鉄道模型工作記録帳

モデルアイコン・札幌コムモデル情報は下記に移動しました
http://blog.goo.ne.jp/modelicon

午前1時の暇つぶし13

2011-08-31 02:17:00 | HO製作のあれこれ


犬です。


なんかいつの間にか2軸駆動に復元されているのです。
どうにか目処が立ったのであります。

ギアは先ごろまでと同じく、花園キドマイティのギアに交換されています。

どうも、頭がすっきりしません。
この方法なら牽引力は伝達できるが回転に難がある、もしくは逆、もしくは動きが納得いかない。
など。


その中の検討した例です。
内径0.3mmのパイプをやすり


半分露出させ


曲げて






二個作ったものです。

コレは何かといいますと




こうしてつけてみたらどうだろうと。
ワイヤーでのリンクです。
ステンレスワイヤー0.27があったので、ED75の牽引伝達を想像してみたんですが、

作用するレベルが最も底辺になります。
そうするとワイヤーを車体に括るには、車体から保持する柱を建てねばなりません。

ED75のように外に牽引梁を建てれれば割とすんなり行きそうですが、模型ですので台車内部になるわけです。
狭い空間がもっと狭くなってしまう。

とりあえず保留。

という繰り返しです。

今日検討したのは
・シリコンゴムによる弾性ステア(ボルスタレスに近い)
 牽引棒の引き回し保持に難がありお蔵。
・ワイヤーZリンク
 上記ですが、作用幅が狭いのでステアが大変渋いおそれがあります。
・側梁を活かしたFSミンデンのようなバーによる牽引力伝達
 実物に多く使われている「ゴムブッシュによる歪みの吸収」が自信がなくてオクラ。
・釣り合いリンクによるDT22的構造
 複雑な割にレール方向の強度にまだ自信なし。



とりあえず原型復元。


2軸でもステアしたんですよ、
だからこのマシンは2軸駆動になるようにします。

台車に詰まったので違うこと進めます。

極小の0.27mmチェーンです。


こうやって、電気伝達しないでしょうか?


ダメでした。
チェーンを引っ張ると電気的接触が得られて動くので、チェーンがやはりダメなんでしょう。



リード線ですが、床下に仕込めるようにしています。
その準備を始めましょう。


空気配管は電源通すためにはんだします。




空気配管はもう位置と機能で大まかに配管。
エンドと基本知識で・・・


とりあえず気晴らしに配管配線関係先にやります。
ああ、なんてつまらない動力台車構造だろう。

必ず自作に変えてみよう。



  ↑注意深く情勢を注視します@のだ


午前1時の暇つぶし12

2011-08-30 04:03:00 | HO製作のあれこれ

そろそろいろんな意味でスケジュールがきつくなっていることに気がついています。

上京スケジュールまでにどうこなそうかな。

そんななか
工作終了ふと気がついてWIKIを見ていたら
いつのまにかマクロスのWIKI巡りになってエライ時間になってしまった。

ええ、マクロス、リアルタイム世代ですから。
でもマクロスが後世まで延長戦に入っているのに

超時空世紀オーガス

超時空騎団サザンクロス

の空気っぷりは凄いっすね。

まぁ、マクロスセブンとやらも見ていないんですけどね。
(アニメというのはガンダムZZが「自発的に見た最期」(いや、最近ようつべで銀英伝を通して見ちゃったな・・・)だったんで、それ以後アニメにはほぼ興味がないのです。)

まぁ、銀英伝のあとのタイタニアのようなものだ(謎)

ということで
ようつべで「愛・おぼえてますか」をヘビーチューンしながら(ばかじゃねーの)

てか調べたらマクロスって、今2011年という数字が出るんっすね。
はっはっは。
リアル生活ならゼントラーディー軍と戦っている方がマシかもしれんよ??


こkまではやりましたが、どうも納得しません。





はい、完全バラバラ。

だめだ、やり直す。


台車梁は上下逆に仮接合。


外径1.2mmパイプ


梁止めに挿してます。


きちんとはまっても、捻っても


捻っても追随します。
コレは使える。


でも、推進軸に干渉しますからここを考える。
というか、半分引っかかっているこの状態が今度は生かせるんです。(多分)


ね?微妙に干渉済み。

てかFMギアを少し落ち着かせないと問題ありという助言もあって、いろいろやり直します。


寄り道で、貰い物のインサイドギア@若旦那


ばらしてみて研究。
2軸駆動にこの部品が使えないか考えたんですが、結構労力使いそう。

できないこと無いけど、ギアしか使わないね。


一度放棄した「切っちゃった」フクシマ乗越ギアボルスタ。


ネジ止め


合わせたということです。
半田して接合。


1.2mmまで穴あけ


削って


既に原型など全くないくらい加工してしまった。
大ネジ穴しか残ってません。


パイプ通して


フレームの出来上がり。


今日はここまで!!!
え?
何やってんのって感じですよねぇ・・・。

「台車フレームの中空パイプフレーム化」

昨日の朝方、一瞬「発想の神様」が降臨して眠りから飛び起きたんですがね。
さすがに仕事に行かねばならんので、その記憶を持って作業します。

てか、シンプルでなおかつ狙っている効果が出来るような気がしたんです。


  ↑なにやってんだろうって思いますよね・・・。


午前1時の暇つぶし11

2011-08-29 02:37:00 | HO製作のあれこれ

バネ作用が逆というトンマなことをしでかして、しばらく台車とにらめっこした結果。

どうにかなりそうだということは解ったんですが、部材がチョット不足であることに気がついて、一旦休止。

まぁ、どうにかなるでしょw
少なくともリンクは動いているんだから。

で、考えてみたら、ダイレクトマウントが手っ取り早いことも解り。
結果、キハ65の台車方式に極めて似てくるんじゃないかと推測。

改良すれば、2軸駆動でノンボルスタ(ボルスタレスとは敢えて言わない)が頭の中に完成するということは今後も面白いわけで。


気晴らしです。


外径2.0mmのパイプと1.7mmのパイプを


微妙にずらしてみて


天賞堂EF62のテールに挿せば


いいんじゃなーい?

ATS-P設置後の外開きテールライトっぽく見えます。
ヒンジつければ完璧だ。


この方法であとでいこう。
とりあえず物凄く繊細だから、ランボード取り付けてからでもよかろうて。

そうなると各部も気になる?

いやいや、腕に合わせていきましょう。


ベニヤ板に車体を転がし


ランバードの穴に合わせてドリルっていきます。




ケガいて・・・。


0.8mm角を


植えて瞬間接着剤で止める。
これでランボード足付けジグの完成。

ただ、足の部品がやっぱり部材が適当なものがなく、これも中断。
0.2mm×0.7mm~0.8mmの帯板が欲しいので通販するしか無いね。

札幌では易々とはそんな部品手に入らないのです。


次。
台車を借り固定。
思わぬ廃棄部品の再用なのでまだ寸法がお互い正しく有りません。
というか


きゅい!


きゅい!

