鉄道模型工作記録帳

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http://blog.goo.ne.jp/modelicon

深川のD51-312

2013-09-18 01:21:55 | 北海道廃車体めぐりレポ
滝川と違い、ロケーションが厳しい上にカメラの操作を誤ってろくでもないことになっています。
それでも、だんだんSL部品が見えてきた・・・かな?

D51_312深川_003.jpg
ステップは今のところ、原則このカタチ。

D51_312深川_005.jpg
なんというんでしょうか。
シリンダヘッド後ろの、細い銅管を分配する箱が297とかなり異なります。
こちらは箱のなかに収められているようで、297は箱から出してランボード上に展開していましたね。

D51_312深川_006.jpg
うわ。ぼけてる。

ただ、空気作用管は左方面にドレン勾配があるようにどれにも思えます。
模型化するときにこれって歪みに見えるんだろうけど・・・。

D51_312深川_007.jpg
砂撒き管は二本目、ランボード下で左に急カーブ切っているのも共通ですね。

D51_312深川_008.jpg
この辺りまでは297と対して変わらないように思えます。

D51_312深川_009.jpg
給水ポンプ以降は297とかなり様子が異なる・・・。
こちらのほうがかなりシンプルです。

D51_312深川_024.jpg
この辺りの取り回しも297とほぼ同じ。


D51_312深川_023.jpg
キャブの庇部分が異なりまして、縁がありませんで屋根鉄板の厚みそのままです。
また、こちらはHゴム化されておらず裏からの抑え板固定です。
どちらかと言うと此方のほうがシンプルな作りなのかもしれません。



D51_312深川_019.jpg
ヘッドライトが150w・・・?
やや長く小さいようです。

ハンドレールなどが曲がっているのはデフと同じく保存後の雪害と思われます。

D51_312深川_015.jpg
曲がりが激しいですが、屋根が薄っぺらく感じるのは297と異なる部分です。
ただ、キャブ雨樋はめくれて裏返って潰れたような感じ。
もとは雨樋になっていたと思われます。
キャブ吊りのフック掛けは割と弱いものが付いています。
4点引き上げですね。


D51_297滝川_127.jpg
297では窓付近のキャブ縦Rが角くなっていましたが312はマルイまま。
旋回窓はもとの窓より幅が広いようで、それを旋回窓に幅以上に窓枠を広げた(そしてキャブ隅柱も改造した)のが297.関係なくハメたのが312のようです。
微妙な違いですね。
逆転棒の下の部品のカバーがこちらはないんですね。



D51_312深川_012.jpg
いやぁ、ひどい写真ばかり。
よく見ると泥溜のカタチが下方円錐ではありませんね。


D51_312深川_011.jpg
撮影設定が酷いのでマトモにピンがあっているのはこういったものばかり。

保存後の曲がりの補正してみていけば大体判読できますが・・・
キャブ下のカバーが297と異なりますが、どうもこれ、モーターか発電機があるようなんで電気的な部品のようです。
そういえば、297では複雑な形のものでしたね。


D51_312深川_017.jpg
何カットかしかシャープではありません。
それも割りと変化のない部分・・・。


D51_312深川_025.jpg
どうもパッとしないカットばかり。

D51_312深川_002.jpg
本当に酷いね。
でもわかるといえば解る。
ついでに電気配管297とは異なる方向からでていますね。
助手席側下からでています。

D51_312深川_010.jpg
配管は台枠下を通じていたようです。
しかし、酷い写真。

参考になるか微妙ですが、これでも結構役立ったのだから、模型的には使えます。

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滝川のD51-297

2013-09-17 23:34:31 | 北海道廃車体めぐりレポ


最近蒸気機関車の質問および部品関係の調達が増えてきているにもかかわらず、実は余り解らないということを解決することになっているというものであります。

滝川のD51-297

D51_297滝川_070.jpg
パッと見ためには当たり前っぽい北海道仕様です。
でもその「当たり前」ってデフと密閉キャブを見ただけのことであり、実はよく知りません。

D51_297滝川_001.jpg

D51_297滝川_002.jpg


D51_297滝川_003.jpg

D51_297滝川_004.jpg

D51_297滝川_005.jpg

D51_297滝川_006.jpg


D51_297滝川_010.jpg


D51_297滝川_011.jpg

D51_297滝川_013.jpg

D51_297滝川_014.jpg
ちょっとコッチサイドは撮影良くないです。



D51_297滝川_072.jpg
ダイナモはこれ、大小2つあるのかな・・・?
手前の物は配管が逆サイドに回っています。


D51_297滝川_064.jpg
その配管は運転手席側に。
ATSでありましょう。

D51_297滝川_073.jpg
前のD51-47にはなかった、助手席側サイドにもスピードメーター系らしき?軸速度を採る部品が見えます。


D51_297滝川_074.jpg
ランボードまでは太く斜めに立ち上がっていますが、ランボードに外付けされた小さな箱に入ると、極端に細くなってヘロヘロと上に巻き上がっています。

D51_297滝川_075.jpg
根本はこれです。
実に細いリンクで回転数を採り入れているのが解ります。

D51_297滝川_076.jpg
物凄い細いケーブルとひ弱なステイで助手席に入っていっています。


D51_297滝川_117.jpg

D51_297滝川_078.jpg
まるで途中で消えているがごとく、細くなっています。

D51_297滝川_020.jpg
極めつけは、このかなりいい加減に助手席から伸びた細い鉄帯腕で引っ張っている。
しかもよく見ると、助手席側妻板ドアのマドがHゴムに。


D51_297滝川_019.jpg
コレなら見えやすいかな?


D51_297滝川_033.jpg
反対サイドで下を覗くと、運転手側側面のテンダー配管が二本、台車間に伸びているのはATS車上子を往復する配管でした。

D51_297滝川_032.jpg
途中まで中位の配管がATSとして台車間にはいり、細い管はエンドまで来て標識灯類の配電線になっているようです。

D51_297滝川_036.jpg
テンダー前端。
右から
ATS車上子後位側配管
ATS車上子前位側配管
左のパイプは電気系に見えますが、写真真中のコックから漏れ水があるらしく、その受けてソトに逃がす漏斗です。

D51_297滝川_035.jpg
テンダー前部上
ATS配管はテンダーの石炭側に消えています。

D51_297滝川_100.jpg
よく見ると、標識灯配管はボイラ側に渡されています。
コンプレッサーに繋がる太い配管二本を縫ってこの写真では見えないようになっていますね。
太い二本はコンプレッサー系に入っていますので空気系の配管が台枠中、シリンダーなどに向かっているのでしょう。

D51_297滝川_047.jpg
標識灯配管は真ん中の複雑な機械に入っていました。

D51_297滝川_048.jpg
泥溜周辺は割とシンプルです。

D51_297滝川_049.jpg


D51_297滝川_050.jpg


D51_297滝川_051.jpg

D51_297滝川_052.jpg
右から発電機とコンプレッサーを結ぶ配管
発電機からキャブに向かう配管
太く真っ直ぐなものは左端で一度クランクを経てボイラ前側に伸びる。
D51_297滝川_054.jpg
クランク部。

D51_297滝川_058.jpg
そうして「コブ」に入る。
砂蒔きレバー?

