしょう。

こういう曲がりが「なんかグダグダ感」を醸し出していたんだと思います。


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しかし入らない!!!!

これは大きく穴をカットするしかないようです。
本物だってもう少しおおきおに違いない。
ソウだ。そうに違いない。

と無理やり納得させるためにはこの作業は後回しです。

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ケガイては置きました。
糸鋸でカットしましょう。
出来るかどうかわからないし、何本糸鋸を折るかわかりませんけど。

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妻板も磨いておきます。
運転手側窓は旋回窓を入れるためか、一旦、普通の板で塞がれておいた上で、穴がアキます。
お客さんに「こんな小さな旋回窓製品あったかな?」と言われてしまいましたが、
最悪はNゲージパーツを使えばいいと開き直ります。

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お客さんの勧めで、「まずはキャブの前板をボイラに貼ると、工作しやすいぞ。」
と助言を受けまして、

「え、キャブって、完全組み付けしてから、ボイラにかぶせるんじゃないの?」と思っていたんですが、
こちらのほうが寸法が出るそうです。

あとでその意味がよくわかりました。
これはNとは違う工作法ですね。

そのために、一生懸命内側に丸まろうとするボイラを広げます。

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はんだしました。

で、ボイラの後端はモーターを、元の巨大な開放型棒モーターを「なんらかの」小さなものにするため、夫妻でも良いと判断し、
ウィストジャパン社のD51用バックプレートをそのマンマ取り付けます。

ボイラ寸法が違いますので、ちょっとはみ出しますが「気にしないでそのまま取り付けます」
ええ、こう言う所が出鱈目です。

ぱっと見、格好良ければいいのです。

細かいことはご指摘ご勘弁ください。

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なだらかに半田を盛ってごまかします。
それにしてもスンゴイ一体ロストでありますね。

SLモデルがロストパーツブームになった気がよく解ります。
一個1600円位です。
高級ワンポイントですね。

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これにより、ボイラの外形がしっかりしましたので、最期のランボードを取り付けます。
水平が出ていればいい&キャブ妻板にきちんと取り付けられればいいので、このように挟んでいくだけで、自然と位置が決まります。

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トンデモナイ角度で曲がっていた、最悪のランボードは、これでスッキリしました。

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作業前。
解りますか?
ボイラ側が落ち窪んでいたんです。
表面は配管でまっすぐに見えるだけ&色が残って影に見えるだけで、30度位の角度でボイラ側に落ちて半田付けされていたんです。



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ランボードは組み上がりました。
特に削るまでもなく、一直線になります。

やっぱり部品の精度は良いようです。
組み立てがとかく、良くなかったようです。
勿体無い製品です。

と言っても、量産品でここまで慎重にするわけに行かないでしょうから、「大量制作用位置決め治具」がラフだったのかもしれません。

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これは、キャブの床板です。
フレームとつなぐ大切な部品ですが、その肝心の繋ぎ目板が、後日ユーザーで再生されています。
これが結構ラフな作りで、作りなおさないと格好が悪いものでした。

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穴が明らかに曲がっています。
ラフな組み立てで、傾いていたのかと思います。
それをこのパーツで無理やりまっすぐに直したと、思われます。

ただ、全体によじれていましたから、ボイラ車体はおそらく「どこにも中心が出ていない不安定な適当なところでの」角度で留まっていたと思われます。

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頑固な塗装、はんだボテ。

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はんだを吸い取っていきます。

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まだ使えません。

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裏も汚いままで、これでははんだも乗りません。
左だけ磨いた状態。
ひたすら、磨いて磨いて・・・・

これがジャンク品再生には手間がかかるところです。
この部品磨きと歪み矯正を手間と考えなければ、ジャンク再生は色々できるでしょう。

それだけ安いんですが、普通に考えて、ジャンク品は新品キットの1/4以下の価値くらいで入手できないと、相当な大変さをカバーしきれないような・・・(しかも部品の新たな調達は結構ありえますので、安く買ったつもりが、新品キットより高くなった。なんて笑えない事実が結構あります)


