こまちのお気楽ごくらく

空・海・星・月・花・そしてハワイが大好きなこまちです☆

金沢旅行① 「永平寺」

2008-07-27 15:11:21 |  ∟'08 KANAZAWA
初夏の金沢へ2泊3日の小旅行

羽田発7:20の飛行機に乗り40分 小松空港着8:30。はやっ!
ここからはレンタカー。日産の紺色マーチでした。

まずは石川県を抜けて福井県へ。
向かった先は「曹洞宗大本山・永平寺」永久の和平で永平・・・なるほど。
高速降りてから全く車が走ってない・・・夏休みでもないし、平日だからこんなものかな?
空いててラッキー

永平寺は三方を山に囲まれた中に建っています。
苔と何百年も生きている立派な木々がお出迎え。いや~見事です。
この写真の何十倍もキレイでした。
歩きながら見上げるともみじが沢山。紅葉の時期も素晴らしいのでしょうね。



まずは拝観料を払い、靴を脱いであがります。
広い敷地内にいくつもお堂があるので、まずは全体図を見ながら説明を受けます。
説明をしてくれるのはここで修行をしているお坊さん。
この修行僧を「雲水(うんすい)」と呼ぶそうです。
ここ、永平寺は何を撮ってもOKですが、修行をしているお坊さんに直接カメラを向けるのはNG。
そしてここは鐘の音で行動しているので鳴り物には手を触れてはなりませぬ。

まず2Fの「傘松閣(さんしょうかく)」へ。
いきなりビックリ。222畳敷きの大広間。そして見事な天井画
全部を写真に収めるのは無理~






昭和初期の有名な画家144名によって描かれているそうです。
口を開けて思わずポカーンですよ。すごいなぁ。




全部見ていたらどれだけ時間がかかることか。

大広間を出ると長い廊下。
永平寺ではさまざまな建物がありますが全て廊下で繋がっています。
毎日雲水さんによって掃除されているので床はピッカピカです。
あちこちさんから雲水さんが現れては忙しそうに通り過ぎて行きます。
仏像や門の前、雲水さん同士がすれ違うときには深々とお辞儀。
彼らは今も750年前に道元が定めた作法に従って厳しい修行をしているんだそうです。
それにしても眼鏡の人は全員同じ黒眼鏡でしたが、そういう決まりなのかなぁ。
そのせいで眼鏡の人は皆さん同じ人に見えます。


山門から中雀門を見上げたところ。
中庭が本当に素敵です。
両側に通路があり、それぞれの建物へ繋がっています。



一番奥にある法堂へ向かう長い階段。
お年よりは結構つらそうでした。そうだよね~だって私達もつらかったし。




ここには本尊「聖観世音菩薩」が祀られています。



ここは一番高いところなので、ここから見る景色もまた素晴らしかったです。



「ゆく年くる年」でお馴染みの鐘つき堂です。


ここでは90歳になる祖母と両親に「足腰健康お守り」を購入。
かわいい草履のストラップになっています。
そして小額ですが瓦志納を納めてきました。ここは冬になると雪が沢山降るので、毎年屋根瓦を
沢山張替えねばならないそうです。その瓦修復のための寄付です。
数珠と教本と小冊子を頂きました。
また、毎日のお勤めの際に志納者のご先祖様の供養をしてくれるそうです。

とても立派なお寺でした。
さすがは永平寺。ですねー


気がつけばお腹がぺこぺこでした。
福井といえば越前蕎麦。
ということでお蕎麦屋さん探しへ