この全体斜めから見ると、ランボードの凸になっているところに外付けで這っている配管が随分目立ちます。
D51_297滝川_064.jpg
これ。
結構な存在感です。
今日の過去の写真を遡るとテンダー台枠から出てきた配管の一本ですから空気系ですね。
この写真でも分岐してコンプにぶっ刺さっています。

存在感ありすぎな配管です。
D51-47にも同じように這っていますので、今まで気が付かなかっただけなのでしょう。


D51_297滝川_100.jpg
運転台真下って凄まじいですよね・・・。

D51_297滝川_099.jpg
コンプレッサーから一部赤銅色の配管を見ていきます。
手前に伸びてますね。

D51_297滝川_098.jpg
タンクを這っています。

D51_297滝川_065.jpg
折り返して2つ上の写真でまた折り返してエアタンクに入っています。

では、もう一端は?

D51_297滝川_107.jpg
助手席サイドの方にボイラ下を渡っています。

代わりにもう一本戻ってきていますね。
※想像:助手席側タンクに入って戻ってくるんだろうな・・・。


D51_297滝川_108.jpg
で、助手席側タンクです。
タンクに入るのではなく、サイドを這って行きます。


D51_297滝川_109.jpg
タンクからはまた、運転台側に行きますから、ほぼビンゴでしょう。
縦に走る管はコブから出ている砂撒き管のようです。

D51_297滝川_112.jpg

D51_297滝川_110.jpg

D51_297滝川_111.jpg
はい、ビンゴでした。

ただ、この辺り、ドレン弁がありませんね。
水抜きはタンクでやっていたのかな?

地味にこの3枚では給水ポンプからデフの上、給水温め器に向かう配水管が捉えられています。
というか、この給水温め器に行く配管、デフ裏ではボイラケーシングをガッツリ食い入って縦に伸びているんですね。


D51_297滝川_114.jpg
給水系が温め器に入ります。
一番太いもので10cm管ですね・・・。
てかこんなにガッツリとケーシングに食い入っているとは気が付きませんでした。

D51_297滝川_113.jpg
却って見難い図

D51_297滝川_121.jpg
温め器とはボイラの中に行く配管ももちろんありますね。
真ん中左やや上のコックを通じて入っています。

3枚上のデフ裏を写した写真にあるカバーの中でかなり分岐しているようですね。

D51_297滝川_021.jpg
そうやって見ていくと、だんだん何がなんだかわかってきます。

砂・高圧空気・低圧空気・水・電気・オイル・蒸気
この系統が見えればいいんですね???

D51_297滝川_074.jpg
こちらが給水ポンプですから、左に伸びる缶は水だと?
給水ポンプ真ん中上から出る缶はどこに?

D51_297滝川_078.jpg
凸方に上がって、・・・ドコに?

下の配管は途中でフィルタが挟まっているのでテンダからの生水給水でしょうから・・・。

D51_297滝川_073.jpg
ボイラに入って・・・?いるのかな?
給水温め器には上から出て凸を突き抜けて右に行っているのでいいんですが。

あ、ちょっと追いかけられないや。
課題発見。


D51_297滝川_077.jpg
給水元に向かう。
しまった、真正面からでは追いかけられない。

給水系がわからないので、別にとった写真を探して当て込んでみようと思いましたが

D51_312深川_025.jpg
D51-312では全然周辺の形が違う・・・。
出る入るは同じなんだろうけど這わせ方があまりに違うからわからない・・・。
そもそもキャブから降りている管の本数が一見違う。
二本降りてきている。
297のもう一本はドコに?
凍結防止の布巻いているから水か蒸気なんだろうとは想像できます。



給水の分配器らしきものを312ではキャブ裾直付で、297は足をつけてグッと下げているんですね。
ちょっと話が戻りますが、助手席側スピード計測器がこちらのマシンには微塵もありません。
そもそも布巻いていません。


D51_297滝川_019.jpg
精々撮ったこの角度でみると、
ストレートにテンダに行っているようです。

D51_297滝川_0190.jpg
給水はなんとか判った。
その取り巻きに居る管たちはなんだろう・・・・?
一本は助手席から降りてきて、テンダに向かっていますね。
どまんなかの変な楕円形の継ぎ手を通じて右の火床下、そして従台車真上を通って降りていく配管が何なんだろう。
さっき見た「キャブから足を生やして継ぎ手している管」です。
2つ上の真正面写真ではグルっと回って助手席に立ち上がっていると思ったら、ぜんぜん違うようです。
蒸気かな?
真ん中の二本の太管の右は水。
左のキャブ内に引きこまれているテープを巻かれた管は蒸気だと思うのです。

D51_297滝川_029.jpg
わ・・・わからん・・・。
けど、恐らく上の推理の蒸気管はあっていると思う。

D51_297滝川_026.jpg
あ。
避けてまた奥に行っている。
右上から真ん中降りて奥に行っているのが「足の生えた管」です。

配管は可能だけど、空気なのか水なのか?蒸気なのか。

水だと思うんだけどなぁ・・・。
あ。
SG用蒸気にする給水管か?
それなら弁ハンドル棒らしきものがキャブに向かっているのが半分理解できる。
奥に行ったと思われる管の反対側の写真をまさぐると

D51_297滝川_0480.jpg
着てた。
テンダに向かっている。

D51_297滝川_100.jpg
そしてさっき見た運転手側の太い二本のうちの奥のものだと解る。
そうなれば・・・水か。
運転手側でテンダから引き込まれて、キャブ下通って、助手席でバルブされ、従台車の上を通じて降りて、ボイラ方面に消えていく・・・。

D51_297滝川_0740.jpg
第4動輪直後で消えていくこの配管。
ポンプと今のところ繋がっていないが、どうやって水が進んでいるんだ?

で、岩見沢の写真を曳き釣りだしてみる。
D51C57岩見沢_052.jpg
なんか・・・すごく簡単に床下から這いまわってランボード右に進んでいる・・・。
312とほぼ同じ・・・。

D51C57岩見沢_054.jpg
で、簡単に凸から中に・・・。

47と312はほぼ同じですから297が結構違うってことなのかな?
各車でこんなに違うんですね・・・


D51_297滝川_028.jpg
気を取り直して、配管のことは一度忘れてテンダ助手席側。
シリンダはこちらがわ。
奥にATS車上子。

D51_297滝川_030.jpg
布巻管がずっと走っていますが、これはSG管。



D51_297滝川_031.jpg
よく見るとステップが左右違うんですね・・・。


デフとヘッドライトの飛び出し位置の図。
D51_297滝川_091.jpg
コッチのほうが分かり良いかな?

