いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

キタテハ

2020-11-14 20:12:06 | 

昨日は、花が終わったノコンギクを刈り取りました。

一杯花を咲かせたくて、使ってない畑の一部を占拠させていたけど、

そこは春にレンゲが咲くので、その為にも綺麗に刈って置かねばってことで。

ついでに、花が終わって種を取った百日草と

そこら中に種を落としたであろうコスモスも処分しました。

どれも長い間、花だけでなくやって来るチョウチョを

被写体に写真を撮ったりと、随分楽しませてもらいました。



1ヶ月以上前の10月11日に撮ったキタテハです。

キタテハには初夏から真夏に見られる夏型の

地色が黄色っぽいタイプの物と、

秋に現れてそのまま越冬する地色がオレンジっぽいものがいます。

これは、秋型ですね。



裏翅は、まるで枯れ葉の様にみえますね。

身を守るために枯れ葉に似せているのかな?と、

思ったりしますが、どうなんだろう。。。保護色ですもんね~。

ちなみに、裏の下翅の真ん中辺りに白い「C」の字型の模様がありますが、

それが、学名の由来なんだそうです。



アカマンマやその他の雑草と一緒にあって、

次から次に花を咲かせる、とても息の長いノコンギク。

可愛らしい花の見かけに寄らず、とても繁殖力が旺盛で、

その辺一体に広がって咲く様子は中々好いものです。

野菊系の花って何となく郷愁を感じたり・・・



当たり前っちゃ、当たり前のことなんだろうけど、

こんな小さな花の蜜を、上手に吸えるもんですよね~。


蜜を吸っているストローが見えますか?

吸蜜の為のストローを的確に挿すって、

誰に教わるわけでもなく、

DNAに組み込まれているんでしょうね。

いろんなチョウチョの写真を撮る度に、

いつもそのことに感心するazamiです。








秋型のキタテハは ☝ ☝ でも書いたように、

成虫で越冬するので、冬でも暖かい日には、

たまに姿を見ることが出来るそうです。







コメント (2)
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