昨日書いた「夏と冬・・・」を、もう少し考えてみましょう。
熊本あたりの人は、阿蘇地方の人の事を「阿蘇んじょう」と小馬鹿にした呼び方をして居たようです。
余分な話しですが、ここらへんでも、松江の方の人たちが、われわれ仁多の出身者に「仁多の山猿」と言って、馬鹿にして居たものです。
だから私は反対に、松江あたりの小賢しい奴らに負けてなるものか、山猿がどんな者か見ていろと、闘争心をかき立てられ一生懸命勉強しました。
その甲斐あって、三年間それらの人に負けた事は有りません(ホントかいな?)
あ!話しが変な方向へ。 元へ戻しましょう。
それで、阿蘇の人が、普段着或いは仕事着で町へ物売りにでも出かけたのでしょう。
着ているものと言えば、(ぬのこ)に(かたびら)で継ぎをしたものか、まあ兎に角、いろんな布で当て継ぎのしてある着物を着ていたんでしょうね。
それを見て、言ったものでしょう。
「阿蘇んじょうの所へは、夏と冬が一緒に来たのかい、冬物と夏物を一緒に着ているけど」と。
まあ、これ位の解釈でどうでしょうか
正午の天気19.0℃