と、割とスムースにステアすることは解りましたが、このままではリンクに重量がかかり、右側リンクのようにリンク棒から飛び出して支点を設けると、リンクバーがねじれてしまいます。
今回はミステイクと幾度となく支持方式のガラガラポンのおかげで、適切な場所や部材が採用できていません。
ですから、リンクにどうしても最低限車体が乗っかってしまいます。

ここはまたやり直しです。

いや、既にダンパーが「リンクを押し付けるだけ」になってしまっているので、あとでムリクリ車体重量を載せますが、
都合が悪くなるおそれも今からしており、最悪全てやり直しするかもしれません。

根本やり直しだと、残るのはリンクバー2本と底板程度かもしれない。

それでも良いんじゃないかと思います。
面白い経験しているし。

どちらにしても、ダイレクトマウント&リンク式に落ち着きそうではあります。
ただ、沈み込み量とか、もっと有効に弦巻バネを利用したいとか、いろいろまだ不満は出そうなんですね。

そこは自分が納得できるかでしょう。







さて、ここに使うはずのFMギアですが、ギアのあたりが悪く渋いものだったのです。


ばらしてみました。
既にドリルロッドによる軸があまり良くないことも解っており、ギアの欠けも見られます。
ドリルロッドは切断した時のストレスで傷が入っていたんですね。

ギア欠けは最初からでした。
しかし、フクシマさんのギアは供給がまだはっきりしておりませんし、高価ですから簡単にポイするわけには行きません。

上の写真では、既に1.5mm精密パイプにギアを嵌め変えています。

真鍮中空軸ですから弱いことは承知。
ただ、今回のモデルは割と軽量ですから持つんじゃないかな?
イザとなったらドリルロッドに交換しますけど。


ギアをハンダして固定して
丁寧に磨きます。


あえて長く組んでみまして。


回転ON!

ド派手な振動と音がかなり参ってます。


中空パイプをシリコンチューブで包んでピンセットで保持しても振動がダイレクトに伝わります。
コレはかなりまずい。


凄いブレ方というのが見ますか?

軸だけではなく、ギアもやっぱりダメです。


車輪の圧入をそっと外しました。
割とすんなり外れました。


回転がビビってます。

あ。
そうだ。
こんなに簡単に圧入が外れるなら


じゃじゃじゃーん


ああ、機関車は軸直径3mmか。
流石に太いな。

でも。
FMギアの軟弱構造でどうにかならんかな?
これは構想検討しよう。

6軸で5000円で収まれば御の字だ。

今でさえ、800g以上の車重&強引な重たいギア&軸&伝動引っ張り抵抗があるんだから、
軽量にFMギアで走行できればしめたもの。

「ギアに牽引重量が釣り掛からなければいいんでしょ?」

え?
そうです。
いろんなコト考えてます。

要は車軸から車体に牽引力が伝わって、ギアには負担がかからなければいいんですよ。
「え?何考えてんだって?」
プラ台枠下回りって、そのための試金石だもん。
だから言うてるじゃないですか「上回り興味なし」



数少ない手持ちギアをひっくり返します。


そこから、キドマイティのウォームを半田しました。
うん、ピッチは同じだ。直径も同じだ。
使えるはず。
しかもギアはこちらのほうが綺麗な角度が付いている。


そのまま組んだら、どうもギア長さが1mm近く異なって入りません。


でもヘリカルギアは綺麗に噛むことが解りました。


ということで


咥えて


リューター二本攻めで削ります。


希望の長さになったら6000番まで整えました。


きれいね。
ウォームは削ると剥けたりするので慎重に。


いともアッサリ組めました。


0.2mm程度に内径1.53mmの精密パイプを輪っかにして


スペーサーとして噛ませます。



これで完全に軸が前後にぶれることがなくなりました。

でもちょっと渋いので


コンパウンドの禁断技で


軽く当たりを取ります。
ほんの15秒くらい。

やり過ぎるとメタルががたついてしまいます。


極めてスムーズになりました。


回転させますが、ほとんどブレがなくなりました。

ただ、FMギアですからどうしてもガタつきを利用しての動きがないわけではありません。
あとは内部ヘリカルギアに0.2mm弱のワッシャ噛ませ、更に車軸方向に内径2.0mmのパイプで車軸にも簡易軸受を作ってあげると完璧でしょう。

足回りはがっちり固めたほうがロスが少ないですから。


まだチューンアップできそうです。

推進軸はドリルロッドに交換するべきでしょうね。
磨耗するでしょうから。



  ↑
いろんなことをお勉強。


午前1時の暇つぶし10

2011-08-28 06:12:00 | HO製作のあれこれ


電気ドライバーです。


ネジ

台車枠ネジを


豪快に



ヤスル手段でした。

長さ2mm以下でもコレなら自由に短くできます。


だって、そーしないと
台車リレーフネジが入らないんだもん。


で、ポンチ針でネジを回す。
整備性最悪。

ネジの側面傷だらけ。


とりあえず移動用に通常仕様で留めます。

この工作まだ元のように接続できるんです。

工作に万が一飽きたら、このようにゴニョゴニョ・・・


某お店にて


排障器や




ブレーキてこを


寸法測ってコピーしようとするバカ。


「買えよ」
と言い放つ友人たち。


わかりましたごめんさない。




0.4mm×1.5mmの洋白板に


補強板作って


ジュッと


はんだした新しいリンク棒。


削って


片方は足とって






リンク棒完成。


よっしゃ。


こっちは


ダミーバーに取り付けて


その上で一旦固定。


先刻のバーのネジ同士をダミーバーで固定。


穴あけ。


リンク完成。


ちょっと考えることがあって、1mm角棒を2つ沿わせて半田。


切り込みいれて折って半田。


1.4mm穴を開けて

・・・・・・・。

あ。


コレをばらそう。


こんな感じ。


いったんすべてばらして




これで回るかな?


もうちょっと低めて取り付け。

これで牽引が伝わるはずだ。


これでどーかなぁ・・・。
リンクは極めてスムーズです。
でっち上げ工作にしては上出来です。
キュイキュイとステアしてくれます。

でも、だんだん気になることが判って来ました。

とりあえず、
一部やり直しが決定。

・リンクに重量かけようとしていたけど、どう見ても無理だ。
 細くきれいにしたら強度破綻の弱さだ。
・それ以前に

「バネ作用逆じゃね・・・?」

ああ、完全に逆だ。
リンクキュイキュイ動かしていて解っちゃった。

台車フレーム上半分を前捨てた台車フレームのようにカットすればいいかもしれないけど
現在は完全に逆だ。
今更解っちゃった。

ばかじゃないの、わたくし。



  ↑逃げ方は考えついた。しかし一発で組んでいたものがばらばらになるリスクでやるしか無い。・・・事実上、部品利用してのやり直しだなぁ。



午前4時の暇つぶし9

2011-08-27 05:06:00 | HO製作のあれこれ

 一昨日は普通に7時半に起きて
結果、仕事が終わったのが5時くらいで
寝たのが6時くらいで
昨日起きたのは8時で
家に帰れたのが23時で
寝たのが0時で
先刻起きたのが4時で
今、工作チョットやって5時です。

なんだか良く解らない時間、いや、時間が良く解らないことになっている今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。


試験ですがこんな部品作りました。
0.5mm×4mm×適当な長さ。
ピンは0.7mmパイプ。




リンクには穴を開けました。


先刻の部品を装着。


くいっ!