D51_297滝川_085.jpg

D51_297滝川_090.jpg

D51_297滝川_093.jpg
意外と大切なところ。



D51_297滝川_086.jpg

D51_297滝川_097.jpg

D51_297滝川_120.jpg

D51_297滝川_066.jpg
位置関係が解りますね。


D51_297滝川_056.jpg
シリンダの下にある細いバーは真っ直ぐな棒ではないんですね。

縦にして拡大置きしてみる。
D51_297滝川_0560.jpg
左右に動くものなんですね。


D51_297滝川_081.jpg

D51_297滝川_096.jpg

D51_297滝川_116.jpg

D51_297滝川_115.jpg


D51_297滝川_024.jpg


D51_297滝川_025.jpg

D51_297滝川_127.jpg
信号炎管。

D51_297滝川_129.jpg


D51_297滝川_130.jpg

D51_297滝川_131.jpg
前後位置が解るカット。
ちょうどドア柱直上。

D51_297滝川_125.jpg
スライドバー根元。

D51_297滝川_124.jpg
スライドバー後端。
よく折れる、または模型中古でよく折れている部品。


D51_297滝川_017.jpg
尻棒を避けるようなスノープラウ。

D51_297滝川_067.jpg
最後に一番安心できるカット。

D51_297滝川_068.jpg
お疲れ様でした。
出来た疑問を糧に、よく学びます。



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岩見沢のD51-47

2013-09-15 02:34:41 | 北海道廃車体めぐりレポ
RIMG0370.JPG
世の中玉ねぎ列車の季節のようです。

RIMG0463.JPG
岩見沢のD5147でございます。

配管の色以外はきれいな個体ですね。

RIMG0465.JPG
密閉キャブの北海道個体ですが、密閉と行ってもゲンダイイメージとは違って

RIMG0467.JPG
後ろパックリ。



RIMG0466.JPG
意外と知られておらず、模型化すると「あ?」とびっくりするのがテンダの後退角がつく改造点。
密閉キャブなんで当たり前といえば当たり前なんですが、後退角を付けてキャブの大型化を逃げるようにしていますね。

RIMG0417.JPG
後退幅は300mmです。


RIMG0412.JPG
RIMG0413.JPG
密閉キャブの後ろ開口は1645mm位っと・・・。


RIMG0410.JPG
密閉キャブ後部幅は・・・・ええっと・・・
1540mmですね。

RIMG0408.JPG
丸窓は280mmっと。

RIMG0404.JPG
後退角の付いたテンダは案外ディテールが多いですね。

RIMG0429.JPG
RIMG0428.JPG
デフが実にぶっきらぼうにカットされています。

RIMG0427.JPG
RIMG0426.JPG
RIMG0424.JPG
RIMG0447.JPG
ちょっとハレ過ぎました。

RIMG0446.JPG

RIMG0452.JPG

RIMG0451.JPG


RIMG0445.JPG
SG管が随分右下がりですね。

RIMG0443.JPG
ドレン抜きの勾配なんでしょうか。

RIMG0442.JPG

RIMG0441.JPG
こうしてみると、右のSG管が非常によく目立ちますね。

RIMG0440.JPG
配管が結構異なります。
こちらには照明系の細い配管(錆色塗装)が目立ちます。
変わり色も配管を追いかけるには好都合ですね。


RIMG0439.JPG

RIMG0453.JPG
右下部から出ているのが電気配管と思われます。

RIMG0438.JPG

RIMG0437.JPG


RIMG0436.JPG

上部のディテールはすっ飛んでいますが、下回りの配管はよく分かるかんじでしょ?


RIMG0435.JPG
RIMG0434.JPG

RIMG0456.JPG
キャブ下です。

RIMG0455.JPG
配管が入り組んでいて凄いですね






RIMG0454.JPG
真ん中斜めに走る白い棒はスピードメーター棒ですよね?


RIMG0459.JPG
配管凄いなぁ・・・。

RIMG0453.JPG


RIMG0397.JPG

RIMG0462.JPG
以上、岩見沢のD5147でした。

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苗穂 ビール園の9643 と 元十勝鉄道DE101543

2013-09-14 00:45:03 | 北海道廃車体めぐりレポ
苗穂駅至近のアリオ札幌札幌ビール園敷地内にある9643です。
RIMG0082.JPG
割と初期番号ですね。

RIMG0076.JPG
こんな雰囲気です。

RIMG0078.JPG
右の配管は、ドコから落ちたものらしく本来はありません。

RIMG0079.JPG

RIMG0080.JPG

RIMG0081.JPG
平凡なシルエットを一発でぶっ壊すのがキャブ屋根の超延長でしょう。
しかも曲がってます。元から。

RIMG0085.JPG
シンプルなんですがねぇ・・・・。

RIMG0086.JPG

RIMG0087.JPG

RIMG0093.JPG

RIMG0091.JPG
なんせ、この延長屋根の迫力がすごい上、その御蔭で炭水車の手掛はしごがドエライ斜めに走って行くという奇特なおまけ付きです。
よじ登りにくそうですね。

RIMG0092.JPG

票差しが下木の上にあるのも特徴でしょうか。

RIMG0094.JPG
デフも割と粗末な造形です。

RIMG0088.JPG
RIMG0084.JPG
屋根のあて方が凄いです。

おまけ。
RIMG0101.JPG
十勝鉄道のDE10-1543が、何故か西帯広から室蘭まで行ったのに苗穂工場の解体準備線?に来ているんだろう・・・。

DE10-1043-024.JPG
美しく磨かれていた十勝鉄道時代ですが、かなり艶が落ちてしまったのが解ります。
スノープラウも取り払われています。

間違いなく十勝のカマです。

現役時
DE10-1043-020.jpg

↓今の姿
DE10-1043-021.jpg
車両銘板、JR東日本の銘板も無くなっています。

この車には添乗したことがあり、ちょっと思い入れがありました。
今後どのようになっていくのでしょう。


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取材。客車のウェバスト 富内線富内駅

2013-08-13 20:50:29 | 北海道廃車体めぐりレポ
釧路客貨車区の特徴としてウェバストがありますね。
ミキスト列車のルールで、客車は常に貨車より後に連結しなければならなかったため、冬期間、基本的にSG管が繋がらず、そのままでは凍えてしまいます。
そこで、灯油燃焼ボイラを取り付けて暖を取っていた。
そういうわけです。

ウェバストとは灯油暖房装置のことですね。
気動車にはエンジン冷却水を引き込んだ暖房方式が主流になりましたがそれ以前の車は基本的にウェバストであり気動車には結構メジャーな装備なのですが、客車では基本的に北海道東部・いわゆる道東地域に見られる特徴です。

改造が結構ラフなため、取り付け位置に差違が相当あり、更に模型部品でも客車用には必ずある角型の小型燃料タンクも模型化されていません。
いつか模型化すべく取材に行って来ました。

あくまでウェバスト改造の一例にしか過ぎません。


RIMG0128.JPG
今回の取材車は、富内線富内駅に保存されているオハフ33-1568となります。
緩急車改造の1500番代ラストナンバーです。
もともとはオハ35-1053で、内地に居たものを昭和52年に北海道の転属。
オハ35-1502となって(何故か特別番号にならなかったはずの35系の変種番号として1501と1502だけ北海道改造番号を名乗ったらしい)、
更に僅か4年で緩急車改造。内地番号のオハフ33-1500番代(ややこしいけど・・・こっちの1500番代は「戦後型オハ35改造のオハフ33の番台とされていた)に組み入れられたもの。
らしいですよ。
廃車は昭和60年。
ドタバタの後半生だったようです
オハ35を北海道仕様に改造し、更に緩急車改造に際して道東の特徴の「横開きのただの窓サッシ」仕様、更にウェバスト取付。と、完全な「田舎もん」になった姿です。


トラやセキ、珍しい所では釧路に3両も相当後年まで残っていたワムフ100などと手と取り合ってきたであろう「辺境の客車」であります。
ご覧のとおり、戦後型オハ35系の特徴が生きており、一部で熱狂的?有名でった「スハ42で唯一別系列改造となった」スハフ42-523も台車以外は同一の特徴を持つものですね。
静岡で別の内容で有名だったスハフ42の軽量化実験車で何故か35系に編入されたオハフ33-630と真逆のものがあったのです。

RIMG0219.JPG
テールライトの飛び出しが「あ、やっぱり・・・」でありまして、強引に真正面を向かせています。
折れ妻だからしょうがないですかね。

RIMG0221.JPG
こっちは標準的です。

RIMG0161.JPG
手すりの参考。
意外と数多く生えています。


RIMG0165.JPG
台車はコロ軸のTR34
コロ軸のこれ様はオハ47に持ちいられていたコロ軸改造台車TR23Eがモデルでは著名ですが
違いはコロ軸の軸守の形が違うんです。
TR34は新製時からコロ軸なのでその辺りからくるものが所々異なります。
また、本体自体も上梁の肩部分が特に異なります。
どちらかと言うとサハ48の流電用などに付いていたTR36に似てるかな?


