半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

違いのわからない男でも“旨い”と思う酒

2005年12月15日 | 呑むこと、食べること
 自分自身がこのブログを読み返してみても“呑む”記事が多く、よほど呑んでいるかのような印象を受けているので、皆さんはよほどの大酒呑みと思っておられることでしょう。
 
 「半ぐれさんは晩酌はされるのですか?」―お客様をはじめ多くの皆さんに質問をされます。
 「晩酌はしていません。」そう答えると質問された方は一様に怪訝な顔つきになります。
 しかし、仕事で日中事務所を空けていることが多いので、必然的に書類の作成などは夜、それも家族が寝てからとなります。実際に呑んでいては仕事になりません。
 したがって、私がお酒を呑むのは前もって予定された飲み会での席がほとんどです。家で呑むのは多くて2~3ヶ月に一度程度、それも無性にお酒を呑みたくなるときだけです。

 さて、以前このブログでご紹介した私のお客様の橘倉酒造さん。今日も仕事でお邪魔しましたところ、タイミングよく夕方から“新酒祝い”が行われるということでしたので、参加させていただきました。この行事はこれから1年間の酒造りの安全と美味しいお酒ができるよう祈願するためだそうです。
 今日は今シーズン一番の冷え込みで、新酒祝いの神事が行われた蔵の中は空気も凍るほどで、張り詰めた緊張感漂う中で神事が執り行われました。

 たまたま今日は市P連の会議が先約であったため、お誘いいただいた祝宴への出席を辞退し、とても残念でした。しかしその代わりに本日発売となった『本菊泉 華酒』の720mlをお土産に買ってきました。
 現在、この華酒を呑みながらこのブログを書いていますが、アルコール度数19度以上20度未満の“とろ~っとした”、それでいてフレッシュ感のあるこの搾りたて生酒は、これまで私が呑んできた中でも5本の指に入る美味しいお酒です。
 “違いのわからない男”ではありますが、そんな男でもこの酒の旨さだけはわかります。
 何も自分のお客様のところのお酒だから紹介しているわけではありません。現に昨年も私が紹介した多くの人たちがこのお酒に魅了されていますから...。
 是非多くの皆さんにご賞味いただきたいと思います。


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在留特別許可(1)

2005年12月13日 | 行政書士の仕事
 先週、『在留特別許可』を欲する二組の夫婦に同行して、出頭申告のため東京入国管理局に行ってきました。

 行政書士の方であればご存知だと思いますが、知らない方のために少し在留特別許可について解説します。
 本来、不法滞在(オーバーステイ)、不法入国など有効な在留資格(ビザ)がない外国人は、退去強制手続(本国に強制送還される)を受けることになりますが、日本に住むべき特別な事情があると法務大臣より認められた(許可)された場合は、正規のビザを取得できることになりますがそれを在留特別許可といいます。
 特別な事情とは例えば日本人と結婚した外国人の場合などですが日本人と結婚すれば必ず在留特別許可が認められるわけではなく、過去の出入国状況や在留状況、また日本における生活の安定度等が調査され最終的に判断されることになります。
 そして、あくまで退去強制手続の一つの手続の救済措置の位置付けになりますので、申請行為とは異なります。

 さて、今回のように出頭申告した場合には、即座に退去強制となることはまずないようですが、可能性はゼロでないわけですから、私が同行した二人の外国人とそれぞれの日本人配偶者も入国警備官の違反調査が終わるまで極度の緊張に包まれていました。
 後で話を聞いたところ、一人の外国人の方は、前の晩、布団の中でいつもと様子がおかしいと感じた配偶者が、布団をまくってみると神様にお祈りしたまま10分位固まったままでいたそうです。
 到着から1時間半近く控え室で待っていましたが、自分の順番が近づくにつれ次第に二人の外国人は涙目になったりお祈りしたり、緊張が手に取るようにわかり見ていて可哀想な位でした。
 今回の出頭にあたり、私自身も在留特別許可を扱うのが久しぶりでしたし、ケースバイケースで対応も異なるため、慎重を期して上田のH先生や松本のM先生などエキスパートにサポートしていただき臨みました。事前に何度も打合せをして陳述書を作成したり、集めた情報をもとに違反調査のポイントを各々のケースに則して指導しました。お蔭様で私の依頼者は二組とも入国警備官に優しく接していただき、想定の範囲内で第1回目の違反調査は無事終了しました。
 控え室には、行政書士や弁護士の姿も見受けられましたが、このような出頭者の状況を見るにつけ、やはり我々のような専門家が就いて指導してあげないと本人と配偶者だけでは技術的にも精神的にも様々な面で難しいことだと思いました。


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半ぐれが“組長”に!?

2005年12月12日 | 地域の問題について
 先週のクリスマス・パーティーに出席する前に、実家のある場所の常会(通称:森三組)の総会が公民館でありました(実は私は現在隣の区に居住しています。)。
 今年1年間の総括と来年度の役員決めがメインテーマです。
 我が常会は総戸数23戸と区内でも少ない世帯数であるため、役員も公平に行うべしとの昔からの取り決めがあるため、23年に一度は、必ず各世帯に“組長(常会長)”が回ってくることになります。
 森三組の役員も若い世代が台頭して世代交代が着々と進んでいること、さらに我が家は父親が現在、副区長をしていることもあり、順番で私が“組長”をすることになりました。

 <閑話:嘘のようなホントの話>
 30年位前、我が常会で角刈りにしていた人がどこか県外に旅行に行ったそうだ。するとその地のヤクザさんから「お前どこの組のもんや。」と問われたそうだ。するとその人は涼しい顔で「森三組だ!!文句あるか。」と答えると、相手は「そうかわかった。」と云ってそれ以上絡まれることはなかったそうだ...。

 来年は小学校のPTA会長もお引き受けすることになっており、地域のために一生懸命に働く年のようです。いろいろ云っても仕方ありません。“地域に生き、地域に活かされている”のだから、前向きに取り組んで行こうと思います。ファイト!!


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子どもたちをどうすれば守れるのか

2005年12月11日 | PTA・子どもたちと
 最近全国各地で子どもたちが狙われた痛ましい事件が多発している。
 子どもを持つ親として、これらの事件は決して他人事に思えない。
 どうすれば子どもたちを守ることができるのであろうか。

 日曜日ではあったが今日の午後緊急に、小諸警察署、教育委員会、市内の小学校、養護学校の教職員、PTA、区長会、防犯協会、交通安全協会など関係者約100名が一堂に会して、「学校警察連絡協議会(小学校分科会)」が開催された。
 各学校や団体からこれまでの安全対策の現状や今後の取り組みが発表された。今年度だけでも市内では不審者による暴行事例や“声掛け”事例は、今年だけでも十数件にのぼるのだという。これが何時凶悪犯罪にならないとも限らない。やはり対岸の火事と安穏としていられる状況ではないのだ。
 私の娘が通う美南ガ丘小学校では、PTAが学校や地域と連携して、通学路を中心に巡視をしたり、安全マップを作成したり、不審者情報をメールで送信するシステムを導入したり、CAP講習会を開いたりと防犯・安全対策に対して市内でも先駆的な役割を果たしてきている。しかし、だからといって決して安心できる状況にあるわけではないのだ。
 PTAも自分たちの子どもを守るため、これらの対策を他人任せにせずにできる限りの努力をすると共に日頃から地域の皆さんにも情報提供しながらさらなる連携をして、絶対に悲劇が起こらないよう真剣に取り組んでいかねばならない。



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ちょっと早い、“ホワイト・クリスマス・パーティー”

2005年12月11日 | 休日
 先週の日曜日は、日頃からお世話になっているご夫妻からお招きを受けて少し早いクリスマス・パーティーをひらいていただきました。
 当日は昼過ぎから雪が降り、文字通りの“ホワイト・クリスマス”。我が家から車で10分程度山を登ったところの木々に囲まれたこのお宅は普段見ている風景と異なる別世界です。
 昨年初めてご招待していただき、子ども好きのご夫妻に大変可愛がっていただいたこと、美味しいお料理をたくさんいただいたこと、ご主人がシラカバやマツボックリなどを使った手作りキャンドル立てとリースをプレゼントしていただいたことなど、私たち家族は大変感激しました。
 特に子どもたちは、この1年間片時も忘れずに楽しみに待っていたクリスマス・パーティーなので、いつになくハイテンションでした。動物好きの下の娘は、この家のペットと食事を忘れて戯れ、思春期で素直に感情を現さない上の娘は、珍しく自分からカメラマンを買って出ました。お兄ちゃんは何年か振りにピアノの演奏をしてくれました。
 また、子どもたちはご主人の計らいで初めての燻製作りに挑戦したことも楽しかったようです(美味しかった!)。
 奥様の手作りの料理も大変美味しく頂戴し、大人3人(私の妻は飲めない)でお酒もかなりすすみました。忙しさが続いていた私にとっては、心身ともにとてもリラックスして時間と空間を楽しむことができました。
 そして今年も写真のような素敵な手作りリースをお土産としていただきました(私の事務所の玄関に飾ってあります。)。

 上の娘と私が大変気に入っているこの家にある“暖炉”。
 オレンジ色の炎の光は、とても暖かく、すべてを優しく包み込んでくれます。
 まるでこの家のご夫妻のように...

