鉄道模型工作記録帳

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http://blog.goo.ne.jp/modelicon

迷えるモデラーさんお助けシリーズ8

2013-09-23 00:08:50 | 空カテゴリーB
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本日はNのお客さんです。

このカプラーに動作可能なマグマティックカプラーを取り付けます。

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二軸貨車にマグマティックカプラーS短を取り付けるの巻。
KATO28-150を利用します。

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元の状態です。

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丁度、「大」って見えるモールドの上部分

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ポンチをウチます。

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0.7mmで開けます。

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1.0タップがなかったので、1.2タップを半切りで対処します。


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ネジはエコーモデルの1.0×4です。

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ピッタリですね。

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長谷川チゼルで内部をかなり削り、カプラーが自由に首をふるようにします。

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このように削ります。
最後リューターでゴリッと。

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カプラーバネを調達し、そのまま差し入れます。

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出来ました。

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完了です。

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弊社のキットに一応指定しているマグマティック903とも連結可能ですね。
お値段が安価なのがポイントです。

完成です。
結構楽でしたね!


本日の持ち込み相談品。

2013-09-19 00:34:57 | 空カテゴリーB
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しなのマイクロ製キハユニ26が持ち込まれました。

最終的には手を下しておりません。
ですから助言だけとナリます。

フジモデル製に極めて似ているのですが
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部品のこと如くがプレス製です。
ベンチレータもプレス打ぬき。

ある意味非常に贅沢な仕様です。

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窓まわりもプレス。
別部品のほうが今となってはいいですね。


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前面が放送ケーブルカップラまでプレス。
ちょっとびっくり。
てかケーブルカップラの部分は断裂が起きていました。
それほどまで全てプレス。

ただ、テールライトの位置が根本的にミスっており・・・・
これではキハ22の場所であるとともに、全体が丸すぎる。



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幌枠がごつすぎるところがいかんともしがたい。


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テールライトはフジモデルの

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穴埋めブッシュDで埋めて移動すればよろしいということですね。

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あと、お面をつけると2mmほど長い&前面が0.5mm程度巾が広いので
長さを削ってカットすることで面を合わせ全長を合わせると良いでしょう。

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部品類はドロップです。
今では作れないような工法が多く残っています。
でもそれが当時の普及製作法と言えますね。

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ん?ナンカ変だ。
いや、この形式共通だから変とかではなく・・・

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オ ブ ションパーツ・・・。(苦笑


深川のD51-312

2013-09-18 01:21:55 | 北海道廃車体めぐりレポ
滝川と違い、ロケーションが厳しい上にカメラの操作を誤ってろくでもないことになっています。
それでも、だんだんSL部品が見えてきた・・・かな?

D51_312深川_003.jpg
ステップは今のところ、原則このカタチ。

D51_312深川_005.jpg
なんというんでしょうか。
シリンダヘッド後ろの、細い銅管を分配する箱が297とかなり異なります。
こちらは箱のなかに収められているようで、297は箱から出してランボード上に展開していましたね。

D51_312深川_006.jpg
うわ。ぼけてる。

ただ、空気作用管は左方面にドレン勾配があるようにどれにも思えます。
模型化するときにこれって歪みに見えるんだろうけど・・・。

D51_312深川_007.jpg
砂撒き管は二本目、ランボード下で左に急カーブ切っているのも共通ですね。

D51_312深川_008.jpg
この辺りまでは297と対して変わらないように思えます。

D51_312深川_009.jpg
給水ポンプ以降は297とかなり様子が異なる・・・。
こちらのほうがかなりシンプルです。

D51_312深川_024.jpg
この辺りの取り回しも297とほぼ同じ。


D51_312深川_023.jpg
キャブの庇部分が異なりまして、縁がありませんで屋根鉄板の厚みそのままです。
また、こちらはHゴム化されておらず裏からの抑え板固定です。
どちらかと言うと此方のほうがシンプルな作りなのかもしれません。