RIMG0166.JPG
TR34の北海道仕様ですから、発電機アームと発電機がこのように別付けされています。
おっそらくかなり少数ですよね。

あと、北海道向け改造発電機の取付でも、オハ35系のほとんどのTR23やスロ54では台枠マウントのギア式発電機がほとんどですが、TR34は台車マウントが多いという・・・。
なぜこんな変な知識があるかというと、店始める前に作っていた
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/73698ffa8bdbbace9491f4bec4de50de
この記事でエライ大ミスしたのです。


RIMG0199.JPG
ウェバストはこれです。
HOではエコーやNではタヴァサからウェバストはあるのですが、どうもそれよりスッキリしたスリムなウェバストなんですよね。

これが2個付きます。

RIMG0169.JPG
裏から見るとこうなります。

左右でダクトの大きさが異なります。
おそらく気動車用のそれと違うっぽい・・・

RIMG0195.JPG
燃料タンクは1台搭載されます。
手前に伸びるのが燃料管。


RIMG0194.JPG
ぐにゃりと曲がる燃料管。

RIMG0193.JPG
燃料管は結構目立つ形で伸びています。
それは通し位置が低いから。

もちろん分岐して右に行くものと、奥に行くもの。

RIMG0263.JPG
右下が燃料管。
水タンクの下辺ギリギリの低い場所を突っ走っています。

RIMG0180.JPG
水タンクの這うように伸びる燃料管。

RIMG0187.JPG
ズズイと伸びて電池箱裏辺りで急旋回の燃料管。

RIMG0177.JPG
で、もう一個のウェバストにズボッと入っていく燃料管。

RIMG0171.JPG
燃料管が這う感じ。


RIMG0168.JPG
このように入っていく燃料管。


RIMG0197.JPG
ちなみに、燃料管はよく見るとこのようによく目立つ。
しかももちろん右にから剥いて降りている。
「灯油だから流れ考えて当たり前なんだけど」
ああ、なんと普通に考えると当たり前な所作でした。
ただ、タンクからウェバストまでストレーナー(水分&ゴミ取りトラップ)がなかった。
コレは意外だった。
おそらく。

RIMG0270.JPG
ウェバストのこの半円形部分がストレーナーかと。

あ、ガッチリ計測していますw

RIMG0297.JPG


RIMG0296.JPG

RIMG0298.JPG

RIMG0294.JPG
MIKUNI HEATER

メーカー見っけ。
http://www.mikuni.co.jp/product/heater.html

株式会社三國製作所のMY系統の製品に間違いないですね。

RIMG0138.JPG
燃料タンクも汎用っぽいのです。
というか汎用でしょう。
ドコのメーカーかはまだ未定。


RIMG0139.JPG

RIMG0140.JPG
大きさも計測済みですよw
丁度200リットルクラス(198リットル)灯油タンクでした。
北海道個宅用でメジャーなものの半分の大きさですね。
img59061889.jpg
これの半分。
200リットルだと普通家庭では半月分程度の灯油が入るものと思われます。

RIMG0150.JPG
ブレーキ室。
窓が本当に住宅用でした。
メーカーが北海道に有るメーカーっぽいアルミサッシ。

RIMG0262.JPG
オマケで解ったこと。
水タンク断面って、開けられたんですね。
掃除できたんですね。

ウェバストは
RIMG0237.JPG
左がトイレ側。
台車のすぐそば。
奥に見えるのが燃料タンク。

もう一つはこの点対称の場所にあります。
もちろん。
コレに伴い、結構機器移動しているのです。

それでは、ズラッと連続写真を貼り付けます。
それで位置関係を確認してください。

RIMG0158.JPG
こちら側面。
奥が便所です。

RIMG0130.JPG

RIMG0131.JPG
ウェバストは左から4個目の窓下あたりですね。

RIMG0132.JPG

RIMG0133.JPG

RIMG0134.JPG

RIMG0135.JPG
燃料タンクは右から3つ目と4つ目のマド柱下周辺ですね。

RIMG0136.JPG
車体の劣化によるふくらみが非常に気になるところですが・・・。


RIMG0128.JPG
こちらサイド。

RIMG0126.JPG

RIMG0125.JPG

RIMG0124.JPG

RIMG0121.JPG
このようになります。
つなみに同じく保存されているスハ45はウェバストがない車ですから、割りと北海道では最後まで急行運用などに多く使われていたものではないかな?

RIMG0120.JPG

RIMG0119.JPG

RIMG0118.JPG

RIMG0117.JPG

RIMG0116.JPG
参考までこちらもサイドビューでした。

ドアが両方原形で特にこのスハのプレスドアは割と状態が良いドアでした。


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キハ40-330番台のこと【改訂版】

2012-08-22 23:53:30 | 北海道廃車体めぐりレポ


間もなく引退と噂されるキハ40-330番台です。

元はというとキハ40。
ワンマン化を経ないで昭和63年、急行用に9両抜擢、改造されたうちのお座敷車両に転用されなかった6両が通勤型として「オールロングシートとなって」今に至ります。
通勤用余生になってからは札沼線・学園都市線部分に運用され、電化によって一線を退いて、朝運用などで働いており、電車の増備次第で引退という噂です。



t非電化末期キハ40系1015.jpg
外見概観。
ぱっと見は冷房化、そして窓配置の変更がメインです。

RIMG0012.JPG
t非電化末期キハ40系1001.jpg
反対側
急行改造時に埋められた窓が、更に発電機撤去後も埋まられたままになって、一般型より窓が一個少ないです。

t非電化末期キハ40系1021.jpg
冷房装置の位置や向きはこのようになります。
上写真とは反対側です。

t非電化末期キハ40系1018.jpg
上から見たものです。
ベンチレーターは塞ぎ板で埋められ、クーラーはバス系のものが積まさり、ダクトが伸びていますね。

RIMG0033.JPG
これはキハ400なのですが、ダクトの形が異なりますね。

t非電化末期キハ40系1017.jpg
列車無線の位置はこのようになります。

t非電化末期キハ40系1023.jpg
サイドからはこのようになります。

t非電化末期キハ40系1027.jpg
増設・復元窓の様子です。
微妙な窓ですね。
嵌めこみ窓であり、しかも微妙に場所が変わっています。
周辺はかなり平面が出ていない事がわかります。



RIMG0184.JPG
ドア窓と同じガラスがはめられているようです。

増設窓の屋根上には

RIMG0185.JPG
排気口後の蓋があります。

キハ400には残っている写真がありますので場所特定ができます。

RIMG0025.JPG
ここです。


キハ40JR北海道配置車_キハ40-3361032_.jpg
この角度から見ると非常に個性的です。

RIMG0014.JPG
やはり反対側です。
埋まった窓の周辺。
どうなっていると思います?
本当は発電機があったのですが、その前はもちろん普通の座席がありました。
今は・・・


北海道275.JPG
右奥をご覧ください。
「壁が妙な形に残っているタダの立ち場」なんです・・・。
正直、相当粗末な車に成り下がっています。

RIMG0020.JPG
エンジン。


RIMG0019.JPG


RIMG0017.JPG
RIMG0016.JPG



RIMG0021.JPG

RIMG0051.JPG
同形のエンジンです。

RIMG0051.jpg
シリンダヘッドにNIGATAのマークが入っています。




  ↑仕事が修羅場中!