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キャブ板の高さを

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左右で測ると、気持ち良いくらい全く同じ寸法が出ました。

結構頑張ってますよね。
自分。

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5mmの板を切出して、このように曲げます。

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こうやって・・・

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載せます。

これで位置決め完了にしちゃいます。

「セオリーってなんですか」

正直、ボイラが傾いていたら全部おじゃんなんです。
多分、普通の組み方じゃない。

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はんだします。

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結果的に、これでランボードと水平がとれているんだから、世の中舐めてます。

多分、いろいろな偶然です。

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1mm角洋白線でランボードの縁を作ります。
お客さんには「1mm板をランボード裏に大きな幅でビシッと貼るといい」
と助言を受けていましたが、洋白でやりたかったんで、結局角棒にしました。

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付けました。

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まだ繋いだままの部分もあります。

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比較的真っ直ぐですね。

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最初に比べれば雲泥の差です・・・。

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ちょっと一箇所微妙によれてしまっていますが、裾は合ってます。


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この時と比べれば・・・・。

あー、大きく凹んだところと同じ所がよれてますね。



お客様作品集。

2014-03-23 12:52:21 | 空カテゴリーB
お客さんの作品集。

銀河モデル鉄コレ用とされている釣り手をバスコレクションに取付。
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それだけで雰囲気が出て中々格好良いですね
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マスターピースの動力を組み込んでみたお客さん。

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走行は
「雄ねじメモリで固定していてもだんだん加速する」とのこと。
滑走がデキます。
パワーはほぼメーカー推奨より低いと見られ、単車と考えたほうが良さそうです。
ウォームに依るトマリもないため。ひょっとしたら客車用ユーレイにかなり良いかもしれませんよ。


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お客さんの札幌市電雪1型のフルスクラッチ。

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完全自作のクールなスタイリングです。

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恐れ入りました。

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スクラッチ魂ここに!

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ボヒダス 木造ワムを工作車に仕上げた作品。

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珊瑚模型のヘッドライトとハイキューパーツのLED
カトーのDD51とトレジャータウンの各パーツで仕上げた事故復旧機716号。

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通常の三つ目とかなり雰囲気が違いますね。



お客様、様々な作品を拝見させていただきありがとうございます。


NDC前面再生産出来ました。

2014-03-23 00:21:10 | 空カテゴリーB


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再生産三回目です。
今回の製造数は25です。

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ホワイトメタル製前面2個と

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スカート、排煙管パーツ、幌枠、渡り板、ホイッスルカバー、雨とい、前面窓ガラスカット定規、模擬ホイッスルが2両分含まれています。

おねだんは今回は4000円です。
再生産のたびに安価になったり高くなったりしていますが、今回はこのお値段で仕上がりました。


キハ08-1作成 完成未定。1

2013-10-22 02:47:32 | 空カテゴリーB
ちょっとだけ、手を動かしてみたいとおもいます。
最近「口だけモデラー」でどうもインチキ野郎化している気がします。

たまたま、お客さんがキハ08や09を4人ばかり同じ着工していることを感じ、羨ましくなり着工。
普通に組んでも、お客さんと同じでは面白く無いので、手持ちのキハ08-3キットをキハ08-1にしてみようかと。

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0.4mmの板を34.5mmにカット。

右にあるのは長年暖めていたキハ08-3の前面ですが、実物見た時にイメージの違いを感じていたものです。

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ほぼピッタリ シャーリング出来ました。

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ほぼ適当にザックリカット。

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断面を卦書いて、2枚を半田します。

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重ねあわせて半田しています。

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シャーリングで大方カット。

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ほぼ大方カットしました。

このシャーリング、オークションで買った中国製で、かなり前に買ったものです。
安価だったんですが・・・。

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耐水ペーパーでカーブを仕上げます。


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ピッタリ合致しました。

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写真を取り込み
あ、キハ08-3は後年加悦に来てから前面が腐ったのか国鉄末期に腐ったのか、窓まわりが補強されています。

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いろいろな数値ですが・・・

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罫書きを色々考えていきます。

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これが1号車の窓の大きさです。
キハ08 2-3 キハ09 1~5はキハ20と同じガラスですが
キハ40-1とキクハ45-2.3はキハ10と同じガラスでからですね。


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これが罫書き図面です。

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重ねあわせるとあることが解りました。
貫通扉は完全合致。