D51_312深川_019.jpg
ヘッドライトが150w・・・?
やや長く小さいようです。

ハンドレールなどが曲がっているのはデフと同じく保存後の雪害と思われます。

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曲がりが激しいですが、屋根が薄っぺらく感じるのは297と異なる部分です。
ただ、キャブ雨樋はめくれて裏返って潰れたような感じ。
もとは雨樋になっていたと思われます。
キャブ吊りのフック掛けは割と弱いものが付いています。
4点引き上げですね。


D51_297滝川_127.jpg
297では窓付近のキャブ縦Rが角くなっていましたが312はマルイまま。
旋回窓はもとの窓より幅が広いようで、それを旋回窓に幅以上に窓枠を広げた(そしてキャブ隅柱も改造した)のが297.関係なくハメたのが312のようです。
微妙な違いですね。
逆転棒の下の部品のカバーがこちらはないんですね。



D51_312深川_012.jpg
いやぁ、ひどい写真ばかり。
よく見ると泥溜のカタチが下方円錐ではありませんね。


D51_312深川_011.jpg
撮影設定が酷いのでマトモにピンがあっているのはこういったものばかり。

保存後の曲がりの補正してみていけば大体判読できますが・・・
キャブ下のカバーが297と異なりますが、どうもこれ、モーターか発電機があるようなんで電気的な部品のようです。
そういえば、297では複雑な形のものでしたね。


D51_312深川_017.jpg
何カットかしかシャープではありません。
それも割りと変化のない部分・・・。


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どうもパッとしないカットばかり。

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本当に酷いね。
でもわかるといえば解る。
ついでに電気配管297とは異なる方向からでていますね。
助手席側下からでています。

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配管は台枠下を通じていたようです。
しかし、酷い写真。

参考になるか微妙ですが、これでも結構役立ったのだから、模型的には使えます。


滝川のD51-297

2013-09-17 23:34:31 | 北海道廃車体めぐりレポ


最近蒸気機関車の質問および部品関係の調達が増えてきているにもかかわらず、実は余り解らないということを解決することになっているというものであります。

滝川のD51-297

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パッと見ためには当たり前っぽい北海道仕様です。
でもその「当たり前」ってデフと密閉キャブを見ただけのことであり、実はよく知りません。

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ちょっとコッチサイドは撮影良くないです。



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ダイナモはこれ、大小2つあるのかな・・・?
手前の物は配管が逆サイドに回っています。


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その配管は運転手席側に。
ATSでありましょう。

D51_297滝川_073.jpg
前のD51-47にはなかった、助手席側サイドにもスピードメーター系らしき?軸速度を採る部品が見えます。


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ランボードまでは太く斜めに立ち上がっていますが、ランボードに外付けされた小さな箱に入ると、極端に細くなってヘロヘロと上に巻き上がっています。

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根本はこれです。
実に細いリンクで回転数を採り入れているのが解ります。

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物凄い細いケーブルとひ弱なステイで助手席に入っていっています。


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まるで途中で消えているがごとく、細くなっています。

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極めつけは、このかなりいい加減に助手席から伸びた細い鉄帯腕で引っ張っている。
しかもよく見ると、助手席側妻板ドアのマドがHゴムに。


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コレなら見えやすいかな?


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反対サイドで下を覗くと、運転手側側面のテンダー配管が二本、台車間に伸びているのはATS車上子を往復する配管でした。

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途中まで中位の配管がATSとして台車間にはいり、細い管はエンドまで来て標識灯類の配電線になっているようです。

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テンダー前端。
右から
ATS車上子後位側配管
ATS車上子前位側配管
左のパイプは電気系に見えますが、写真真中のコックから漏れ水があるらしく、その受けてソトに逃がす漏斗です。

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テンダー前部上
ATS配管はテンダーの石炭側に消えています。

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よく見ると、標識灯配管はボイラ側に渡されています。
コンプレッサーに繋がる太い配管二本を縫ってこの写真では見えないようになっていますね。
太い二本はコンプレッサー系に入っていますので空気系の配管が台枠中、シリンダーなどに向かっているのでしょう。

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標識灯配管は真ん中の複雑な機械に入っていました。

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泥溜周辺は割とシンプルです。

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右から発電機とコンプレッサーを結ぶ配管
発電機からキャブに向かう配管
太く真っ直ぐなものは左端で一度クランクを経てボイラ前側に伸びる。
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クランク部。

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そうして「コブ」に入る。
砂蒔きレバー?

