食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

禁煙の不思議

2012年01月30日 19時55分14秒 | 日記

自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介

  http://www.megaegg.ne.jp/~yakumo/   

  

昨晩、無料ホームページ開設のサイトを見ていたら、本当に便利な世の中に

なったものだと感心させられることしきり。こうしたこともさることながら、私が自

宅用のネットと関わり始めた頃は未だBBS、ワープロに通信機能がついてお

り、それにモデム(1200b)接続。

後のインターネットも似たような形だったから、データを大量に送受信するよ

なことになると、電話料金を心配したものだ。通信速度は飛躍的に上がり、

HPやブログ、オンラインストレージなどなど、無料のものや便利なものが溢

れ、ちょっと足踏みすると直ぐに『浦島太郎』になりそうだ。

 

『禁煙はしないはずだった』

以前にも記述した『禁煙』のことは何度、語っても語り尽くせないほど、不思議

ことだ。がんと診断されても、素知らぬ顔をして煙草と酒をやっていた。どう

せ、手術しなければならないし、そうなれば必然的に禁酒・禁煙になるのだか

ら、それまでの間にイライラして癌以外の病気にかかってはいけない・・・・・

なんてことは思わなかったが、それまでには減煙はするべきだと訳の分から

ない理屈をこねまわしていた。事実、『ニコチネルパッチ』を買い毎日、貼って

いた。

値段はよく覚えていないが結構なもので、私も2~3万円くらいの投資をしたと

う。病気が判明する1年くらい前のことだが、最高で1本/日を達成したこと

もあり、『ニコチネルパッチ』を止めると、また1箱近くに戻ったが、以前の半分

くらいに減っていた。

癌と分かってからは、煙草は旨くはなくなりかけていたが、それでも止めること

考えた訳ではない。

娘婿たちふたりは喫煙者、私もだったが『一番,止めそうにない父さんが止め

た』ということになってしまった。

主治医が消化器外科に代わってから、手術と喫煙の関係をとくとくと諭され、

『何十年も喫煙しているから、術後に痰が絡んで自力で切れないから大変に

るとか、肺活量が低いと手術への影響も大きい』、色々なことを言われ、何

か私は非人間的な罪を犯したかのように肩身の狭い思いをしていた。

仕方なしに、平成21年8月26日に当面は禁煙と決心した。それから煙草へ

執着心は『退院したら、プカーと一服』へと変わった。

しかし、『今日で禁煙何日・・・』と数える内に喫煙への想いは萎えていき、段

々と『折角、こんなに長く吸っていないのに再開するのは、ちょっと惜しいな』

という風になっていった。

病気という重しを背負わされての禁煙スタートだったから、止められたのかも

れないが、私にも分からない『何故、煙草を止めたのか』

長年の習慣は恐ろしい。仕事の合間になると今でも一服?と思い出すことが

ある。


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