ただ、手すり位置とテールライトと窓が異なります。

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どうも、正面窓とテールライトが一段同じ寸法で下方にずれているようなのです。
その距離、恐らく、車体が高くなった分。
ミニスカート分が採寸ずれてプレスされていると想像。
キハ08と09が車体がエンジンの床下高さを稼ぐために50mm嵩上げされている分、ミニスカートが付いているのです。
そこでなぜか影響したと考えます。

しかも逆寸法に。
つまりミニスカート分の2倍下にずれているようです。

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罫書き紙を貼りあわせます。
個人的には前面イメージ格段に向上。
ただ、車体もズレていたら全て水泡に化してバランスを壊すだけになりますね。

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こうやってズラしておいてみると、窓とテールライトが合致しますでしょ?
そしてこのキットにはミニスカートは完全に亡失されているんで、作りなおす際はミニスカートを取り付けるのは言うまでもありません。


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ミニスカートがよく分かる写真。
そして、テールライトが思った以上に車体上方にありますね。
模型ばかり見ているとわからなくなるのですが。

少なくとも貫通路下辺とテールライト中心が一致していることはないのです。

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ポンチウチます。

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強く叩きすぎました。

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ここまで夢中タイムでした。
バローベ4/0の糸鋸刃でカットしました。
糸鋸なんて自分には珍しい作業ですので。


迷えるモデラーさんお助けシリーズ8

2013-09-23 00:08:50 | 空カテゴリーB
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本日はNのお客さんです。

このカプラーに動作可能なマグマティックカプラーを取り付けます。

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二軸貨車にマグマティックカプラーS短を取り付けるの巻。
KATO28-150を利用します。

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元の状態です。

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丁度、「大」って見えるモールドの上部分

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ポンチをウチます。

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0.7mmで開けます。

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1.0タップがなかったので、1.2タップを半切りで対処します。


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ネジはエコーモデルの1.0×4です。

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ピッタリですね。

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長谷川チゼルで内部をかなり削り、カプラーが自由に首をふるようにします。

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このように削ります。
最後リューターでゴリッと。

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カプラーバネを調達し、そのまま差し入れます。

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出来ました。

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完了です。

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弊社のキットに一応指定しているマグマティック903とも連結可能ですね。
お値段が安価なのがポイントです。

完成です。
結構楽でしたね!


本日の持ち込み相談品。

2013-09-19 00:34:57 | 空カテゴリーB
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しなのマイクロ製キハユニ26が持ち込まれました。

最終的には手を下しておりません。
ですから助言だけとナリます。

フジモデル製に極めて似ているのですが
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部品のこと如くがプレス製です。
ベンチレータもプレス打ぬき。

ある意味非常に贅沢な仕様です。

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窓まわりもプレス。
別部品のほうが今となってはいいですね。


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前面が放送ケーブルカップラまでプレス。
ちょっとびっくり。
てかケーブルカップラの部分は断裂が起きていました。
それほどまで全てプレス。

ただ、テールライトの位置が根本的にミスっており・・・・
これではキハ22の場所であるとともに、全体が丸すぎる。



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幌枠がごつすぎるところがいかんともしがたい。


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テールライトはフジモデルの

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穴埋めブッシュDで埋めて移動すればよろしいということですね。

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あと、お面をつけると2mmほど長い&前面が0.5mm程度巾が広いので
長さを削ってカットすることで面を合わせ全長を合わせると良いでしょう。

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部品類はドロップです。
今では作れないような工法が多く残っています。
でもそれが当時の普及製作法と言えますね。

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ん?ナンカ変だ。
いや、この形式共通だから変とかではなく・・・

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オ ブ ションパーツ・・・。(苦笑


苗穂工場出場のDL/ディーゼル機関車の必須アイテム。

2013-09-15 02:43:58 | 空カテゴリーB
苗穂工場で検査を受けると、DLのボンネットファンの上にくるくる回る何かが付いております。

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これ。
なんですよ。

三つ葉くるくる。

よく見るとおわかりですが、ワッシャを溶接しただけのものなんですよ。

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その寸法でございます。

近くで見るといがいと・・・単純なものであることが解ります。

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過去にはこんな特徴的なクルクルを付けていたものがあったのですが、無くなってしまいました。



迷えるモデラーさんお助けシリーズ7

2013-09-14 00:59:55 | 空カテゴリーB
C12ですが
「ここだけやってほしい」ということで、煙室扉の手すりを作りました。
やえもんデザインのハンドレールナブで加工しています。
Nサイズの方が好適でした。
0.3mm洋白線を曲げて取り付けます。
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老眼との戦い。

まずまずのデキかな?

