半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

サクラとダ・ヴィンチ

2007年04月03日 | 感じたこと、云いたいこと

 お世話になったTさんが東京の病院で治療のため入院されているので、家族揃って御見舞に出かけた。
 入院して3ヶ月しばらくはベットから起き上がることも大変だったとのことだったが、私たちが伺うと元気そうに迎えてくださった。子どもたちは元気な頃を知っているので、病気で少しやつれた顔つきに一瞬驚いたようであったが、直ぐに慣れ以前のように親しく話をしたり、末娘はこの日のために練習した剣玉(「モシカメ」)を上手に披露した。
 顔つきや肌の色つや、声にも力強さが出てきて、今では自ら歩くこともできるまでになった。治療の効果が現れているのだと聞き、私たち夫婦も想像以上に回復された彼の姿を見て心から嬉しく思った。スポーツマンの彼のこと、病と向き合い、たとえ辛い治療であっても耐え抜き、闘い抜いてきっと近いうちに元気になって長野へ帰ってくることを確信し安心した。
 
 お見舞いの帰り、隣の上野公園に立ち寄ってみた。東京はサクラ満開。平日というのに大勢の人々で賑わっていた。
 長野でも勿論サクラは咲くのだが、私の場合は高校を卒業して東京に出て初めて一人暮らしをした当時に見たサクラの印象が強く「サクラといえば東京」という固定観念が強い。久し振りにお花見をした気分になった(それにしても東京のサクラは長野サクラと種類が違うのかその花の大きさに改めて驚く)。
 
 ついでといってはなんだが妻の提案で国立博物館で開催されているレオナルド・ダ・ヴィンチ展を覗いてきた。ダヴィンチが20歳の頃に描いた『受胎告知』という作品を鑑賞する。500年以上前の作品とは思えないほどの鮮やかな色、非凡なる構図等など、私たち大人だけでなく子どもたちもその画に圧倒されたようだ。子どもたちも「お父さんすごい画だね」と興奮気味に話していた。
 その他にも第2展示場ではダヴィンチの足跡がいろいろと紹介されており、彼の天才ぶりに長男もしきりに感心していた。

 御見舞いに出かけTさんの回復ぶりに嬉しくなり、思いがけず上野のサクラやダヴィンチの作品にふれ心豊かな思いの一日だった。 
 
 


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