くいっ!

褶動部が大きいようですが、割と良く擦ってくれます。
ん、反対側も作ればちゃんと台車が回転軸なしにステアしそうだ。

ただ、内側ベロが大きい方に装着するとステアが渋くなるな・・・。

逆にしてみよう。

う・・・。
車輪と当たる。
コレは削らないとならないな・・・。



でも、とりあえず精度さえ許容範囲内に止まれば、ステアすることまでは確認。

あとは牽引装置になるピンを何処に通すか。
このままじゃ、台車が抜けてしまうのでどこで抜け止め機構を作るかが課題ですね。

とりあえず昨夜寝る前に友人と電話したとき
「明らかに模型として間違った道(余計な苦労と余計なリスク?)をばく進しているよね。」




  ↑いや、
そこ突かれると弱いんだよなぁw


【資料】名鉄870こと札幌市電A830

2011-08-26 05:23:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

お仕事から帰宅時間5時15分。

さすがに眠い上に9時出社なんで工作はお休みです。


ということで写真集です。
A830が見たくて岐阜に入ったのは既に8年以上前廃車直前とはつゆ知らず。
というか、廃止表明の数カ月前のはずです。


もっと追いかけたり室内を撮影しておくんだった!!!!


アフター・ザ・カーニバルもイイところです。





若干前の姿。
よくみると方向幕が終焉直前では変更されています。

ミラーも停車警告灯もなんと正面から見て左側面前方ドアすら最期に追加されているんですね。


札幌人から見ると、先頭形状はとても格好の良いシルエットなんですが、普通に考えると不気味かもしれません。
また最終改造はこの車の魅力を尽く失わせてしまっています。
この写真ではドアがありません。
ドアがあったように埋められていますがA830にはここでドアはなく、
むしろ前年製造のA820にはあったのです。

個人的には完成形と呼ばれるA830より、シンメトリーな側面のA820のほうが好みです。


巨大なパンタは逆に欧風チックで愉快なところです。


A820の解体済み廃車体姿。
ね?ドアがあるでしょ?


中央ドアも「片引2枚扉」のA830に対して、「両開き」でした。
こちらのほうがスタイル的には整っていましたが、札幌市の連接車・連結車は幾度も乗降方式が変更となり、形式によって扉枚数が異なったりするのであります。

個人的には後部車両後部に逆溜りの出来るA830の其れより、それ以前のスタイルのほうが良かった気がするのですが、お客は前半分から乗って後ろに吐き出されるスタイルから、全く逆の後部車両中央大型ドアから乗車して、編成中央で運賃支払」の前車両で自由下車する「パッセンジャーフロー方式」に到達するにあたり、A830では後部ドア一枚が略されたはずです。

つまり後部車両の客は未収金乗客で、前部車両の客は収金済み乗客ということ。

最後部から乗って後部車両大型ドアから降りる不届き者を抑制するためなのかもしれません。




  ↑寝る!!!


午前1時の暇つぶし8

2011-08-25 02:00:00 | HO製作のあれこれ

コメント何件かいただきまして。
どうなんでしょう。
このど素人的・工学系に頭の弱いモデラー風情のもがき。


何をやりたいかというと
「動力台車の接続に対して、FM乗越バネを床上に置きたくない。」
だけであります。

その都合上、
・プラ床板なので金属ボルスタを作ると接着に頼ることになり面白くない。
・大判ボルスタを作って、ネジ止めすればいいかというと、実はあんまり寸法が其れに対応していないので「後から欲張り始めた【ぽよんぽよんサスペンション】が作れない。
・動力軸が1軸という脆弱性に対して第4軸を動軸にしたがゆえ、【結局プロペラシャフトが台車を貫通している『苦労は二軸動軸と全く同じ』】
・台車と車体の作用点を下げることに何故か面白みを感じ始めている
・もともと「次の工作・製作途中のモデル課題に対する興味本位」ってのがあるから「リアルより構造的勉強」ではある。
・元からリアルにつくろうというより「模型的加工を楽しもう」で終始している。
・妙にボスルタレスという響きが束縛し始めている。
・しょっぱなに「発想の神様」のような猛烈感性が働いたがゆえに普通モードの今、結構頭が回んない(考えすぎ)

となっております。

 で、台車にダンパーを組み付けちゃいます。
 あとで猛烈に後悔していますが、それは組んでみなきゃ解らなかったんですよ。


ダンパー軸の穴を開けました。


半田乗りやすいようにメッキ剥がししています。
「え?昨日のボルスタは?」

答え
「台車梁を切っちゃったことが失敗だったことが解り、やり直しています」


底板をベースに、またも精密パイプで組んでいきます。
結局、精密パイプの無駄使いですが、カッターでカットできるのがいいということです。
また、その中空軸が後から後付で考えた造作に、後修正的再加工する際に物凄く生かされているのです。(ミスカバー効果大)




被せていきます。


半田リましたワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ

「このあと大航海!」

無理に半田しなくても良かったんですが、手が勝手にはんだしてました。
で、

「台車枠のネジ入らねぇ・・・」


「ばっかじゃなかろーか、ルンバ!」@野村克也

ということでネジを削って無理やり片方だけまず入れまして。


片方まだ止まっていないけど、形にしてみた。


プロペラシャフトと台車底板の縦方向隙間は3.5mm
ダンパー底板とプロペラシャフトの縦方向隙間は3mm
ダンパーが圧縮したときの同寸法は1.5mm

つまり、
高さ2.0mm~1.5mmの間に(&幅1.0cm奥行き1.5mm程度)
・車体との接合(重量負担はともかくとして車体高さ方向の接続)
・牽引力の伝達機構(車体長手方向の力の伝達)
・重量の伝達機構(車体高さ方向の荷重支え)
・回転機構(実軸だろうが仮想軸だろうが、台車の回り子機構)
・台車抜け止め(実車にはないけど、ひょいと持ち上げて台車が外れないようにしなきゃ)

を組まないとなりません。
T台車側がほぼノーストレスだった部分が一気に条件が厳しくなります。

なぁに「台車上梁をまだ残しているなら、その中心孔にボルスタ作ってネジで床上にナットかネジ出して止めれば終わりじゃん」


その通りでございます・・・・・・。

お試し発想その一
「トーションバー応用の仮想ボルスタレス台車」プラン


燐銅線です。
バネ的な作用があるマテリアルですから、コレを考えてみまショウ。



内径0.68mmのパイプを台車内工作の有効幅3mmにカットします。


燐銅線は折畳みます。


両端から突っ込んでみました。


こんなふうに曲げてみました。


ダミーである構想に従ってパイプを半田。


こう!
片側だけど。


突っ込む。

これがダンパー底板の片側だと思ってください。
パイプが台車中心点くらいにあり、そこに牽引装置となる車体長手方向との・・・T台車で言えば「台形曲げバー」のようなものに半田されると思ってください。
(あえて回り子機能はないと考える。意地で)


ぐにょっ!