この全体斜めから見ると、ランボードの凸になっているところに外付けで這っている配管が随分目立ちます。
D51_297滝川_064.jpg
これ。
結構な存在感です。
今日の過去の写真を遡るとテンダー台枠から出てきた配管の一本ですから空気系ですね。
この写真でも分岐してコンプにぶっ刺さっています。

存在感ありすぎな配管です。
D51-47にも同じように這っていますので、今まで気が付かなかっただけなのでしょう。


D51_297滝川_100.jpg
運転台真下って凄まじいですよね・・・。

D51_297滝川_099.jpg
コンプレッサーから一部赤銅色の配管を見ていきます。
手前に伸びてますね。

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タンクを這っています。

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折り返して2つ上の写真でまた折り返してエアタンクに入っています。

では、もう一端は?

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助手席サイドの方にボイラ下を渡っています。

代わりにもう一本戻ってきていますね。
※想像:助手席側タンクに入って戻ってくるんだろうな・・・。


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で、助手席側タンクです。
タンクに入るのではなく、サイドを這って行きます。


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タンクからはまた、運転台側に行きますから、ほぼビンゴでしょう。
縦に走る管はコブから出ている砂撒き管のようです。

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はい、ビンゴでした。

ただ、この辺り、ドレン弁がありませんね。
水抜きはタンクでやっていたのかな?

地味にこの3枚では給水ポンプからデフの上、給水温め器に向かう配水管が捉えられています。
というか、この給水温め器に行く配管、デフ裏ではボイラケーシングをガッツリ食い入って縦に伸びているんですね。


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給水系が温め器に入ります。
一番太いもので10cm管ですね・・・。
てかこんなにガッツリとケーシングに食い入っているとは気が付きませんでした。

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却って見難い図

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温め器とはボイラの中に行く配管ももちろんありますね。
真ん中左やや上のコックを通じて入っています。

3枚上のデフ裏を写した写真にあるカバーの中でかなり分岐しているようですね。

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そうやって見ていくと、だんだん何がなんだかわかってきます。

砂・高圧空気・低圧空気・水・電気・オイル・蒸気
この系統が見えればいいんですね???

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こちらが給水ポンプですから、左に伸びる缶は水だと?
給水ポンプ真ん中上から出る缶はどこに?

D51_297滝川_078.jpg
凸方に上がって、・・・ドコに?

下の配管は途中でフィルタが挟まっているのでテンダからの生水給水でしょうから・・・。

D51_297滝川_073.jpg
ボイラに入って・・・?いるのかな?
給水温め器には上から出て凸を突き抜けて右に行っているのでいいんですが。

あ、ちょっと追いかけられないや。
課題発見。


D51_297滝川_077.jpg
給水元に向かう。
しまった、真正面からでは追いかけられない。

給水系がわからないので、別にとった写真を探して当て込んでみようと思いましたが

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D51-312では全然周辺の形が違う・・・。
出る入るは同じなんだろうけど這わせ方があまりに違うからわからない・・・。
そもそもキャブから降りている管の本数が一見違う。
二本降りてきている。
297のもう一本はドコに?
凍結防止の布巻いているから水か蒸気なんだろうとは想像できます。



給水の分配器らしきものを312ではキャブ裾直付で、297は足をつけてグッと下げているんですね。
ちょっと話が戻りますが、助手席側スピード計測器がこちらのマシンには微塵もありません。
そもそも布巻いていません。