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元の姿。

だんだん別物になってきました。


迷えるモデラーさんお助けシリーズ6

2013-09-05 01:39:41 | 空カテゴリーB


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カツミの90年代のED75です。
何故かジャンクの2台の車体を3分割にして、つなぎ合わせるという作業。
カツミにも保守部品がないというので、已む得ずこのようなことに。

前面がダメになったカツミのED75と 側面がダメになったカツミのED75 のニコイチです。





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WAVEのやすりほう台2のような治具で

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削って

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接合したの巻。
もとに戻ったというだけなんですが。

このあとはまたユーザーさんが加工します。


次。

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ジャンクのキハ45(09)

お家では家族の目があってバラせないというので
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磨いてはありますが、かなりお疲れの半田姿。

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おやおや。

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あれあれま。

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ばらしてあげます。

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あっという間にバレる

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どんどんバレる。

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メタルのベンチレーターは諦めてもらいます。

なにか車体上部見える擦り付けた後はメタルの溶けた跡です。

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半田吸いとりポンプで


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メタルの元ベンチレーターを吸っちゃいます。

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ばらばらになりました。

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交換部品をご購入頂きました。
谷川用の補修部品はエコーモデル製品が活用できますね。
窓枠はモデルワム製です。
実際、谷川製作所系のキットのようなので(KSやシナノマイクロのものともまた違うキットのようです。)普段はKSにあまり利用しにくい製品のものですが合致しました。

あとの半田取りや歪みの発生した部分はユーザーさんでお直しいただきます。




迷えるモデラーさんお助けシリーズ5

2013-08-25 23:14:38 | 空カテゴリーB
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お客様が、前回のC12を剥離してきてくれました。
思った以上に良コンディションでお互いで苦笑です。

見た限りの状態では
「半田付けは上質」
「煙突が何故か後退」
「各部に左右のずれた半田が結構あり、面的にたわんだ部品もある」
「表現は昔っぽいけどボイラがテーパー付きなど、素材は良好」

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「何故か煙室扉の取り付けがお粗末」
という感じです。

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砂巻き管がプアだとか、色んな所は気になりますけれども、まずは着工です。

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エッチングの雨といはもう少し立体的にしたほうが格好良さそうですが、お客様施工に致します。

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「やり過ぎない」「品よく行く」
でも素材はなかなかよいものです。


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シリンダブロックに手を入れます。
雰囲気重視ということで、余りにものっぺらの状態はさすがに苦しいので、フライスで「かつ」く削って面を出します。


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実物とは異なりますが、アダチのc57シリンダブロックを貼り付けていこうということになりました。


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多少なりとも雰囲気が出るはずです。



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中も面を出し直してから、被せます。



「ホワイトメタルに半田します」
あいかわらずですが、無鉄砲な施工です。
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えいや!

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出来ました。

4箇所同じように遣ります。

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で、上面はフライスで削ってまっ平らにします。
(写真無し)

煙室扉は真剣に。
ボイラ変形を直して騙しつつ
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ヘッドライトもスパイクモデルのLP42を取り付けて、ご希望通り点灯対策をします。

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もうちょっとちょっと前に取り付けたいのですが、点灯パイプの関係でコレが安全値でした。
余計な歪んだ穴を埋めて開け直し、ヘッドライト装着。
無論、煙突も正しい位置に修正しています。

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後は磨くのみ。

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飛び出しステイも取り付けるべきだったでしょうか。
また相談の後考えます。

煙室扉は割とよく取り付けられました。

直径が異なっていたので下のほうでごまかしているのですが・・・。

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シリンダブロックは都合1mm上っ面を削ったので、ライナーを入れて継ぎ目も表現します。
蝶番付けるまではやりませんでした。
ライナーは固定せず、挟めて半固定にしておきます。
妻面はもとのままですのでちょっと粗がアリますね。
コレは協議の末です。
ちょっと期待できそうな素地になったし、この素地を見てお客さんもディテールアップに意欲が湧いてくたということです。

