半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

違いのわからない男が「呑み切り」に参加しました

2005年08月24日 | 呑むこと、食べること
 今日は、私のお客様で大変お世話になっている橘倉酒造株式会社に仕事で伺いました。
 井出社長から「今日の午後“呑み切り”があるから、出席してみませんか。」とお誘いを受けたので、私も同席させていただきました。
 私ははっきり云って日本酒を造る過程を知ることより“呑む”ことの方が好きです。しかし、毎年夏になると“呑み切り”という行事が行われることだけは知っていましたので、興味本位で初めて参加してみました。

 「呑み切り」とは、冬に仕込み、春に火入れ(加熱)をし、夏に酒蔵で貯蔵・熟成している新酒の品質検査を行う蔵元の大切な行事だそうです。

 技術顧問をされている内山先生という方が、タンク毎に並べられた20数本の日本酒について利き酒をされましたが、何度も何度も口に含んで転がしながら、「この酒は、香りが大変素晴らしい。」「コクと切れがある。」などと1本1本細かい味や香りの講評されておられました。私は内山先生が“飲まずに口で転がしているだけとはいえ、よく酔わないよな~。”などと感心して見ていましたが、その講評に聞き入る井出社長や畑杜氏、会社関係者の表情は真剣そのものでした。

 私も迷惑のかからないように皆さんが利き酒を終了された後、何種類かのお酒で呑み切りのマネごとをしてみましたが、大吟醸と純米酒の区別はわかるものの、例えばいくつかある大吟醸のタンクの区別はわからず、ただただ“美味しい”という感想のみでした。また、皆さんがやっていたように口に少量含んで転がし、飲まずに吐き出したつもりですが、利き酒をはじめて5種類目くらいでほんのり酔ってきてしまいました(・・・情けない!!)。
 どうも私は“違いがわかる男”にはなれそうもありません。