いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

切り通し、こんな道もあったな。。。

2020-12-17 22:13:47 | 里山

最低気温が火曜日1℃、水曜日0℃、木曜日1℃と3日連続で、

急激に冷え込んでいます。昼間の気温も6℃、7℃にしか上がらず。

昨日は12月中旬では、初めてかと思われる雪が舞いました。

一瞬ゴミかな?と思ったくらいの、ほんの僅かな雪でしたけども。

それもほんの短い5分とかそんなものでしたが、

この時季に雪が舞う!?と、びっくりしています。

日本海沿岸地方では大雪の被害が沢山出ているとのこと。

どうか、一刻も早く停電、高速道路の渋滞が解消されます様に。



先だっての記事『2人で散歩」の続きです。

前回の時は新しく出来た道を歩きながら、秋らしく色付いた山を撮った写真でした。

そして、今回はそこから旧道へと入って歩きながら撮った写真たちです。



ふと見上げるとエビズルらしき黒い実が。

でも、何かちょっとエビズルにしては葉っぱが大きく、

実も大き過ぎるような気がして・・・

手を伸ばしかけ、やっぱり止めました。

定かに判らない物を口に入れてはダメですもんね。



ちょっと大きめの水たまりの様にも見えますが、

これはきっと昔むかしは

田んぼの為のため池だったろうと、思われます。

川の無い山の中にあっては、こんな小さな池でも

大事な水がめだったはずです。



使われて居た頃はもっと深さがあったはずだけど、

長い年月の内に、落ち葉や泥が堆積して、

こんな風になったのかな。。。と。



ここから先の道は殆ど馴染みが無いと言うか・・・

勿論、車が通る道なんだけど、

狭くてカーブが多くてキツイしで、

運転ににあまり自信が無い私としては、

敬遠したい、通りたくない道なのです。



とは言っても、まだ若くて冒険心があった30代の頃には、

1.2回ドキドキ、ハラハラしながら通ったこともありました。

が、その後はこんな危ない道をあえて通る必要も無いので、

今回、歩いてみて、「こんな道もあったな。。。」って、

改めて思い出したという次第です。



狭い道なんですけど、それなりに通る車があるので、

写真を撮る時は前後の安全を確認して、車が来てない時に、

大急ぎでシャッターを切っていました。

自分達の為にも、車の人達に対しても要注意の道です。



こんな大きな岩だらけの両側の斜面をよくよく見ると、

いつの時代にどんな人達がここに、

こんな道を切り開いたんだろう~。。。って、

いろいろ想像してしまいました。



私たちが考える程、

それ程には古い時代のことでは無いのかもしれないし、

イヤ、もしかしたら結構古くて昔むかしに作ったものかも・・・と、

想像は膨らむばかりでした。



少なくとも、私が幼かった頃には、すでにあったんだよな。。。

(小学校高学年の頃に、ここまで来て見たことがあった)

父が生きていれば、いつ頃出来たものか教えて貰えたかも・・・

地域の古い歴史とかに、そこそこ詳しかったから。



崖に近寄って見ていた妹が、

「何かなぁ~ノミで削った後っぽい感じの部分も見えるなぁ~。。。」って。

まさか!?そこまで古くはないと思うけどね。(笑)



山を切り抜いて作ったこう言う道って「切り抜き」と呼ぶんですかね?

若かりし頃に車で通った頃には、特に印象に残ることも無かった道だけど、

歩いてゆっくり眺めて見たら、こんな凄い道が~~!!!って、

新鮮な驚きと、その昔この道を切り開いた人達がいたんだよね~と、

長い過ぎた歴史の様なものに敬意を感じたものです。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする