今週末香川県直島町において開催される予定の豊島廃棄物等処理完了式典に出席してきます。
この豊島問題はわが国における最大規模の産廃不法投棄問題であり、問題発覚から27年の年月を経てようやく産廃の全量撤去・溶融処理の完了という節目を迎え、同式典の運びとなりました。
今週末香川県直島町において開催される予定の豊島廃棄物等処理完了式典に出席してきます。
この豊島問題はわが国における最大規模の産廃不法投棄問題であり、問題発覚から27年の年月を経てようやく産廃の全量撤去・溶融処理の完了という節目を迎え、同式典の運びとなりました。
7月6日11時より、経団連会館2階経団連ホールにおいて開催された「四国新幹線整備促進に向けた東京決起大会」に出席してまいりました。
同大会に先立ち、四国の自治体や経済界関係者によって構成する「四国新幹線整備促進期成会」が設立され、四国経済連合会の会長である千葉昭氏が同会長に就任。決起大会には、四国4県知事や県会議長及び10数名の愛媛県議会議員や八幡浜市長・愛南町長、愛媛県町村議長会会長(鬼北町)他にもJCや建設業界等様々な団体の方600名が参加した盛大な会合となりました。
我々現在の四国選出国会議員が現役であるうちに、四国新幹線の整備計画への格上げ及び整備新幹線開通への見通しがつくところまでもっていくべく頑張ってまいります。
その後期成会の役員・4県知事と四国選出国会議員で、財務省三木亨大臣政務官、国土交通省末松信介副大臣、自民党本部二階俊博幹事長を訪問し
①四国新幹線の整備計画格上げに向けた調査に関する平成30年予算措置②「地方創生回廊」実現のため、新幹線建設予算(約750億)の大幅増額を要請しました(山本は公務のため要望活動には同行できず秘書が代理出席)。
平成29年6月20日火曜日 11:30~
全国各地方にある地方環境事務所長11名が事務所長会議開催に併せて上京し、大臣室に集結いたしました。(北は北海道地方環境事務所・釧路自然環境事務所から南は那覇自然環境事務所までの12事務所)
各所長より、管内の課題や取り組み等説明を頂き意見交換を行いました。山の日記念全国大会や福島・山形・愛媛各県視察、やんばる及び奄美群島国立公園式典等でお会いしたことがある所長もおられますが、まだまだ各地に足を運べておらず皆さんと地方でお会いできてないことは残念で申し訳ないと感じています。
各事務所での共通な問題として有害鳥獣対策があると思いますが、非常に悩ましい課題を抱えています。環境省では、これまでの鳥獣保護一辺倒から適正管理をしていくことも対策として加わっており、環境省がどう関与していくか、うまく排除していくなどの取り組みをしっかり行わねばならないと思います。皆様の現場での活躍を期待したい旨伝えました。
平成29年6月15日木曜日
自民党政務調査会 環境・温暖化対策調査会(会長:北川知克)の衆参国会議員9議員より「気候変動の影響への適応策の充実・強化に向けた提言」の申入れがあり、環境省として、わたくしと伊藤忠彦及び関芳弘副大臣と比嘉大臣政務官の4名で対応させて頂きました。
使用済み小型家電リサイクル由来の金属から製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」では、今月4日にNHK裏の代々木公園にて開催された「エコライフ・フェア2017」で、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロイン役を務められた女優の芳根京子さん(小型家電リサイクル応援マネージャーも兼務)とのトークショーを開催し、プロジェクトの㏚と部屋の隅に眠っている携帯電話とくにスマートフォンの10倍の資源が含まれているガラケーの提供をお願い申し上げました。
その後のトークショーに出演される予定のオリンピアンで金メダリストの体操白井健三さんと女子柔道の登坂絵莉さんや丸川オリパラ大臣にも登壇頂き、同プロジェクトへの協力を会場の皆様に呼びかけて頂いたところです。
必要なメダルの数は5,000個であります、そのためにも多くの使用済み小型家電が必要となります是非皆様方のご協力をお願い申し上げます。
(注)みんなのメダルプロジェクトとは:日本全国の国民が参加してメダル製作を行う国民参画形式により実施します。また、リサイクル金属をメダル製作に活用することで環境に配慮し、日本のテクノロジー技術を駆使することで、金の精錬におけるリサイクル率100%を目指します。過去にもメダルの原材料の一部としてリサイクル金属が含まれた例はありましたが、国民が参画し、メダル製作を目的に小型家電等の回収を行い、集まったものから抽出された金属でメダルの製作を行うプロジェクトは、オリンピック・パラリンピック史上、東京2020大会が初めてとなります。
本日AM2時ごろ衆議院本会議にて安倍内閣不信任案を否決し、8時からの自民党政調環境部会、環境・温暖化対策調査会合同会議に出席し6月11日から12日に開催されたG7イタリア環境大臣会合の結果についての報告を行いました。
「G7会合は結果から言うと成功だった。G7合意のコミュニケを採択できたことが大きい。各国で共通していたのは、米国を孤立させてはいけないということであったかと思う。また【ボローニャ5カ年ロードマップ】も採択できた。そして米国環境保護庁プルイット長官と日本が最初にバイ会談を行い、パリ協定は離脱するが議定には残っているとして引き続き環境問題に関し政策対話を行っていくことで一致した。かなり踏み込んで発言をしてくれたと思っている。この会談で対話のラインがつながった、正式の離脱まではまだ時間があるので翻意がなされるよう努力につとめたい」等報告いたしました。
昨日16時過ぎには官邸を訪問し、安倍内閣総理大臣への報告はすでにいたしております。このG7イタリア環境大臣会合の結果についてのとりまとめ資料を来週初めには地元事務所に置きますので御覧になりたい方、必要な方は宇和島・大洲事務所へお立ちよりください。