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精々撮ったこの角度でみると、
ストレートにテンダに行っているようです。

D51_297滝川_0190.jpg
給水はなんとか判った。
その取り巻きに居る管たちはなんだろう・・・・?
一本は助手席から降りてきて、テンダに向かっていますね。
どまんなかの変な楕円形の継ぎ手を通じて右の火床下、そして従台車真上を通って降りていく配管が何なんだろう。
さっき見た「キャブから足を生やして継ぎ手している管」です。
2つ上の真正面写真ではグルっと回って助手席に立ち上がっていると思ったら、ぜんぜん違うようです。
蒸気かな?
真ん中の二本の太管の右は水。
左のキャブ内に引きこまれているテープを巻かれた管は蒸気だと思うのです。

D51_297滝川_029.jpg
わ・・・わからん・・・。
けど、恐らく上の推理の蒸気管はあっていると思う。

D51_297滝川_026.jpg
あ。
避けてまた奥に行っている。
右上から真ん中降りて奥に行っているのが「足の生えた管」です。

配管は可能だけど、空気なのか水なのか?蒸気なのか。

水だと思うんだけどなぁ・・・。
あ。
SG用蒸気にする給水管か?
それなら弁ハンドル棒らしきものがキャブに向かっているのが半分理解できる。
奥に行ったと思われる管の反対側の写真をまさぐると

D51_297滝川_0480.jpg
着てた。
テンダに向かっている。

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そしてさっき見た運転手側の太い二本のうちの奥のものだと解る。
そうなれば・・・水か。
運転手側でテンダから引き込まれて、キャブ下通って、助手席でバルブされ、従台車の上を通じて降りて、ボイラ方面に消えていく・・・。

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第4動輪直後で消えていくこの配管。
ポンプと今のところ繋がっていないが、どうやって水が進んでいるんだ?

で、岩見沢の写真を曳き釣りだしてみる。
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なんか・・・すごく簡単に床下から這いまわってランボード右に進んでいる・・・。
312とほぼ同じ・・・。

D51C57岩見沢_054.jpg
で、簡単に凸から中に・・・。

47と312はほぼ同じですから297が結構違うってことなのかな?
各車でこんなに違うんですね・・・


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気を取り直して、配管のことは一度忘れてテンダ助手席側。
シリンダはこちらがわ。
奥にATS車上子。

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布巻管がずっと走っていますが、これはSG管。



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よく見るとステップが左右違うんですね・・・。


デフとヘッドライトの飛び出し位置の図。
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コッチのほうが分かり良いかな?

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意外と大切なところ。



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位置関係が解りますね。


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シリンダの下にある細いバーは真っ直ぐな棒ではないんですね。

縦にして拡大置きしてみる。
D51_297滝川_0560.jpg
左右に動くものなんですね。


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信号炎管。

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前後位置が解るカット。
ちょうどドア柱直上。

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スライドバー根元。

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スライドバー後端。
よく折れる、または模型中古でよく折れている部品。


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尻棒を避けるようなスノープラウ。

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最後に一番安心できるカット。

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お疲れ様でした。
出来た疑問を糧に、よく学びます。




お客さんが迷えるジャンクを救いに来た。1

2013-09-16 17:14:57 | 模型工作雑ネタ日誌
結果わたくしの機体にはなりませんで。
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/744af7aa7b9dc62cc840b704ebabb5ee

こちらの記事のウチ、
ハチロクとC50は友人の元に旅立ち
D51は店を開いてから最近、
というか一昨日まで店頭で「Nユーザーさんがいじって握れるHO見本」としてお触り用になっていたものを
お客さんのレストア希望ということでお譲りしお客さんのもとに旅立って行きました。