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これが来た姿。
特に前面周りがプアプアだったので、相当、よくなってきました。
お客さんの施工部分も相当ファイトが湧いてきていただいたようです。

各線材を一弾補足したり、イロンナことをやる部分がありますね。




迷えるモデラーさんお助けシリーズ4

2013-08-18 22:53:51 | 空カテゴリーB
本日の患物です。

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お客さんのオークションから直行できたこの品。
HOスケールのC12で,かなり古いもののようです。

「動かない」
というお題です。

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既にゴムチューブははじけ飛んでおりました。

ソートー古いですよ?これ?

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あとで判ったことですが、50年積んでいたモーターとさよならします。
50年前の製品だったようなんです。


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ロッドがグッチャグチャです。

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ロッド関係ひん曲がりまくりです。

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外します。

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正しいと思われる姿に修正します。
シリンダーブロックがホワイトメタルの「四角い塊」
なんだこれは?

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まだ渋い。

とりあえず全部外しましょう。
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軸関係が完全に錆びていたので磨きます。

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完全分解までしませんが、まずは軸磨きをしましょう。

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まずまず転がるようになりました。


絶縁側集電が実に半田こってりだったので取り去ります。

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ダイナミックでしょ?

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新しい集電板をこしらえます。

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燐銅板にナットをおいて、ペースト半田を置きます。

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半田付け。

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どうですかね。
穴開けるだけより強くなります。

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1.4の太さのネジをウチます。

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こんな感じで組んで調整可能にしておきます。

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モーターはお客さんの希望でエンドウ・キャノンのCN16片軸強力型です。
従軸車輪はご希望によりプレートからアダチのスポークに交換しました。

結構大きなモーターです。

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エンドウのCN16用座金を加工して

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取付加工を施します。

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大きなモータとなります。

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まずまずの走りです。
本当はもって丁寧に各部を研磨したり手をかけたいですが、加工賃がバカにならないくらいになります。

連結はモデルワムのシリコンチューブです。

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で、どーもこれは昭和32年の鉄道模型社製品のようですよ?

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松本さんの著書にもない、古いもので松本さんの「鉄道模型考古学」でも後年製品の「みどりや」製品で文章のみで判定していくことになりました。

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あきらかにみどりやのものよりディテールがプアでした。

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文書からどうも、鉄道模型社のようです。


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決定づけたこの文章。
「側面のディテールがまるっきり表現されていない」
あ、決まった。
鉄道模型社製品だ!

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昭和37年製造のものだったようです。

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どこまで復元できるか。
お客さんと共に進めていきます。

これは相当なもんですが、何分、お客様所有ですのでお客様の判断が全て優先されます。

剥離と半田の修正、全体の歪み取り、後ろ従台車の左右振れない設計部分の修正、足回りのメッキや黒染めなどはしたいところですね・・・。
自分の裁量なら。



迷えるモデラーさんお助けシリーズ3

2013-08-08 22:56:07 | 空カテゴリーB
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昨日の続きで。
8500型もモーターライズ化。

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材料は簡便にエバグリの177だけであえて作っていきます。


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立ち作業。
相変わらず。
レジ台工作。

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レジ台とは思えない、ええ、トンデモナイお店です。


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M101t同じ構造では高さが高すぎてコレじゃない感。
低めなきゃ。


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梁を全部上にしよう。


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改造変更したあと。


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まだまだモデラーとしてはありえない(腰高加減)ことになったのでもっと考えよう。

結局、フレームを一部薄く作りなおしたんですけどね。

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排障器は177をつないでネジ止め。
ネジ穴が活きました。



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できた。

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ここまで下がればもういいや。
車輪を日光の車輪に取り替えても良かったんだけど、大きな車輪が逆にプラレール的チャームポイントであるのと、お金かかるからやめました。

工作原料費なんやかんやで結構高級玩具になってしまいました。

次はササラ電車。
HMEフリーマーケットに間に合うかしら。


迷えるモデラーさんお助けシリーズ2

2013-08-07 22:17:15 | 空カテゴリーB
前に一度相談を受けていたもの。

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札幌市交通局が発売しているプルバック電車をHOで走らせる加工。
いつもながらレジ台で工作です。