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キハ08詳細資料 その2

2012-08-14 09:16:05 | 北海道廃車体めぐりレポ
模型が手につきません。
ですからごまかし記事です。

キハ083は色々撮影してきたのですが、あまりに局所的でどうやって紹介できるか考えるに悩みます。

t加悦キハ083_1022.jpg
こういうレベルなもので(;^ω^)
(ちなみにこの写真は今日のお題の反対側床下です)

まずは向かって右側に元トイレのある側の面。
トイレとは反対側から並べてみましょう。

t加悦キハ083_1222.jpg
こちら側の側面ですよ。
手前からまず舐めていきます。

t加悦キハ083_1031.jpg
台車はDT22ですが、これ泰和車両製のもので、北海道札幌、桑園の工場で作られた珍しい一品です。
泰和といえば、簡易軌道の自走客車や、北海道拓殖鉄道のキハ301、留萠鉄道ケハ502などがチョット有名な製作所で、北海道の怪しげな改造車両を数多く産出しました。

t加悦キハ083_1032.jpg
左が運転台、トイレのない側です。
バッテリー箱はキハ22などの同等新品が誂えてありますね。

t加悦キハ083_1033.jpg
小さな機器箱(繋ぎ箱?)も新製のようですが・・・?

t加悦キハ083_1034.jpg
エンジンはDMH17Hの横型が採用されています。
割と初期の段階で横型エンジン採用です。
客車の台枠が分厚いために高さを考えてこのようになったと聞きます。
それでも腹擦りがないように車体の高さを嵩上げするほどだったようです。

t加悦キハ083_1035.jpg
エンジンの手前には何かのフレームが誂えられています。
あとで詳細が出せると思います。

t加悦キハ083_1037.jpg
真ん中は整流器だそうです。

t加悦キハ083_1038.jpg
元ダメタンクは新製のように見えます。
放熱器も腹摺りギリギリですね。

t加悦キハ083_1039.jpg
燃料タンクまで来ました。
燃料タンクはキハ17系と同等の小さな容量のもののようです。

すぐ左に本来、客車時代の流用の水タンクがあるのですが撤去されています。
注目はこの左にある非駆動側の台車のブレーキシリンダーがその前に鎮座していることですね。



t加悦キハ083_1042.jpg
本来ここには水タンクがあったはずですが、加悦鉄道では撤去されています。
今は家庭用クーラーの室外機が置いてありますがオリジナルではありません。
水タンクと台枠の隙間に「てこ」があるのです。
t加悦キハ083_1044.jpg
そのシリンダーです。

t加悦キハ083_1043.jpg
てこが見えますが、その場所に水タンクがあったのです。
調整やりにくそうです。

t加悦キハ083_1047.jpg
同じくシリンダーです。
ブレーキロッドは組み付けられずに落ちています。


t加悦キハ083_1054.jpg
同じくシリンダーです。
右下は燃料タンクです。

t加悦キハ083_1053.jpg
燃料タンクと元ダメタンクの隙間に縦置きしている補助空気ダメです。

t加悦キハ083_1061.jpg
エンジンと放熱器の間にあった機器箱の斜め姿です。
(整流器だそうです)


t加悦キハ083_1064.jpg
繋ぎ箱でしょうか。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
クモハ32000様より頂いたコメント内容の転記
エンジン横の、細かいルーバーの付いた箱は「整流器」の箱です。 
エンジンの発電機はオルタネーターなので、交流出力ですから、蓄電池の電源、放送機器の電源に、でかいセレン整流器と抵抗器を収める箱が必要で、それが、この箱です。 
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


t加悦キハ083_1071.jpg
繋ぎ箱整流器の真裏には、オイルフィルターのようなものがありました。
左の四角いものが繋ぎ箱のようなものです。

t加悦キハ083_1066.jpg
ドレンカップフィルターかもしれません。


t加悦キハ083_1063.jpg
左のタンクは元ダメタンク。
画面切れる右に上記の機器(繋ぎ?)箱です。

t加悦キハ083_1079.jpg
エンジンの手前にある謎のフレームです。
エンジンからの冷却水を回すと考えられる布巻き管が迂回して括りつけられています。


t加悦キハ083_1082.jpg
謎のフレームを真横から見てみます。
何かのカバーが付いていた痕跡も見えなくありません。

t加悦キハ083_1078.jpg
布巻き管はエンジンに入り込んでいっております。


t加悦キハ083_1074.jpg
フレームの奥にはコンプレッサと思われるものが見えます。
茶銀色にみえるのがコンプレッサではないかと思われます。
謎のフレームはコンプレッサを雪から守るものだったのでしょうか?

t加悦キハ083_1073.jpg
フレームの逆側。
布巻き管は奥に続いています。

キハ22と同じような電池箱の横にあった小さな機器箱の裏は

t加悦キハ083_1081.jpg
このように下からケーブルが出ています。
これが繋ぎ箱かな?
奥に電池箱が見えます。



t加悦キハ083_1086.jpg
電池箱はフレーム横桁に直付けです。

t加悦キハ083_1087.jpg
動軸側台車のボルスタです。
左に伸びる太いロッドは推進軸でした。


t加悦キハ083_1090.jpg
ボルスター部です。
このボルスター基部にメジャーを当てています。

t加悦キハ083_1091.jpg
巾610mmでした。
これでボルスタ部の巾は決まりましたね。

t加悦キハ083_1096.jpg
デッキステップ部です。
ステップは鉄鋼作業でかなり強引に作られていることが解ります。

t加悦キハ083_1094.jpg
サビでクチャクチャになっていますが、ステップの下にさらに配管が3本引かれています。

t加悦キハ083_1095.jpg
そのステップの奥に手ブレーキの回し子がありました。


t加悦キハ083_1119.jpg
ステップの下の反対側ビュー。
手ブレーキを連動させるシリンダーが近くにあるはずです。
シリンダーはどこにあったでしょうか。

t加悦キハ083_1096.jpg
もう一度トクとご覧ください。
右から、ステップ、左に台車と補助空気ダメ、真ん中に・・・シリンダーがありました。
場所は、非トイレ側運転台の助手席真下の車端部です。
びっくりした部分に取り付けられています!