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この状態の今日が

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剥き身になってました。
早い。
でも、

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カツミシュバーブライン初代と思われていたこのD51
実は軽い整備をして自走可能にまでなっていたこのD51は
お客さんのレポートによると
「ダイキャストフレームのはずが、足回りがアダチの割と最近のフレームになっていた」
「第二動輪のロッド取り付け部のネジが馬鹿になっていたからか「埋めて数ミリずらして開け直していた(えええ???)」
「結構雑な自作部品や自作板がメトメトに貼り付けていたから全部取った」
「ボディで使えそうなのはこれだけだった」
「あちこち芋付けだった」
「ロッドが曲がりまくっていてよく走ったね・・・」
「凄く走りこんでいて、なんとかしようというのは伝わる」
と、この前オーナーのシリーズ通り?の凄まじい状態だったようです。

「レストアしてみるよ!」ということで、これからが期待できます。

わたくしはC58とD50のレストアに特化します・・・。
これもナンカ凄まじいんですけど。

その前にお客さんの委託生作品の工作をしないと・・・。
1年もおまたせしています(;´Д`)


苗穂工場出場のDL/ディーゼル機関車の必須アイテム。

2013-09-15 02:43:58 | 空カテゴリーB
苗穂工場で検査を受けると、DLのボンネットファンの上にくるくる回る何かが付いております。

RIMG0627.JPG
これ。
なんですよ。

三つ葉くるくる。

よく見るとおわかりですが、ワッシャを溶接しただけのものなんですよ。

RIMG0626.JPG
その寸法でございます。

近くで見るといがいと・・・単純なものであることが解ります。

DE10鷲別配置車_1004_.jpg
過去にはこんな特徴的なクルクルを付けていたものがあったのですが、無くなってしまいました。



岩見沢のD51-47

2013-09-15 02:34:41 | 北海道廃車体めぐりレポ
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世の中玉ねぎ列車の季節のようです。

RIMG0463.JPG
岩見沢のD5147でございます。

配管の色以外はきれいな個体ですね。

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密閉キャブの北海道個体ですが、密閉と行ってもゲンダイイメージとは違って

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後ろパックリ。



RIMG0466.JPG
意外と知られておらず、模型化すると「あ?」とびっくりするのがテンダの後退角がつく改造点。
密閉キャブなんで当たり前といえば当たり前なんですが、後退角を付けてキャブの大型化を逃げるようにしていますね。

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後退幅は300mmです。


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密閉キャブの後ろ開口は1645mm位っと・・・。


RIMG0410.JPG
密閉キャブ後部幅は・・・・ええっと・・・
1540mmですね。

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丸窓は280mmっと。

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後退角の付いたテンダは案外ディテールが多いですね。

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デフが実にぶっきらぼうにカットされています。

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ちょっとハレ過ぎました。

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SG管が随分右下がりですね。

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ドレン抜きの勾配なんでしょうか。

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こうしてみると、右のSG管が非常によく目立ちますね。

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配管が結構異なります。
こちらには照明系の細い配管(錆色塗装)が目立ちます。
変わり色も配管を追いかけるには好都合ですね。


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右下部から出ているのが電気配管と思われます。

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上部のディテールはすっ飛んでいますが、下回りの配管はよく分かるかんじでしょ?


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キャブ下です。

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配管が入り組んでいて凄いですね






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真ん中斜めに走る白い棒はスピードメーター棒ですよね?


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配管凄いなぁ・・・。

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以上、岩見沢のD5147でした。


迷えるモデラーさんお助けシリーズ7

2013-09-14 00:59:55 | 空カテゴリーB
C12ですが
「ここだけやってほしい」ということで、煙室扉の手すりを作りました。
やえもんデザインのハンドレールナブで加工しています。
Nサイズの方が好適でした。
0.3mm洋白線を曲げて取り付けます。
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老眼との戦い。

まずまずのデキかな?