反対側にも・・・ぐにょっ!

台車が燐銅線の歪みでステアするような「気」がしているんですが。
で、燐銅線だから戻る作用が・・・?

左右で4本の燐銅バネが台車をステアさせる・・・。
ボルスタレス台車でいうところの「台車上に鎮座する大きなゴム風船」の役割。

どおおおだ・・・・・・・???

・片側二本、クランク型に生やすことで、レール方向になっている部分が力動線上繋がることになり、実質牽引伝達は充分な強度。
・但し若干台車が前後にずれる動きは出る(ボルスタレス風船も同じ)
・恐らく台車は左右で平行四辺形に歪む力と闘いながら台車底板が固めてくれて模型的には歪まない
・ダンパーにはその力が猛烈にかかる(大欠点)
・燐銅線0.3mm4本の歪み力だけでステアするので多分、曲線横圧と伴う回転抵抗は大きい(ボルスタレス台車も同じ欠点を持っている)
・ダンパーに高負荷の割に燐銅線だけで恐らくクッション機能を持ってしまう(しかもトーションパー的な動きで)

欠点整理
・横圧が高いと駆動に対する粘着性能は上がるが(大出力モーターだからトルク問題なし)、同時に伴軸もがっちり抵抗が上がるので走行粘着が怪しい。(2軸駆動なら力技でどうにでもなる)
・精密パイプ内径0.35mm~0.4mmがあればガタが少ないが、手持ちにないからガタが大きすぎる。(ガタで相当のステアをしてしまう&前後ブレが大きい)
・左右ブレが燐銅線レール方向が長ければ大きくなるので高速性能では車体が安定せず上回り安定性に劣る(ヨーダンパなしのボルスタレス台車も同じ欠点・・・今回は考えなくていいような気がするが)
・燐銅線でクッションしてしまうのでダンパーの意味位が薄くなる上、ダンパーに車体高さ方向のねじれ力が猛烈にかかる(大欠点)
・車体がない、または作っても軽いからカーブの時、ステア抵抗が大きくて車輪がはじけて脱線する可能性がある。

・ダンパーが折れるなどで壊れたら修理できない。

だからダンパーに掛かる力が大きいのはあまり得策ではない。
と、いうことで「次の案に行こう」

ダンパーを作っていなきゃ、台車の左右移動制限燐銅バネ追加で結構有力だったかもしれない。


お試し発想その二
「Zリンクでフリーにした台車を後からそっと支える」プラン

結局Zリンクは大きすぎました。
Zリンク、一旦放棄を決定。

T台車で、なおかつ重量を担わない回転軸を作れば、牽引装置として部品は生かせると勉強したのでOK
次の機会に試そう。

お試し発想その三
「平行四辺形リンクを作って、EF62やDE10のような『仮想回転軸』を作る」プラン。
これはまだ作業中です。


1mm角材に穴を開け


0.5mm角材を差して半鳥居型に組んで


ダンパー軸にぶっさす。


台座を作り


ぶっさす。


工作台というか「愛で台」の完成。
あっちこっちから愛でないと、良く解らなくなっているので作りました。


0.5mmの材料を切り出し


ダンパー底板と台車底板の間に挿し入れました。
中空だったダンパー底板に加工ができます。

さぁて、何処にリンク組むかなぁ・・・

結局、DT50的ボルスタレス台車は今回パスかもしれません。



  ↑いや、実際リンク台車のほうが次作には生かせるんだ・・・・。


午前1時の暇つぶし7

2011-08-24 02:11:00 | HO製作のあれこれ

何を作るかというのは風まかせです。


外寸で4種類の精密パイプを使ったのでもうわけがわからないのですが、
最小経のロッドに外径1.2mm,中軸に外径1.4mm、中軸2に外径1.6mm、外シリンダーに外径1.7mmのパイプまでの4種類を使った、バネダンパーの作り方です。


適用な0.3mm厚材料に
1.4mmの穴を開けます。


1.4mmのパイプを立てて


裏側からハンダ。


被さるのは外径1.7mmです。


こんな感じ。
これがシリンダー外径になります。


1.7mmパイプの片方をこんな道具でテーパーに広げます。


バネを入れて挿せるようにします。
テーパーはバネ戻り防止の為です。


圧縮


ボヨンボヨン


カットします。

縮んだときの中軸より若干下でカットします。

このシリンダ外径部品は、
シリンダが独立して「ある程度の」斜め方向荷重にも耐えられるようにするための部分です。


外径1.2mmのパイプをロッドにします。



一端を全ての用意したパイプを組み合わせハンダして


このように太くした上でカットして止めになるようにします。


ちょっと斜めに見ると何層にもなっているのが解ります。


シリンダー中軸に差します。
左は完成形。


改めてシリンダー外径部品。


バネ入れて


外径部品被せて

ロッドを通して


ロッドを裏からテーパーつけて広げて止めます。


バネダンパーの完成です。

最終的にはロッドが8.2mm程度になりました。

シリンダー外径部品だけでもボヨンボヨンします。
バネが弱ければここにスペーサーを噛ませられます。
凝り過ぎですかね?


バネシリンダーは結構丈夫です。
てかラジコンとか車のダンパーをモデルにしました。


友人KWのフライスで


台車底板に穴を開けてもらいました。






切り終わり。


角出して磨いて完成。


動力台車を外します。



底板を押さえて


半田しました。
強度部品になるのでがっちり半田します。


いらない部分のカット。


仮組み。


上から。


下から。


バネダンパーを整形して


底板にポンチしていたところに1.0mmで穴を開け
1.0mmパイプを突っ込みます。
中実軸でもいいと思いますが仮組みなので。


バネダンパーを立てます。

正直に言います。
「構想とチョット違うなぁ・・・。」

いや、このままバネダンパー生かして、先のZリンクとは別のリンク組んで
仮想回転軸作るとアッサリ出来るのは見えました。

が、今回ボルスタレスを作りたかったんだよなぁ・・・。
ゴムでニュイっとステアする構造。

どうするかなぁ・・・。


今日はここまで。



  ↑あくまでも科学と学習モードは続く。


午前1時の暇つぶし6

2011-08-23 02:06:00 | HO製作のあれこれ

「発想の神様」は既に私の体からいなくなってしまったようです。(´・ω・`)

友人から
「こむめよ、それはボルスタレス台車ではないぞ!」
というご指摘をウケまして。

友人BY「ボルスタレスの定義としては「旋回軸も省略されている」となっていますので、ボルスタレスか否かについては、ちと微妙。
ED75等の台車構造を表裏返したモノに近似かと。つまり、外側にある牽引棒と枕バネが台車の内側に入っている。
荷重点を接地(レール)面により近づけた構造ということになります。

模型的には、日光・カツミ台車のイコライジング技法として使えると思います。

牽引梁と台車旋回軸との接合部が現状では走行時に破断する危険性ありますので、1.5中空軸から1.5中実軸にすれば確実かと。

枕バネはもっと外に寄せないと、バネ係数によっては走る時に車体がフラフラする可能性アリ。 」

と。

こむめ「そっか、Zリンクが必要か。 そっかぁ。」

てなことで。


工作再開。



シリコンチューブがあります。
直径は5mmくらい。
HO駆動軸に使うアレです。


軸にぶっさす。


ふにっ。


ぴょん!