 私たち家族の思い出の一頁がまた増えました。



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新会社法・研修会と旧交を温める

2005年12月11日 | 研修会

 3日は午後から来年5月に施行予定の『新・会社法』に関する研修会を支部法務部会主催で行いました(ちなみに私は副部会長)。
 講師は、現在櫻田法律事務所の事務局長である木村雄一先生。司法試験受験時代からお世話になり、いろいろ我が儘も聞いてくれ可愛がっていただいた先輩です。今回も無理は承知で研修依頼をしたところ、ふたつ返事で引き受けていただきました。
 まだまだ情報が少ない中、「行政書士が実務で直面する内容を中心に」という依頼に応えて、大変丁寧に分かり易く講義をしていただきました。参加者からも、これから施行される新法について我々行政書士が何をすれば稼げるのか、具体的な指針を示していただいたので、大変好評でした(詳細は触れませんが、行政書士の業務拡大につながる法改正が2,3年後に予定されているとの他からの情報もあり、俄然この分野での行政書士の活躍が現実味を帯びてきました。)。なお、来年4月には第2弾の研修会の開催も予定されています。

 さて、研修会終了後は参加者有志による懇親会が行われ、木村先生には佐久の地酒を楽しんでいただきました。またその後の2次会では、“昔のように”お互い好きなことを云いあい、酒を酌み交わして二人ともヘベレケになるまで旧交を温めることもできました。
 

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居酒屋わらさ、開店!!

2005年12月10日 | ゆかいな仲間たち

 松本の研修会を終えて、その足で今度は、小諸商工会議所青年部の恒例行事、今年で8回目となる『居酒屋わらさ』に参加しました。

 この『居酒屋わらさ』は、青年部のメンバーだけでなく、小諸で働く皆さんと共に“お酒を酌み交わしながら、小諸の未来を語る”というコンセプトで数年前から始めたものです。お蔭様で毎年参加者が増え、今年も約70名以上の方に参加していただきました。
 毎回飲食関係のメンバーによる料理を提供していますが、時節柄今回は鍋がメイン。あっという間に完食となりました。また好評のビンゴゲームもディズニーランド・ペアチケットやマル秘の景品などがあって大変盛り上がりました。
 “小諸の未来を語る”という一見すると小難しいイメージとは異なり、参加者がお酒を酌み交わしながらリラックスしてホンネで語り合うところにこの会の良さがあるのでしょう。我が青年部ではこの『居酒屋わらさ』を通じて多くの仲間を獲得しています。
 今回もパワーをもった若者がこれほど大勢いるのかと感心させられました。一人でも多くの人がメンバーに入り、小諸の経済を盛り上げる仲間となってくれればと思います。



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法定業務研修会

2005年12月10日 | 研修会
 
 しばらくブログをお休みをしていました(楽しみにしていて下さった皆さん申し訳ありません。)。
 言い訳すれば、この間仕事や研修会などが立て込んでいて本当に身動きできませんでした(決して“イボンヌとキャサリンの呪い”ではないので悪しからず。)。
 ようやくブログを再開することができるようになりましたので、またよろしくお願いします。

 さて、話題は少し遡りますが、今月1日と2日の2日間松本で合計11時間の研修会が行われました。長野会からは160名もの受講があり大変盛況でした。
 日本行政書士連合会主催による法定業務研修会で、テーマは『遺言・相続・遺産分割』。当業務のスペシャリストである東京会の伊藤令子先生のDVDによる講義で、暫くぶりにみっちりと相続に関する研修を受けることができ、大変勉強になりました。この研修会は全講義終了後に効果測定があり、6割以上の正解がないと単位を取得できないという厳しいものでした(因みに私は自己採点で満点。ひと安心です。)。
 また、初日の夜には有志を募っての親睦会(飲み会)が開催され、情報交換や親睦を深め、楽しくも有意義な時間を過ごすことができました。
 

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