t加悦キハ083_1118.jpg
左から、シリンダー、すぐ右は既に車端のジャンパ栓です。 右端は密着自動連結器。
右上から下に走る帯は既に台枠の端梁です。
物凄い窮屈な場所にシリンダーが設置されています。

t加悦キハ083_1209.jpg
わかりますか?
下が台車。
上が車端。
左上が側面なんです。
真ん中左がシリンダーです。

t加悦キハ083_1216.jpg
繰り返します。
上が側面。
左が台車。
右が車端。
斜めに走る棒はスノープラウのステーです。

t加悦キハ083_1218.jpg
シリンダーから伸びたロッドは無骨な四角い繋ぎ金属を経て、台車上に付けられたテコに繋がり、車体センターのロッドに入ります。(外れていますね)
で、テコの反対側に手ブレーキのチェーンが伸びて居ます。

t加悦キハ083_1212.jpg
左が側面、下が台車。
上が車端。

t加悦キハ083_1213.jpg
シリンダーの奥には連結器の受けとエアタンク。

t加悦キハ083_1215.jpg
角度変え。

t加悦キハ083_1221.jpg
この写真の車体角下に、シリンダーがあるのです。
この角度ではわかりませんでしたね。
これまでの記事はこちら側面の床下のことを書いています。

t加悦キハ083_1219.jpg
ステップは

t加悦キハ083_1220.jpg
巾410mmです。



  ↑次回は反対側を紹介します。
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キハ08詳細資料 その1

2012-08-07 01:12:40 | 北海道廃車体めぐりレポ
加悦鉄道のキハ083を調査してきました。
何時か作りたいと思っている車の一つで、北海道出身の車ですから、調査にも熱が入ります。
熱が入りすぎるといけないとも言いますが・・・・。

ということで、数回に分けて、キハ08を徹底的に撮ってきた資料を出してみたいと思います。
「かなりキチガイ」な資料ですからわかりにくさもあると思われます。

ここのところHO熱が上がっております。
HOだと表現したくなる部分が多かったり、Nではごまかせても誤魔化し切れない部分も多くなってきたため、今までより執拗に撮ってきました。

【全体像をみてみる】
t加悦キハ083_1222.jpg
まずはこのカットからです。
キハ083
旧国鉄キハ08 3をで、釧路機関区に8年ちょっと在籍して、国鉄時代は終了しています。
誕生時がキハ40 3であり、仲間は片運転台のキハ45?、キサハ45、キクハ45の重複形式で、のちに制式の雑型に編入したのは昭和41年。
キハ45?が近郊型気動車の決定版として登場するにあたり、系列ごと雑型に移動したという流れです。
その後、殆どは解体になりましたが、キハ083のみ加悦鉄道に引き上げられ廃線まで重用されたと聞きます。

オハ62改造の今で言うPDCの走りですが、
どんなもんだったかと文献当たってみると「思ったほど悪くない」という感想が出てきます。
確かに燃費は国鉄DMHディーゼル平均より20%程度悪く、加速は鈍重。
内装は粗末な60系のまま。
普通に考えれば「それってあんまり良くないってことじゃないのか?」ということですが、実際評判はソコまで酷いものではなかったようです。


t加悦キハ083_1238.jpg
北海道を中心に、山形、四国で運用され
北海道では苗穂機関区の3台がほぼ歌志内線ビストン及び函館線。釧路機関区の5台が周辺一帯、苗穂機関区でもキサハは千歳室蘭線ローカル。というように、かなり限定された活躍を見せています。
年数も短く、また特性に合わせた隙間を埋めたといって良いのでしょう。

見た限り、この初代PDC「だけ」で編成を組んだことは稀であり、ほぼ必ずキハ22などの他系列と2両以上の編成を組んでいたようです。
ですから両運転台のキハ40・・・キハ08が単独でトコトコ走った記録は殆ど見かけません。
またキハ45-キサハ45-キハ45のように、編成を揃えた記録は見たことがないようです。


t加悦キハ083_1274.jpg
性能的には、キハ22単行とキハ40単行では2割程度、様々な性能で劣り、キハ40?も実際はキハ22より微妙な部分もあることから、まぁ、どうだったのでしょう。

キハ55などの2エンジン車とキクハやキサハを組むと、各車1エンジン並みの性能であったようで、そのあたりからは予定通りだったようです。

乗り心地は新製気動車「より良い」という記述も見られます。
車体及びフレームがしっかりしていたため、軽量車体の新製群よりマシであったようです。
これは功罪の功の解りやすい部分でしょう。


t加悦キハ083_1232.jpg
昭和40年代中半に気動車の余裕が出てきた時点でお役御免となり、国鉄から去って行きました。

一般的には上記4枚のうち最後の一枚がよく出てきますが、四方を撮影するとこのようになっています。


【内装を見てみる】

t加悦キハ083_1097.jpg
原型が一部崩れていますが、まんまオハ62の内装です。

下が計呂地に保管されているオハ62
FH010018.JPG
このオハ62は椅子がグレードアップされてモケットを張っていますが、張っているだけでクッションを2段にしている43系より劣ります。
むしろお本当にオハ62の狭い室内そのままであったと言えましょう。
113系・401系初期やキハ45系?などと似たシートピッチで、狭いです。

FH020001.JPG
これは卯原内のオハ47ですが、背もたれのクッションが違うのが良く解ります。
2段クッションですね。

キハ083に戻ります。
t加悦キハ083_1233.jpg
座布団もオハ47に比べて薄く、やはり非常に粗末な座席であることが解ります。
細かいことを言うと、板が無垢材ではなくベニアでコストダウンしているように、素材も簡素かつ粗末です。


t加悦キハ083_1234.jpg
二重窓はこのようにすると夏姿です。

一部座席が外されて展示されていますがそのおかげで
t加悦キハ083_1235.jpg
温水暖房の配管がよくわかります。
暖房はエンジン付きについては立派な温水暖房が設置されていたのです。

t加悦キハ083_1098.jpg
旧トイレは全て壊され、郵便荷物室になっていました。
見えなかったのですが、図面上、運転台背後の壁もない、「巨大空間の運転台」に加悦ではなっていたようです。

t加悦キハ083_1099.jpg
ドアを移設新調したキハ08のみ、

t加悦キハ083_1100.jpg
R50程度の丸みが上辺にあります。
1/80なら0.6mmのRです。
形式45(後の09)を名乗るものにはありません。
前車は改造時のドア移動の際に作ったRで、後者は客車時代のままということです。

t加悦キハ083_1059.jpg
燃料ハッチ?のようですが、この他にも小さな扉が数カ所にあります。


t加悦キハ083_1057.jpgt加悦キハ083_1058.jpg
裾から228mmの場所に

t加悦キハ083_1055.jpg
巾145mm

t加悦キハ083_1056.jpg
高さ215mmのハッチがあります。

場所は右をトイレ側として
t加悦キハ083_1280.jpg
窓3枚目の途中。

逆面は
t加悦キハ083_1059.jpg
本当に車体中心線から線対称の場所にあります。

シルヘッダ。
t加悦キハ083_1060.jpg
125mm
1/80で1.56mm
1/150で0.83mm
シルの巾はこれで確定です。
厚みは極めて薄いです。

t加悦キハ083_1101.jpg
ヘッダーは90mm
1/80で1.125mm
1/150で0.6mmです。

t加悦キハ083_1102.jpg
ヘッダの上辺から雨樋下辺は

t加悦キハ083_1103.jpg
約420mm
1/80で5.25mm
1/150で2.8mmです。


t加悦キハ083_1107.jpg
雨樋は110mmの巾です。
53mm程度のところで折れてますね。


t加悦キハ083_1108.jpg


  ↑まだまだ序盤。結構続きます。
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PDCキハ141-キハ142-キハ48輸出準備。