と戻ります。

これで台車を支えたら、ゴムの力でステア歪みしてくれるんじゃないか!?

と。

ただ、それには長大な距離が必要と思われます。
いくらシリコンチューブでも支えて、歪ませて、更に戻す力が出る距離と、
更にある程度ポヨンポヨンさせるには、そのチューブ軸の末端にバネダンパーを仕込まないと、流石にHO重量でシリコンチューブを圧搾してゴムバネとするには無理。
全部で3mm~4mmは必要でしょう。

床下からチューブを生やしたとしても、実際支えるのは台車下辺くらいまで必要だな。


結構ゴツイ力が掛かっても良いと思う、厚い材料を物色したら1mm×10mmの材料がありました。


切って嵌めてみた。
側面からは見えない。
分厚い台車底板は切り出せた。

使うかどうか別。
昨日はこういうものが尽く発想に発想をつながり、手が勝手に動いたんだけど、今日は違う・・・。(´・ω・`)


0.5mm×4mmの板に


1.7mmの穴を開け、パイプを挿してハンダして削った。


更に1mmの穴を開けて、削り込んだ。

友人BYから再び連絡。

「ボルスタレスの構造については、下記サイトがCGにて台枠・Zリンク等が描かれていますので、牽引力伝達方法が理解できます、
http://www1.plala.or.jp/kurikou/railway/trivia/daisha-2.html
中心ピンと牽引装置との関係が判り易いのが下記サイト
http://www.tcat.ne.jp/~train/kaisetu/truck/truck.htm
日車による実用新案登録の公開情報
http://www.rdnavi.co.jp/utilitymodel/html/89940.html?word=&p=1&q=50&date= 」


こむめ「・・・・。」




参考資料をにらめっこ。

Zリンクってどういう効果か全く頭に浮かばない。
どうせ判らんのだったら作ってみようと。

機械好きなのに、機械工学的頭脳がないって悲しいな。
文系バカは。コレだからいけません。

想像がつかないんです。
頑張って空想しても。
文系って、本当に使えねぇ。

いや、英語もダメだったから「たふらん系」だな。
※たふらんけ、たほらんけ、たくらんけ (北海道弁:馬鹿野郎、抜け作)


さっきの部品に1.5mmの中実軸をぶっさす。
非常にスムーズに部品は軸として回ります。



更に両端に1.7mm精密パイプをぶっこむ。
この1.7mmパイプが左右から抱くことで振れ止めになる。


スコヤで0.5mm×4mmの材料と、内径が1.1mmの精密パイプをはんだする。




真ん中を切り入れる。


こうやって組んで、1mmの中空軸を突っ込む。


こう。

Zリンクにはゴムブッシュでアチコチにブレを設けているのでちょっとガタつかせてみた。



これくらい首を振る。


もう一個。



で、こっちはシビアに斬り込んでみた。


組んでみる。

リンクだね。
うん。
リンクだ。


これは


浮かせるとこう動く。


逆に組んでみる。

これがZリンクだよね・・・?


Zリンク畳んだ様子。


目印置いて


伸びる。
5mmくらい伸びる。

って・・・・
この動作をどうやって牽引装置にすればいいんだ。

更に回転軸は作らないために、しなきゃ・・・ボルスタレスにならないと?


この動きなら、確かに上下運動を妨げず、左右を牽引力伝達を果たせるかぁ・・・・?
ピンセットは台車のぽよんぽよん上下動をイメージしています。

その時には左右を台枠に固定、縦の軸を台車に固定するするとき、左右方向にもう一個蝶番が必要だよね・・?
台車のステアはリンクのカタツキを利用するってことか・・・?

それって、ガタつきが仮想回転軸を担っちまわないか?
んんんん・・・・


機械工学の神様降臨カモン。


なんか、閃いたようなひらめいていないような・・・。

未だにまだわかっていない、結局機械に弱いらしいこむめです。

結局今までの趣味ウンチクは言葉を暗唱していただけだったというのが露骨になり、非常に落ち込んでおります。


  ↑
バカは実際に作ってみないとわからないということで。


日曜午後の暇つぶし5

2011-08-22 00:38:00 | HO製作のあれこれ

妙なことになっていますよ・・・?
タイトルがそもそも記事の割に検索不能になりそうな勢いです。


フクシマ標準の「乗越ギアボルスタセット」を使っていたのですが・・・


この大型バネが気に入らない。
とっても気に入らない。


ボルスタ部分を図るとピンと来たものがあったんです。




何知りませんが、「発想の神様」が降臨してきました。
ただし、経験豊かな神様では無いようで、たぶん「そんなに苦労しなくても」という工作が始まっております。

発想の神様は「導いていってしまう」のでよく解らないくらいどんどん手を進めます。
寸法なども全て現物合わせ。
材料も手にしたものから使うなどよく解らないくらい進みます。

おかげでブログ化の時に材料をすべて測りなおしたくらいです。


何時もなら簡単な「カメラ撮りながらの作業」すら忘れてガンガン勝手に手が動きます。
思考回路も吹っ飛んでいました。




どんな材料かというとあまりに適当でわからないのですが、
0.3mm×10mmの材料をカットします。


真ん中に1.5mmかな?
穴を開けます。


で、1.5mmパイプを半田しました。
「カッターで切れるから」精密パイプを使ったのですが、あとからコレが好都合に。


薄手のボルスタを作ったんです。


ボルスタと台車フレームをハンダして確実に集電できるようにしました。


両台車とも。
ボルスタ軸が短いのはFMギアが擦らないように考えました。


さて、どーやって留めようかなと。


先刻の材料を15.5mmにカットして、1.4mmのパイプを台車フレームの穴に沿って開けて刺したものを作りました。

どうしてこんな部品を考えたのかよく覚えていません。
が、この部品がすごく意外な活躍をしました。
「とにかく、なんかにとり憑かれるように」
手だけが動き、時折撮影を忘れるくらいです。

この板を「謎板」を呼ぶことにします。
本当になんで作ったかわからないんです。

なんだろう。不思議な気分でした。


台車フレームに1.0mmのパイプを突っ込みました。

なぜか真鍮棒じゃなくなんでもパイプを使っています。
カッターで切れるので作業が早いです。


このように台車をひっくり返して普通に取り付ける際にNゲージのバネをはめています。


先刻の板をのっけます。
1.4mmパイプはバネにスポッとはまり、更にパイプ同士でシリンダーのように差し入ります。
あ、普通にスプリングダンパーだね。


台車上下逆ですがこんな感じです。
下に作用し、台車を押し下げる効果はあります。

今考えるとあまり意味がこの時点ではありません。
ボルスターに必要なのは上に作用するバネと留め具であり
なんでコレが意味あると思ったのか謎です。


どうも、こう考えたらしい・・・。


荷重をかけると・・・
見事に当たり前ですが上のバネしか作用しません。

しかもバネだけで支えているので車体はフラッフラですよねぇ。
傾いても知らん顔ですよねぇ。


ボルスタを台枠裏に置くことを一時諦めて床上に貼って



FMバネを台車に置き


重ねてみました。


こうやって見えます。

FMバネが見事にきれいに嵌っています。


載せた。
実はいい具合にポヨンポヨンします。が、バネを仕込んだ側だけ車高が上がりっぱなしです。


真鍮のタンクをこのあたりに置くと水平になります。
そんなの車体を借りに作ってからもおかしなことになる。
また重量増大したら「1軸駆動」だから走らなくなる!