早くホンマモンの工作テーブル整備が望まれるところです・・・。

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電気ドリルで

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ハトメを削りきります。

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ごりごりごり。

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バラし終わり。

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取り外したプルバックモーター。
もういりません。

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軸距離35mmギアを取り付ければいいんですが、インサイドが本当は付けたいけど・・・。

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とりあえず、はとめに1.7mmで穴をほじくる。
(あとであんまり意味はなくなる。)

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タップも建てた。
(やっぱりあまり意味はなくなる)

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油さしながらタップ立てる。
(くどいようだが意味はなくなる)

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加工終了。

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安直に花園&天賞堂のwb35を使う。

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プラ棒を

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組んでく。
原寸合わせ。


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こんな感じ。

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完成とな?

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楽ちんだぞ?

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ネジがなくとも「はまって」終わりだぞ?

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びゅーーーーーーーーーーーん!

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おわりだぞ!

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完成だぞ!

60分で出来たぞ!

おわり。

つまらないすぎるからインサイドで作りたいぞ?


トロリーライン社よりHO客車向け台車発売

2013-08-05 20:44:34 | 空カテゴリーB


うちの店とほぼ同時に始業された札幌の鉄道模型メーカー「トロリーライン」さんの製品がぼちぼち出始めているようなんですが、
今日はHO客車用台車を拜見。

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こちらがそれです。
HO製品では案外?なかった「TR40系」の台車だそうです。
確かにTR47でNもHOも代用していたようなものですね。

基本構造は、燐動板エッチングのバネ性のあるフレームに、ホワイトメタルの台車枠を取り付けるもので、
更にオプションでカツミの軸受メタルを装備するというものです。
お値段は税別4500円
日光エンドウのダイカストよりはお値段がかさむものですが

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この枕バネ周辺の立体感は素晴らしいものがありますね。

日光エンドウの見慣れた構造と一部異なる3点支持作動部分も興味深いものです。


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見る限りかなり枕梁貼り表現には気を使っていることが解ります。

メインフレームは燐銅を使うことでバネ的強度を利用していることが解ります。

ボスルタ部が日光のそれと同じく細いので、そこがチョット折れ曲がって輪抜けの可能性は否定出来ませんが、ワッシャーでも半田付けしましょうyか。

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裏返す。
ブレーキシューは実に巧みな構成で車輪と避けられており、極めてファインに見える奥まったシューが特徴であります。

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支持動揺は適度なものを持っています。

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早速当店にもサンプルが入荷。
まだ本入荷はまだですが、触りに来てください。
台車枕バネ周辺の構造は従来金属台車とはかなり考え方が異なるものです。

基本形式のTR40(スハ42など)のほか、TR40D(マロネ41など)ほか全6種のTR40台車を発売するそうです。
先行販売はトロリーライン本社カウンターで販売中でした。
残念ながら当面、TR40系6種のみだそうです。

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フジモデルより再生産なったマロネ41に如何でございましょうか。

このほか秋に向けて
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札幌市電a1200型塗装済みHO製品を30000円程度のお値段でリリース予定だそうです。

北海道には現在鉄道模型メーカが4社となっています。




コキ50000のエアタンクを塗装用リザーブタンクに改造する。2

2013-07-29 22:00:15 | 空カテゴリーB
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部品を買って来ました。
圧力計とか逆止弁とか分岐とか作りたかったんですが、今回は省略。
ドレンコックは設置台を作ってからにします。

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中は綺麗な状態です。
流石です。

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径の変更を掛ける金具を・・・


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パイレンでグリグリと。

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コックを付けました。
こっちは小さめです。

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ワンタッチソケットを取付。
メスだからコックは不要といえば不要ですが・・・。

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反対側も。こっちは系が違うものだったので似た用途ですがチョットDIY在庫状況で異なる形になります。

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弁が歪まないように・・・。

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やはり完成した状態。

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出来ました。
まだ足がないので一人では移動ができません。
足を作って、ドレン弁も付けたいのです。

解体で渦巻き塵取りももらってくるんだった。

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現有のタンクと並べてみる。
容量は6倍になります。

持ちコンプレッサーは1.2馬力なので、大きすぎますけどね。