2012-07-16 23:50:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

まず、遠目ででの保管状態です。

一眼レフレンズは網目にかかるくらいのメッシュのフェンスに覆われて、管理されています。


3方をフェンス。
一方は海です。
まず入ることはできません。
管理カメラもあるようですよ。

で、中にはコンクリブロックが何個かありますが目視を妨げる目的ではないようです。


取り付け道から海方向を見る。
結構堂々と置かれています。


さっきと反対側を
もちろんこちらにもフェンスがあります。

残念ながら、141型が海側に顔を向けており、その床下が撮りたかったのですが、こうして鉄骨が保管してあり撮影できませんでした。
無念です。
惜しい・・・。

ではコンデジで取れる範囲で撮ったものを紹介します。
イチデジなんぞ高級品は持っておりません。


これが限界ズームです。
これでキハ141がどの車番並びか判定する材料になります。


反対側から。
ズームに欲張って全部はいるように撮っていませんでした。

スカートの出っ張り具合が、遠目からの角度(歪みの少ないフラットな角度)で見られたのは貴重でした。

手前が2エンジンのキハ142のおしり。
次がキハ141の頭ですね。

この写真を解析して作ったのが

この並び図です。
これから各社のディテール研究をしていく資料にします。


拡大。

ここから、各車分析をはじめて行きます。




  ↑実はやり始めたら、簡単に整理がつか無くなって来まして・・・整理になってない。

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タキ43000とタキ35000輸出準備。

2012-07-16 21:17:00 | 北海道廃車体めぐりレポ


室蘭港に輸出のために準備されたガソリンタンク車たちです。
意外と少ないなと思ったのは気のせいでしょうか。
貨車ならもっと汎用性があるので、輸出に力が入ってもいいのではないかなと思うもんですが。

吐出口とか問題があるかな?


輸出されるのはタキ43000が4台と


タキ38000が2台のようです。


陳腐なカメラですので引ききれませんでした。
(フェンスの輪の中にレンズちょいと入れただけですので)


全て、日本オイルターミナルっと。


輸入国は積荷も欲しいところでしょう。
それは日本も同じだw


列的には2列
海側にタキ38000が2台、山側にタキ43000が4台並んでいます。



台車は国際的にも結構、例のあるスタイルだから問題あまり無さそうなんですがどうなんでしょう。



番号を書き出します。
タキ43217


タキ43180


タキ43152


タキ43184


タキ38059


タキ38055

の6台。
タキ38000はどちらも本輪西駅。
タキ43180が本輪西駅
タキ43217とタキ43152とタキ43184が根岸駅。
の常備記載でした。

順番は下記のようになっていました。

クリックで拡大します。
水色は海です。
破線は柵を意味し、法律で立ち入りが禁じられているとの看板で保護された区域を表します。


  ↑
ほとんど詳しくないのでコノあたりで。

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ライダーハウス蜂の宿

2012-02-16 00:11:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

ライダーハウス蜂の宿という宿のオーナー様よりコメントをいただきまして・・・。


美瑛のこのスヤ52の現オーナーさんとのことです。


オンレールの状態で小学生の時に撮影した同車です。

ということでウンチク。

この白い客車。
もちろんこのカラーは美瑛に来た時に塗装されたもので、昭和25年・新製時の型式を「スロ51」その8番目。 スロ51-8として誕生。 
元々占領アメリカ軍の指示によって戦勝外国人輸送のための客車として運転を開始。

のち昭和38年に北海道用に耐寒施工されてスロ52-4に改番。
函館に配置されて道内急行列車に活躍。

当初はぶどう色1号、昭和36年ころにぶどう色2号となり、昭和40年代前半に青15号というカラーで塗装され、リクライニングシートの並ぶ特ロ(特別2等車~グリーン車)でありました。

昭和45年頃に、旅客車としては退役し、鉄道員の健康検査を全道で巡回する「保健車」という移動クリニックに改造され、昭和61年、廃車となりここに移動してきています。

現役最後のカラーは青15号に黄色の帯。
塗り分けはモノクロ写真のようになっています。

現役時からは屋根がトタンに吹き替えられ、床下を台車以外撤去。
塗装を白にして今に至ります。

小さな窓がずらりと並ぶ姿はスロ51の大きな特徴であり、この姿は全国でもここだけのものでほかの仲間が全て解体された今となっては大変貴重な姿を今に伝えています。
特に小窓が並ぶグリーン車はこのスロ51(スロ52)のみの特徴であり、一人ひとりの客がひとつの窓を占領できたスタイルは大窓を共有するものと違い、格別のものとなっていたことでしょう。

末永く、宿として活躍することを祈願しております。



  ↑以上、簡単な解説でした。


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【資料】1986年の手宮鉄道公園

2011-12-17 00:50:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

いまは観光地化された小樽交通博物館の国鉄運営時代の写真です。


ハッキリ言って、当時のほうが遥かに良好な手入れでした。
まぁ、廃車になりたてであったのもそうですが、「鉄道車両に素直に触れられたの」はこの時代です
青梅鉄道公園程度の展示で、とてもシンプルかつきちんと触ることが出来ました。


電気機関車が綺麗で「廃車仕立てからだろ」というけれど、SLも実は今よりはるかに「ナチュラルな」姿でした。


この写真はC62-3が搬出された直後だったはずです。
しかし、今より綺麗でしょ?


この貨車も搬入後かなり経った姿です。


当時からターンテーブルの線路は切られていたんです。


今より・・・は言いたくはないですが、今よりはるかに綺麗です。
ちなみにここで既に一度再塗装されていたキハ82-1です。


「もっと大まじめに沢山撮影しておけばよかった・・・・・・」
後悔 後に立たず。


自分の馬鹿バカバカバカ!!!
ちなみに入場ご勝手の時代でした。
なんとキハ03は屋外展示だったのです。
いまより触りたい法第。
乗れなかったけど。


まぁ、繋げ方は当時から写真の取りにくい適当繋ぎでしたが・・・・


その後1999年くらい?にJR西日本から義経が来た時の写真をば。




義経。

このネガは未だデジ化していないんですよね。
いつか公開します。


実は開場前なので、こんな引き出しシーンも。


  ↑
この時代にもう一度見に行きたい。

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【資料】道内型D51ナメ撮り。

2011-11-02 19:55:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

ツイッターで要望があり、またシュパーブラインの資料まとめにもなるので、D51標準型北海道タイプ一覧です。

安平町のD51-320



















豊浦のD51-953


























白老のD51-333


















留辺蘂のD51-311
























D51-159












士別のD51-397













D51-444


D51-565











  ↑あくまで模型資料。

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【資料】キロ80青函連絡船無線の配置

2011-10-17 00:17:00 | 北海道廃車体めぐりレポ

資料です。


三笠鉄道村幌内クロフォード公園の方にある
国内唯一のキハ80系編成保存体。


既に殆ど暗かったので高感度撮影です。


さぁきた。

丘が横にあるので屋根がなんとなく撮影できるのです。


青函連絡船との乗船関係のやり取りに使われた無線アンテナを撮影します。
北海道のキロ80には欠かせない装備です。


アンテナが異なるように見えますが、上写真の方は折れているのかもしれません。


配線が見えますね?