実はこの板が未だに意味をなしていないことは秘密だ。
でも何故か不必要と思わず進めていました。

で、とりあえず、手だけが勝手に動くのはまだ続いております。


厚さ0.5mm幅4.0mmの真鍮帯板を手にしました。


なにやら深さを図り


こんな部品を作りました。
少し意識がはっきりしてきました。
「あ、ボルスタはまだ抑えさっていないから抑えなきゃ」
ってのと
「こんままだとボルスタは接着しか無い。接着だけで台車支えるのは脆弱というかアホだな」

ということ。


先刻の深さを移します。


曲げました。


穴あけて一応ネジを切りました。


見て解るかなぁ・・・?

それでは取り付け解説。

ボルスタを置く。
置くだけ。


バネをかぶせる。


台車を


載せる。


くどいようですがバネを入れる。


ちょっとずつ変化しているものの、この板を


載せる。
(両端へこんだのはネジが締めにくかったから。)


この部品を
「台形曲げバー」と名づけます。



こうやって抑えつける。

こう動きます。

こんなふうに動きますのよ。


全てパイプなので、このように上から下までボルスタ品になるようなものを刺し通せます。
お気づきの方はいるかも知れませんがこの時点で私なにか抜けております。
「ああ、ボスルタ軸は上下でつながっていないから、このピンで前後左右の牽引力持たせられるなぁ」なんて考えてました。

「先に台形曲げバーにパイプを通していなければ」この軸は非常に重要だったはずです」

知らず知らずに「昭和60年代の鉄道大革新」のトレースをしているとも知らずに。


カットして差しておく。


無残に開いた穴は残りましたが、床上には突起物が消えたのです。
良かったよかった・・・。

しかも見えているボルスタは固定されていないのに、床板に押し付けられて事実上固定されています。
面白いことになりました。

ところが、この複雑な台車、あまりよく動きませんでした。
ぽよんぽよんしていた押し下げバネはあまり動かなくなり、意味なく押し上げバネが強い。

台車も側面方向傾斜にはまるでダメで(2本のダンパーバネで支えているから傾かない)追随性も良くないものができてしまいました。


ばらします。・・・・と。
あることに気が付きました。
「あれ?台車側に一式残った部品がまとまって外れた」

もしや。


こう組むハズで、予備バネを入れてポヨンポヨンさせようとしていたのですが。


ボルスタは無くても台車だけで


綺麗にステアするじゃん。

あ。
そっか。


「二重に中心回転軸が勝手に作られていたんだ!」

とようやく発見。


これだけで充分ステアする台車が完成していたのです。

「知らん間に」


そう、この謎板の真ん中がきちんと牽引力を伝えているじゃないか。


ということでボルスタのみ取り払って


取り付け


これが普通状態。



ちょっと押してみる。
ポヨンポヨン~

しかも逆作用にもポヨンポヨン~
「二本のバネダンパーも効いてる!」

ボルスタを外したのでバネの余裕が生まれ
丁度FM板バネと2本のバネダンパーの頃合いで上手く車体を支えるようになったんです。


こんな感じ。



左右の傾きも大幅に改善。
FM板バネで傾きをフォローするようになりました。


しっかりステア。

えっと。

要は「空気ばねじゃないボルスタレス台車」を作ってしまったようです。
荷重は車輪から台車フレーム~FM板バネを通じて車体の左右に。
牽引力は車輪~台車フレーム~ダンパー~謎板~台形曲げのバーのピン~車体にネジで伝わります。
しかもダンパーバネは軸が通っていますからバネに牽引力は負荷されません。

「台形曲げのバーがボルスタではないか?」というのは違います。
そこに荷重が掛かっておりません。
あくまでも回転軸となる台形曲げバーは下から支えているだけで、荷重は一切そこに重さが乗っておりません。
(むしろ引っ張られている)
この回転軸の代わりに台形曲げバーと謎板をゴムブッシュで接着していれば、完璧かかな?
ゴムブッシュのねじれ耐性でステアすれば。

しかもDT50時代にはあり、後年消えた中心ピンも今回「はなから」無くなっており車体には回転する部分が接続しておりません。

あくまでも床台枠の前後方向で止める台形曲げバーで牽引力を伝えます。
(これがリンクで伝えればまさに実物通り)

ちなみにFMバネとダンパーバネの力が拮抗しているため丁度良く押し下げにもポヨンポヨンしますし、車体を引き上げると僅かですが台車だけ地表に張り付くように車高が高くなります。
あ、最高。


工作前。


工作後。

2本飛び出ているパイプが謎板から飛び出している台車フレームにハンダしたダンパーバネの軸です。
バネが動くと引っ込んだり沈んだりします。


あ、面白いねぇ。
Nじゃできないことだねぇ。


調子こいた私。
こんな板も作ります。


ハンダしてねじ切って


ギア側もバネ稼働。ポヨンポヨンのボルスタレス化しようと動き出しました。


ネジはハンダ壊れを防ぐ意味だけです。


パイプをカット。


立ててみる。


暴走とは恐ろしい物で、部品も自作。




飛び出しは1mm以下に調整。


穴あけ。




取り付け。
台形曲げバーの代わりにプロペラシャフトやギアを回避した回転軸底受けが必要なんです。


かぶせた。


そのままハンダした!
熱とプラの恐怖。

これで台形曲げバーの代わりはできた。


でも、こっち側がすごく格好悪い・・・。


だめだ・・・
コレは格好悪い。


とりあえず、今日はおしまい。

丸く曲げた部分をなんとか外したい。
でも結構ギアがステアして足を立てる面積は激狭です。


  ↑よく解りませんが、とても遊べております。「学習と科学」モードです。


午前1時の暇つぶし4

2011-08-21 03:43:00 | HO製作のあれこれ

ノリが出るというのは恐ろしい物で。


床下機器の取り付け。
え?
車体は?

未だに創る気なし。


モーターがあまりにも大きいので、カットする部品が出てきます。
これはコンプレッサー。


抵抗器も3連にカット。

エコーの私鉄旧型用から全てとっています。

エアタンクは


台座を作り


適当に手持ちネジからネジを探し。
てかネジとか説明書のたぐいが全く入っていないので、想像力と材料が試されます。
「知っているよね!?」とエコーの巨匠店長に言われているようだ・・・


ボロッとこのエアタンクだけなんだもん。
足もない。


取り付ける部分のネジ頭を格納する大穴を開けます。


ぐりぐり


どんどん大きくなる。
これ4mmのドリル。


更に皿開けカクダイ。


でか!!!


収まりますね?