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元の姿。

だんだん別物になってきました。


苗穂 ビール園の9643 と 元十勝鉄道DE101543

2013-09-14 00:45:03 | 北海道廃車体めぐりレポ
苗穂駅至近のアリオ札幌札幌ビール園敷地内にある9643です。
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割と初期番号ですね。

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こんな雰囲気です。

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右の配管は、ドコから落ちたものらしく本来はありません。

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平凡なシルエットを一発でぶっ壊すのがキャブ屋根の超延長でしょう。
しかも曲がってます。元から。

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シンプルなんですがねぇ・・・・。

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なんせ、この延長屋根の迫力がすごい上、その御蔭で炭水車の手掛はしごがドエライ斜めに走って行くという奇特なおまけ付きです。
よじ登りにくそうですね。

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票差しが下木の上にあるのも特徴でしょうか。

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デフも割と粗末な造形です。

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屋根のあて方が凄いです。

おまけ。
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十勝鉄道のDE10-1543が、何故か西帯広から室蘭まで行ったのに苗穂工場の解体準備線?に来ているんだろう・・・。

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美しく磨かれていた十勝鉄道時代ですが、かなり艶が落ちてしまったのが解ります。
スノープラウも取り払われています。

間違いなく十勝のカマです。

現役時
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↓今の姿
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車両銘板、JR東日本の銘板も無くなっています。

この車には添乗したことがあり、ちょっと思い入れがありました。
今後どのようになっていくのでしょう。



岩見沢のC57-144 そのディテール。

2013-09-13 01:52:22 | 模型工作雑ネタ日誌


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岩見沢市内に保存されているC57-144
塗装は別として、ディテールをご紹介。


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ちょっと配管を中心に撮影しているので「光を飛ばした」模型鉄らしい撮影ですので「格好良い」写真ではありませんことをご承知ください。


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リア。

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配管だけをご覧いただくカット。

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変な色分けが却ってわかりやすくなっているという皮肉。

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普通に撮ると案外わかりません。

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キャブが普通形であることが解ります。
手すりやデフなどはすっかり北海道タイプなのにね。



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オリジナルかどうかわかりませんが、天井が白緑色ですね。

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キャブの後面慕って案外わかりにくいものです。

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配管だけでクラクラする量の多さですね。
でもモデルとしては凄い省略することも多い場面です。

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スノープラウの溶接浮き出し。
パーツの前歴がありそうです。
C 5 65
と読み取れるのですが
皆様はどう読み取れますか?
C58-165は千葉のカマなので違うでしょう。
C58-265は豊岡奈良新宮のカマ。
C58-365は今も仙台の新幹線基地に保存。



C57-65は九州の機関車。
C57-165は米子の機関車。
この仮の読み取りではどれも異なるようです。



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末尾35に見えるような見えないような。




迷えるモデラーさんお助けシリーズ6

2013-09-05 01:39:41 | 空カテゴリーB


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カツミの90年代のED75です。
何故かジャンクの2台の車体を3分割にして、つなぎ合わせるという作業。
カツミにも保守部品がないというので、已む得ずこのようなことに。

前面がダメになったカツミのED75と 側面がダメになったカツミのED75 のニコイチです。





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WAVEのやすりほう台2のような治具で

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削って

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接合したの巻。
もとに戻ったというだけなんですが。

このあとはまたユーザーさんが加工します。


次。

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ジャンクのキハ45(09)

お家では家族の目があってバラせないというので
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磨いてはありますが、かなりお疲れの半田姿。

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おやおや。

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あれあれま。

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ばらしてあげます。

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あっという間にバレる

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どんどんバレる。

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メタルのベンチレーターは諦めてもらいます。

なにか車体上部見える擦り付けた後はメタルの溶けた跡です。

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半田吸いとりポンプで


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メタルの元ベンチレーターを吸っちゃいます。

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ばらばらになりました。

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交換部品をご購入頂きました。
谷川用の補修部品はエコーモデル製品が活用できますね。
窓枠はモデルワム製です。
実際、谷川製作所系のキットのようなので(KSやシナノマイクロのものともまた違うキットのようです。)普段はKSにあまり利用しにくい製品のものですが合致しました。

あとの半田取りや歪みの発生した部分はユーザーさんでお直しいただきます。