まいにち が SUNDAY     

(こまっち)の 出雲弁日記。

もどらんでも、ええよ。

2012年06月24日 | 仁多弁日記

帰らんちゃよか。
もどらんでも、ええよ。

これは、私の好きな歌手のひとり、島津亜矢さんが唄っている、歌の題名です。
久しぶりに、友人のブログを覗いたら、この歌を載せてありました。  早速聴きました。

今日は、この歌詞を出雲弁に翻訳ではなく、置き換えてみましょう、どうなりますやら。

では、

 作詞:関島秀樹/作曲:関島秀樹  唄:島津亜矢

 そらぁときどきゃ 俺たちも
 そりゃ、たまーね おらやちも
 淋しか夜ば過ごすこつも あるばってん

 さめしー晩をすごすことも あーだども
 二人きりの 暮らしも長うなって

 ふたーだけの くらしもながんなって
 これがあたりまえのごつ 思うよ

 こーがあたーまえのやーね おもーよ
 どこかの誰かれが 結婚したとか

 どこやらの、だれそれが 結婚さえたことの
 かわいか孫のできたて聞くとも もう慣れた

 かわいい孫ができたちて、きくことも もーなれた
 ぜいたくば言うたら きりんなか

 ぜーたくいーたら さいげんがねー
 元気でおるだけ 幸せと思わんなら

 まめでおーほどで しやわせだと、おもわにゃ
 それでどうかい うまくいきよっとかい

 そーでどげなか まえことやっちょーかね
 自分のやりたかこつば 少しはしよっとかい

 わーわのやーてーこと ちっとわやっちょーか
 心配せんでよか 心配せんでよか

 しんぱえしぇでもえー しんぱえしぇんでもえー
 けっこう二人で けんかばしながら暮らしとるけん

 やんべねふたーで けんくゎーしーしーやっちょーけん
 帰らんちゃよか 帰らんちゃよか

 もどらえでもえー もどらんでもえーけん
 母ちゃんもおまえのこつは わかっとるけん

 おかさんもおまえのこたー わかっちょーけん
 そらぁときどきゃ 帰ってきたり

 そりゃーたまねわ もどってきたー
 ちょこちょこ電話ばかけてくるとは うれしかよ

 ちょこちょこでんわーかけてくーやちゃ おれしーよ
 それにしたって 近頃やさしゅなったね

 そーねしても さいきん、かわえげねなったね
 なんか弱気になっとっとじゃ なかつかい

 なんだえ、よわきねなっとーじゃーなえか
 田舎があるけん だめなら戻るけん

 おまれたとこがあーけん えけんやんなりゃもどーけん
 逃げ道にしとるだけなら 悲しかよ

 にげみちねしちょーほどなら かなしーが
 親のためとか 年のせいとか

 おやのためだことの としのせーだことの
 そぎゃんこつば 言訳にすんなよ

 そぎゃんことー いいわけねすんなや
 それでどうかい 都会は楽しかかい

 そーでどげなかえ とかえわおもっしぇーかえ
 今頃後悔しとっとじゃ なかっかい

 えまごろこうかいしちょーじゃー なえか
 心配せんでよか 心配せんでよか

 しんぱえしぇんでもえー しんぱえしぇんでもえー
 父ちゃんたちゃ 二人でなんとか暮らしてゆけるけん

 おとさんらちゃ ふたーでどげじこげじ、やっていけーけん
 帰らんちゃよか 帰らんちゃよか

 もどらんでもえー もどらんでもえー
 今度みかんばいっぱい 送るけん

 こんどみかんをえっぱえ おくーけん
 心配せんでよか 心配せんでよか

 しんぱえしぇんでもえー しんぱえしぇんでもえー
 親のために おまえの生き方かえんでよか

 おやのためね おまえのいきかたーかえんでもえー
 どうせおれたちゃ 先に逝くとやけん

 どーしぇおらやちゃ さきね逝くもんだけん
 おまえの思うたとおりに 生きたらよか

 おまえがおもーたとーりね いきたらえーが

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