食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

主治医のリクエスト

2012年01月16日 17時57分53秒 | 癌のこと

松江市は今日も雨交じりの天気、山小屋にこもりチョコチョコとHPつくりを再開。

山は薪ストーブで常夏のようだが電気がなく自家発、PCのバッテリーが下がる

とブルルルとやる。小規模の(数100W)自然エネルギー発電があればいいと思

う。

 『奥さんは?』

最初に病院行きを決心した時、妻には「癌の疑いが強く多分、間違いないと思

うから、そのつもりで、自分としても闘って勝つつもりでいるから心配しないで」と

言った。病院に付き添って行こうかと聞いたので、「自分の診断結果に間違い

ないと聞きにいくようなものだから一人で大丈夫」と断った。

何を言われても、狼狽することはないほど冷静だったから。色々な検査を経て、

結果を得てからは、主治医が病状、治療方針の説明するのだが、いつも私は

一人で行っていた。

説明の佳境に入るころ「いつもお一人ですが、奥さんは?」と尋ねられたので

「いますが、説明は私がしますから」と言うと、先生は少しイラついたような声で

「そう言う問題じゃなくて、きちんと聞いておいて貰う必要がある」と、結局は叱

られたんだ。

そう言えば、待合室で待っている人が呼ばれると2人で診察室に入るのをよ

く見る。子供なら分かるけど、大人がねーーーと冷めた目で見ていたが。

多分、他の人は心配でしょうがなく付き添いが要る、私はこれから起こることに

対して余りにも鈍感だったから付き添いは要らなかったのだ。

つまり、病状から生存率のこと、手術をすることのリスク、いずれも人の生死に

関わることだから、そうした重要なことを口伝えのように「私が説明します」なん

て軽々だったのかもしれない。が、何はどうあれ、そうした重要なことも理解し

た風で、癌と闘って勝つ心算でいるから、これはこれで有りだと思うけど。

夫婦二人して、5年生存率や日々に起こる変化にビリビリしながら治療しても

治らないのではないかと思うから・・・・・天然ボケも 万歳かな


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