足らしきものを取り付ける。


とめる。

コレでようやくGMキットの部品のようになった。


足は短くていいから良かったけど、長い場合はどうするんだろう・・・?
一々真鍮板で支え作るのかなぁ。






接着剤で止めます。



ちょっと0.5mm程度下駄を履かせて位置完了。




機器も足つけたけど、梁に貫通していないとダメだから、これは暫定。
床板に止まっているわけがない。


ブレーキてこは一度完品で取り付けて


カット。
殆どなくなっちゃった。

あと、モーターはすこぶる快調に回転。
静か。
超スローもOKっぽい。

ただ「一軸駆動」

実物の市電と同じ1軸駆動。
恐らく、勾配なんて無理。
貨車を牽引できるかどうかってレベル。
モーターのトルクだけはあるから空転しまくりだと思う。
インサイドギアでもう一軸に引き込みたいくらいw


こんな機器は見当たらないので




自作。


足かませて


取り付け。
ちょっと足がごついがしょうがない。


あとは手ブレーキプーリーだけだけど、どうやってつくろうかな。


モーター支えも作っちゃおう。
この模型「モーターは見なかったことにする」という作りです。
そもそも巨大モーターはどう頑張っても目立ちすぎです。
いいんです。

工作がしたいだけなんだから。

直接制御のスッカスカの床下に構える巨大モーター。

Nゲージャーならではなの開き直り。


裏整えてから


適当に作ったホルダー。


はめ込む。
偶然きつくハマる。
イイじゃん。


ホルダー接着したっていいんだけどさ。


妙に盛り上がってどんどん発想が湧いてくる。


ブラックプラ板当てて


図面から適当に点写しでケガキ点でカットしていく。


一部1mm核で定規にしながらケガキ




削り落として


欠き取りを作った。


アングルを


接着。

なんせ珍しいことに作業や撮影より近々の工作発想が浮かんでこなしているので、はんば暴走状態です。


ドア間の寸法です・


手すりが車内にあるんですって。


次。
4.8mm×1mmの板を


適当なベニアに両面テープを貼って


貼り込む。


半ずらしで飛び出させて貼った。


ヤスリでなでまくる。


両肩を張り替えて削る「ある形に」
上下がある。そういう形。


0.4mm×0.75mmの帯材を下辺とした方に貼り込む。



これをまた図面からとった窓間でカットして


黒い板に貼る。
これはなんでしょうか?


建て込む。


正解は
「背刷りでした!!!」
背刷り布団の形に削ったんです。
まさに勢い。


蹴込を立てこんでいく。


2mm×2mmのアングルなんで、4mm以上の座布団となる。
図面を見ると6mm強の座布団幅のようだ。
だから
座布団は最期付けにして、蹴込の蓋を作っちゃう。


蓋する。
若干前のめりになるので座布団整形の時に注意です。

座布団はかなり分厚い材料になる。


今日のところはできた!

じつは黒板は室内内張りなんですが、
「ヘナヘナの強度のない床板を強化するトラス棒的な立体構造体」を作りたかったのです。

だから室内に拘るとか車体を考えてとかではなく、強度のために作りました。
車体をもし作ったときに備え、固定爪の入るへこみも作ったということです。


反対側。
主ブレーキプーリーがまだです。
でもモーター目立つなぁ!

モータはつや消し黒に塗って、機器はグレー塗装だな。


内張りが1mmもある時点でごついですが、コレがないと「垂下してしまう」
車体も同時に作ってモノコック構造にすれば別なんだろうけど。


これから配管を施工します。
配管が電気配線になる予定。
ちょっと対策とってあるのです。

配管は全て電気が流れるようにするのが希望です。

車体を作るきさらさらまだないのに
「室内灯まで工事したくなってきました」



  ↑車体はなんで創る気がないかって?「窓抜き単純繰り返し作業」が嫌い。


土曜日の夜は暇つぶし3

2011-08-20 20:54:00 | HO製作のあれこれ

結構ゴキゲンです。


友人KBにロクニの修理をお願い。



で、横で


コレを弄る。


さて、台枠の梁をつけていきます。



2.0mmのアングルを


組んでいく。
シャフト逃げたりするので実物通りでは全く無いけど、あくまでも自己満足の工作だけのためにやる。


角ッコも手を混んで組んでいく。


4時間黙々と作業。



ぼぼできた。
おもしろーイ!


ボルスタの支えも考えてここだけ補強表現。




できたレームを色々計算すると、


総厚みは0.375mmだけ厚いことになった。
思ったより誤差が少ない。


台車に乗せると、図面通りになるから、ボルスタの嵩上げは0.375mmとする。


調度良いワッシャがありました。


ん?
穴あけ間違って0.5mm中心より外側になった。
あとで修正。


乗越部品を使うと台車バネ利かそうとするにはこのように大きく張り出すのが不満といえば不満。


高さチェック。
あ、若干シナッちゃうな。
これは次の工作で「隠れトラス棒」を考えなきゃ下回りだけでは機器も吊れない。


大型モーターも何とかクリア。


まだモーターの支えは考えていません・


雰囲気はいいね。
モーターは巨大だけど。


チラリズム最高。


実車のチラリズム。
ね、車輪が台枠にめり込んでいるのですよ。


あ、台車はまるで異なります。
どっちかというとK-10台車をひっくり返したようなものです。


こんな台車。


ヤバイくらい違います。
鉄コレが出て以来、Nは旧型台車が物凄いレベルで増えましたがHOはどうなんでしょう。
汎用部品というのがあまりないというのがNから来た感想。
ディテールアップパーツは呆れるくらい出ているんですが、台車などは意外と選択肢が少ない。


開け間違えた穴は


0.5mmプラ材をかまして


ずらして広げました。


OK


推進軸は悩んだけどチューブと1.5mm中空軸で終わらせました。
だって、トルクは有り余ってんだもの。

さて、チョット出かけます。

これ思い切り勢いついてきたので「車体以外」までは一気にやりたくなってきました。
車体はまだ工作することすら考えておりません。



  ↑車体作成計画はいまだ有りません。


午前1時の暇つぶし2

2011-08-20 04:54:00 | HO製作のあれこれ

とりあえず、塗装する感じではないし、ロクニは数日延期。
で、なんか手を動かそうと。


ニヤニヤと日車図面をみていまして。


当ててみた。
台車は全然違うけどさ。
お、面白いじゃん。

車体なんかどうでもいいけど。



ここらか?


コンビニでコピーしてきた図面に当て込んでみる。

なに、単に車軸間距離が合致する台車があったのよ。


プラストラクトの1mm厚みの黒プラスチロール板。


スプレーのりで


貼る。


切る。


何も考えないでボルスタ穴あけたり


台車早速当て込んでにやけたり。


モーターのあたりを取ってみたり


モータの寸法書いてみたり


なんだかノリが出て穴あけて


めくって


裏にばってん!




カット


折りとって


仕上げて


ハマる!


飛び出す!


まぁww良いかw


ステアするボスルタのあたりをケガいてみる


あちこちケガきます。


主台枠をケガいてめくってみる。




ここがメインの柱になるね。


ケガいてケガいて・・・というか何も考えないで図面罫線をケガいていく。


これが横桁になるね。
実際は全然違っていてもいいの。
楽しければ。


こんどはFMギアのあたりを取ってみよう。


こんな感じだね?


