翻訳のまえに。
「おれしゃくれ」について。
「おれ」は、折れる。「しゃくれ」は曲がる。ということです。
この場合、折れたり曲がったり、ということですねえ。
この言葉、世間でよく使いますよ。
「あれは、 (きこなえつで) 頑固者で、 (おれだえ、しゃくれだえねーけん) 柔軟なところがなくて。 (もちかしもんだ) 付き合いにくい人だ。
それでは翻訳です。
私も、上手ではありませんが、ちょっとハーモニカを吹いていますので、演奏して呉れといわれて、先日或るところで、吹いて来ました。
そこには、音楽の先生が居られました。
私のハーモニカの前奏で、多くの人が合唱してくれました。
「ああいい気持ち、こんなに心が晴ればれとしたのは、久しぶり」などと言って、皆さん大変喜んでおられました。
あとで、先生が言われましたよ。
「あんた、あの小節の最後の一拍は休止符になってるでしょ。音を伸ばしたら駄目だよ」
それはそうだろうけど、合唱のコンクールででも、唱っている訳じゃなし、皆んないい気持ちで唱っておられるので、私はあれで良かったと思っています。
こんな時には、その場の雰囲気に合わせることも必要かとおもいます。
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