「またまた、あんた。わけのわからないようなことを言って。それはどこの方言ですか」
「ああ、これはねえ、三重県大台町あたりの方言だそうですよ」
「それで、意味は?」
「ああ、これの意味ねえ、出雲弁で言えば、(おいでなさいませ)とか、(来なさいませ)(お寄りなさいませ)といったようなことでしょうかねえ。
もう少し、くだけた言い方をすれば、(来なさい・寄りなさい)といいますねえ。
それは、話す人それぞれによって、いろいろですよ」
それはそうと、いまは亡き、歌手の松山恵子さんが、舞台で、よく、「〇〇だけんね」と言っていましたね。
ある人から、このブログにコメントをいただきました。
それによれば、香川県・愛媛県のあたりに、出雲弁によく似た言葉が、たくさんあるそうですよ。
私も、ときどき、そんな言葉を耳にしたことがありますねえ。
みなさんも、気をつけて聞いてみてください。 ありますよ。
NHKのドラマ。司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」のなかでも、「だんだん」といっていました。
もう一つ。 愛媛県佐多岬半島あたりでは、大きいということを、出雲弁とおなじように「がいな」というそうです。
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