配線側反対側面です。
立っている位置がわかります。


よく見ると、車掌窓が近代的なものに改造されています。
183系キロ182-901にも見える角度です。
配線がこの角度ですでに見えませんから、クーラーの本当に直横というのが解ります。


車掌窓のアップです。


内開き窓のように見えます。

この窓は北海道だけではなかったようで、美濃太田のキロ80もこの窓のようです。
ただ、モデル製品でこの窓は見たことがありません。


配線の曲がり加減がよく見えます。
車掌室に突っ込まれている様子も見えます。



おまけ

水タンクにダクトが突っ込んでいたんですね。
知りませんでした。






昔のDD51といえば、ラジエターカバー全撤去が当たり前だと思っていた、道民。


コレをモデルで再現するって意外と面倒くさいww



  ↑本体博物館には行きませんでした。

コメント (4)
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ブラこむめ【苗穂工場周辺】

2011-10-08 18:05:00 | 北海道廃車体めぐりレポ


たまたま、今日から三日間、カラマツトレインさんで例の貸しレイアウトで披露会があるとかで、雑誌に乗ったモデル車両を貸し出しております。
私はいませんけど。

月曜日まで貸し出してありますので、どういう扱いかは知りませんが3階にあることは確かです。
ぜひご覧ください。

なーんて。
偉そうだね。


家族連れて行ったので、ちょっと道から丸見えの部分、お外から見ることにします。


PDCも今一度時間を取って詳細を撮り尽くさないといけませんね。
架線が張られてしまったので影が気になりますが・・・。


こんなに元気な非冷房車が見られるのは僅かか?と思うと撮り尽くさねば。


同じように見えて足回りがまるで違う143
本当にまるで異なります。


役目が終わるか?キサハ。
これは唯一大戸袋窓の104ですね。


発電エンジンや、キハ56由来の燃料タンクとか面白いものを吊っています。


昨年の運転所公開で


発電機関をなくした状態で


休車になっていたんですが復旧していたようです。


留置中の141-7と


留置中の141-6
戸袋窓が異なりますね?
これは元のオハフ51の初期車と後期車の違いでPDCにはランダムに改造されていますから法則性はありません。

工場のお立ち台側に回り

キハ183-501


500番台ハザで老朽廃車第一号になってしまいました。

キハ183-500番台は発電エンジンもない定員も182に比べて少ないなどの汎用性のなさから-502の事故廃車後も追増されるわけでもなく残った503~506がサロベツ中間増結車代用で残っているだけです。

いつまで在姿でいられるでしょうかね。


同じく廃車となってしまったカニ24-503が見えます。
北海道で在籍する電源車も救援予備502のみになりましたね。
マイクロスカートの501が残っていたらなぁとチョット思うわけです。


711系S106?と思われる編成が色褪せておいてあります。


解体線上に721系が?
解体ではないでしょうがドキッとします。

お。
キハ160が見えます。

そういえば、今日は毎月第2第4土曜日限定の苗穂工場内の「北海道鉄道技術館」開館日です。
コレはラッキー。


来ました。
意外と見学者がいるんですよ。
我らマニアも居ますが概ねは家族連れが多いのです。
(但し父ちゃんが明らかにマニアも圧倒的)
駐車場付13時30分~16時の公開ですよ。


公開範囲は技術館までの通路までですが、ソコまでの通路部分は丸っっきり自由に横目できます。

ここ、通路扱いです。
工場メイン通りなんですが。


駐車場が奥です。



居ました。
以前にも詳細を撮影していますが



露出変えながら見えるように。


撮る。

裏っ側も





撮っておきます。


既に試験終了とのことですから、どうなるのでしょう。


旧塗装の跡も見えます。


レンガの主棟


右の建屋には


近年本線に入っていないDF200-901が居ました。


全てガラスごしです。


窓が結構汚れているので眠たい写真ですが。




窓越し~


出場は間もなくなのでしょう。


結構カメラを向けるファンパパも多かったです。


さて横を向くと技術館です。




C62-3です。


工場公開ではどうしても人が入ってしまうのでゆっくり撮るにはこの公開日が最適です。












バルブなど全てオリジナルです。


狭い機関席。


こんな眺めです。



綺麗ですよ。


ぜひ。


直ぐ横には先刻の721系。
サハ721-3203


検査ですよね?
床下カバーが外されていました。


防雪カバーはこのフレームに鉄板で蓋されているんですよね。


C11の伴走貨車。
チキ6366
簡易修理備品等が収められているものです。







この木がポイントですね。


お。
新展示物。


第一号DMVは


抹消されていたんですね。


廃車体ですw
















モジャ君!


お勤めご苦労様でした。


トレイン・オン・トレインも既にオブジェ化?して久しいです。




コキ350039と


コキ350040のようです。


連結器など一切撤去されているのが特徴的です。


奥に黄色い移動機がもう一台あります。


カニ24-503


S106編成でした。
妙にカサカサです。


振り返るとこんな風景。
結構見学者が居ます。

思い思いにゆったりと工場内を撮影している姿が目立つんです。
全然殺気立った雰囲気なし。

またーりまたーり


技術館内です。


こんぬつわ。


はぁそうですか。


弄る娘。


嫁は貫通路を開こうと・・・
開くはず有りません。






上から眺めることは今や数少ないでしょう。
ヘッドライト回りが綺麗なフォルムです。





各種展示品。


Nゲージ
既に15年前にこれが作られていました。


完全ハンドメイド。
すごい気力です。




老朽化で割れてしまっていますが、当時驚嘆したものです。




レイアウトは2つあります。


これは伏古線というレイアウト。




アルコン6連フル編成。
キハ56-213も居ます。


各種設計イラスト。




面白いですよ。


まちがい探しのようですが3案あったようです。




もう11年経過したんですね。
巨峰色編成。





他の展示物。


507と508は空知機関区で見学したっけなぁ。


DD51-1055のプレートがチョット文字並び怪しいですがw
全て94年夏、空知機関区のままで北斗星カラー第一陣廃車のグループですね。


DE10-1716は旭川で1974配置1994廃車の生涯旭川っ子でした。
1712に至っては1988年廃車で僅か14年で旭川生まれ旭川没で廃車ですよ。
なんというこっちゃ。


キハ183-5はこの展示で解体を知ったというお間抜けなことがありましたっけ。





木製の711系です。


JR化後も長らく苗穂工場廃車列にあったんですが平成8年くらいかなぁ・・解体されたスエ78-4の台車です。

VHS-Cで昔何気なく撮影したものにDD13-650と共に写っていましたっけ。




改めて驚いたキハ05-1の台車。
昭和41年に廃車になってこの台車が残っていたというのも驚きです。






プレートはレプリカっぽいような気がします。






そういえば、この車入れの場面に居ましたわ。
ネガを前の前の仕事職場に忘れてきてそんマンマ、ロストしてしまっていますが。









手にして読むことが出来ればすごい資料が山のようにあります。
カメラで資料を複写している姿がアチコチで見られます。


このようにオープンな施設も珍しいかもしれません。(新津はどうなのかな?)
C62に心ゆくまで触れられたり。

一度足を向けてみてはいかがでしょうか。
殺気立った公開日に飽き飽きの方には最適です。



  ↑イベントじゃなきゃ、ゆったりするもんですね。


コメント (2)
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