今度は即位たぶんSideをカットしよう。
え?図面通りにして見るだけよ。

実際の車体は創るかわからんし。


この薄みが車体になればイイ。
0.5mm以上あるからなんとかなるでしょw


前面ラインもカット。


車体は丸みを帯びているけど台枠は直線カットらしい。


これで外径カット完了。

てか日本車両の図面そのままカットして行っているだけ。


回り止めの穴も。
ちょっとずれた。あとで治そう。


カット完了。


アルコールで糊を溶かして


剥がす。


ケガキが見えてきました。


両サイドに2.0mmアングルを貼りまして梁を作っていく第一歩。
この車は台枠に車輪がめり込むという構造なので、案外フレームが厚い。


FM乗越ボルスタだと、台車に柔軟性が出るけど、室内にバネががっちり存在して面白く無いかな?


まぁ、面倒くさいことはあとで考えよう。
沈み具合はいい感じかな。
本当は2.5mmアングルを使うと寸法上いいらしいんだけど、床板を1mm使っているので丁合いしてこのサイズでやってみる。

「FMギアを走らせてみたい」だけです。
それにしては1軸駆動とか、大型モーターとかちょっとスペックアンバランスですけどねぇ。
このままじゃ、超軽量でまともに走りそうにないけど。

手持ちでお金かけないで「プラ細工」楽しみたいだけですから。

プラ台枠だけで支えるには12m級が精一杯。



  ↑キドモーターは音が安っぽいんですもの。


午前1時の暇つぶし。

2011-08-19 02:22:00 | HO製作のあれこれ

どっかで見たことのあるタイトル。


なぜならヘッドライトがポロッと取れて大慌てしていたから。


いかんいかんドツボに入った


ぎゃあああ。
なんか下ステップから泡立ってきた。


とりあえず無くさないように適当にハンダして
HOの達人・友人KBに電話。

「助けて」

「あいよ」

ということで、HO組み立て方を根本から教えてもらうことにします。



ローカルニュースでやっていたこと。

JR北海道にマレーシアから鉄道技術者が14系24系の研修に来ているんですって。


サラっと言っていましたけど
「北斗星用客車がマレーシアで運用を開始します」


え?
ミャンマーじゃなかったのか!!


友人HGの写真。




ミャンマーと思ったら、マレーシアに行っていたんですね。
183系は・・・?

ミャンマーだと断面もあまりに違うから不思議でしたが、マレーシアとは。


スハフ14-556で研修していた様子でした。

確かにブルトレを実際実用で動かしている会社は少なくなりましたね。


あとはクモハ40を2000番で執拗にゴミ取りをしました。


これでいよいよ最終コートの準備も出来ました。


あとは意味のない遊び。


動力いじり。
てかなんせHOの知識がまるでないことにはヤッパリどうにも出来ないということがだんだん判って来まして。
「頭ん中でイメージができないと何も出来ない」ややこしい人なんで、
こういう手いじりがどうしても必要です。


ロクニのモーターはマッハのモーターピンバイスのモータにとり変えましょう。
最初のモーターを焼いてしまいラジコン用をつけたら所要アンペアが圧倒的に足りなく死蔵にしていたものです。
六角レンチがないので後になりますが、取り替えればいい感じに使えるでしょう。


KATOのキハ58動力台車も、床「板」の作りを仕上げる時がそろそろかもしれません。
部品は揃ったんですから。
買えばMPギア組み込み済みの床板製品もちゃんとあるのにね。

モーターはこのモーターで決まりでしょう。


KATOのASSY台車一個と、パイプ差してユニバーサルジョイント。
ボルスタははるか昔に作り方を考えて試験しているので大丈夫。


ま、こんなもんだよね。


台車の幅もMPギア仕様とFMギア仕様で異なってくるのも再確認。
FMのほうが台車幅狭くできるから、狭軌ではそっちがいいよね。
MPギアだと本当に幅広下回りになりそうですね。



遊びでモーターを置いてみる。
強力だろうけど、2軸しか動輪にならんな・・・。


乗越ギアセットの使い方が未だにちんぷんかんぷん。
これだと・・・・モーターが台車回転支点に引っ張られるよね?


この部品は何に使うんだろうなぁ。

1.5mmの軸を2.5mmに太らせるだけの部品かな?



  ↑本当にHOやり始めると挽物部品やフライスでの部品が作りたいですよねぇ。なんでもそれに応じて買っていくとお金やお試し費用がいくらあっても足りません。
知己がHOにかんしては全くイないのも致命傷です。


新・HOは素人同然だから12

2011-08-18 04:34:00 | HO製作のあれこれ


現状のモーターを遊んでみることにします。

大きな立派なモーターです。

が、

全然走りが弱っちいのです。


部品箱をガサガサ漁ってみます。
なんせまともにHOをやっていないけど、部品には興味があるんで積もり積もって着ました。


撤収して貰います。


エコーモデルで980円で売っていた懐かしいバンブー商会の出していたらしい、B-1630と言うモーターを取り出してみます。
コアレスらしい・・・?

よく解りません。

で、とりあえず適当に接続。


スロットルを上げると、これがまぁ、綺麗に回ります。
でっかい旧型モーターよりトルクがあるように思えます。

トルクって簡単に計測できればいいのにね。

率直にこんなに簡単に回ってくれるとは思わなかった。


あと、秋葉原のジャンク屋さんで購入した安いモーターも。


これもよく回ります。
若干弱いかもしれないな?
機関車には1モーターではちょっと辛いかも。
ツインモーターにするなら有りかもしれません。


たぶん手持ちで一番高級と思われる、コアレスの片軸モーター。
これも充分良く回ります。

中古なんでよく形式がわからないんですが、直径14mmのモーターですからエンドウ LN14モーターかもと思い、ググったらどうやらビンゴ。
既に生産中止のようです。

ブロガーさんたちが結構重宝に使っていることから、かなり良い物かもしれません。
室内が広々している機関車に使うには惜しいモーターの様子。



今回はこのままで行けば、バンブーのモーターに交換が良いかもしれません。

ギアはMPにしてみたいところですね。
でもEF62要セットは品切れの上に高価ですからかなり悩んでしまいます。
軸受可動台車付きらしいので魅力的ではありますが、26,000円は貧乏には高嶺の花です。

まだ入手可能範囲の通常EDタイプを駆使して行くべきかもしれません。
軸重補償装置という工作にも興味が湧いてきます。
イコライザーでしょうか?軸可動になるのでしょうか?

単純に軸可動だけでは、3軸の特性上、2軸は充分荷重が掛かっても、他軸は軸重すっぽ抜けしますよね。
それでは何も意味が無いし。

現状は
A-1-A+A-1-A
の動軸配置ですが、C-CあるいはA-A-A+A-A-Aにもしたいし。
あ、頭の中だけでわくわくしてきた。

工作技量無視ですけど。



  ↑HOをやるとフライスとかドリル盤が本当に欲しくなりますね。