「真珠の日」である6月1日に超党派真珠振興議員連盟有志にて「真珠の活用促進等に係る決議」を2020年東京オリンピック・パラリンピックに関係する方々に申入れを行いました。
議連有志として、真珠は国民になじみの深い宝石であるとともに日本を象徴する宝飾品として活用されており、東京オリ・パラという機会においてこれを世界に伝えることを強く希望いたしております。
つきましては①メダルやそのストラップへの真珠の活用を。②聖火リレーのトーチへの活用を。③閣僚・政府要人及びそ配偶者に積極的に着用を。④訪日する各国首脳に対する贈呈品は真珠を積極的に活用を。等々11項目に及ぶ内容の決議を行った次第です。
16時に公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 遠藤利明副会長に。16時半には丸川珠代東京オリンピック・パラリンピック担当大臣へ。17時55分には安倍晋三内閣総理大臣へ、決議文を手渡しいたしました。安倍総理には、昨年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットで参加国首脳及び配偶者に着けていただいた真珠ブローチのような形で今回も是非協力頂きたいと強く要請しました。
5月13日から1泊2日の日程で、去る3月7日に34番目の国立公園として誕生した「奄美群島国立公園」の式典に出席してまいりました。
この奄美群島は特徴の異なる8つの島々で構成されており、世界的にも数が少なく国内最大規模の亜熱帯照葉樹林、 国の特別天然記念物のアマミノクロウサギや国の天然記念物のルリカケス・オオトラツグミ・アカヒゲや奄美の固有種のリュウキュウアユやトクノシマエビネなど希少な動植物、またマングローブや干潟など多様な自然環境を有している素晴らしいところです。
あいにくこの日から沖縄・奄美が梅雨入りし、天候不良により奄美空港に降りられず鹿児島空港へ引き返す事態となりましたが、機長からのアナウンスで、燃料を積み込み再び奄美空港へ向かいますと再び離陸し、最終的に5度目のトライでようやく奄美空港へ降り立つことができました。(着陸成功時には大きな拍手が巻き起こり、ベテランのフライトアテンダントも感極まったようで感涙のアナウンスがあり忘れられないフライトとなりました)14日午前中は昨日行えなかった奄美マングースバスターズ事務所を訪問、マングースが在来種を捕食し生態系のバランスが崩れたためマングースの完全排除を目指し活躍する捕獲の専門家チーム「マングースバスターズ」の方々と意見交換しマングース探索犬(マングースの糞を探す犬とそこから追い詰める犬)の仕事ぶりを見させていただきました。
また引き続き奄美野生生物保護センターを訪問。この施設では奄美の四季・動植物の紹介を行うとともに子供たちに残酷ではあるけれども捕食する側と捕食される側の生態系についてしっかり学んでもらう教育をしているとのこと。
午後には、三反園鹿児島県知事と奄美市をはじめとする関係12市町長と昼食をとりながら懇談。14時から奄美群島国立公園指定記念式典に臨み、「この豊かで美しい自然が地域の暮らしや文化と一体となって今日まで守られてきたのは、鹿児島県をはじめとした奄美群島の地域の皆さまが長年にわたり熱意をもって様々な取組をすすめられてきたからこそであり、改めて敬意を表するとともに御礼申し上げます」と主催者としてご挨拶。
また国としては「奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島」を来年の世界自然遺産の登録を目指し2月1日にユネスコに対して推薦書を提出したところであります。環境省といたしましては「奄美群島国立公園」の優れた自然環境の保全に努めるのはもちろんのこと、世界遺産登録実現を目指すとともに奄美群島の魅力をより一層高める努力をしてまいります。
その後の記念祝賀会にも出席しました。奄美群島の国立公園指定の喜びを皆様方と一緒に分ちあえることを大変光栄に思っています。余談ではありますが、闘牛が盛んな徳之島と宇和島では闘牛文化で繋がりが深く、宇和島闘牛の多くが徳之島からの牛を買い付けて闘牛に育て上げています。そういった闘牛つながりから愛媛県宇和島市、鹿児島県徳之島、岩手県久慈市、新潟県長岡市・小千谷市、島根県隠岐島、沖縄県うるま市の関係議員で平成27年9月に闘牛文化振興推進議員連盟を設立をし交流を図っております。
平成29年4月19日全国の理容サロンが組織する全国理容連合会(大森利夫理事長)が主催する「2017クールビズヘア発表会」に出席させて頂きました。
全理連さんにおかれましては、10年前から地球温暖化防止対策に積極的かつ創造的に取り組まれ、その一環としてクールビズヘアの募集と発表を行われています。
「髪を1cm切って体感温度を1℃下げる」、「ドライヤーの使用を減らしタオルドライでスタイリングする」「室内照明をLEDに移行していく」、あるいは室温を28℃に設定するクールビズ理容サロンへの加盟店への協力を求めるなど様々な形で、業界一丸となって貢献していただいておりますことに深く感謝申し上げます。
クールビスの知名度はまだまだでここ最近は話題性に欠けてきています、全理連さんの協力を一層期待しております。(理容店への個人的な思い出は)小学時代は坊ちゃん刈り、中学時代はバリカン入れられて丸刈りにされたりとか。親父が亡くなった際には、馴染みの店主が親父の髭を剃りに来てくれたことは忘れることができない思い出です。
マスコミの方からは是非環境省内でもクールビズヘアの推奨を、といった良いご提案を受けました。(強制はできませんのでそうならない程度で)自主的なクールビズヘアが広がるよう促したいと思っています。今回、入賞者に宇和島市出身の方が受賞されており、知っている方で大変うれしく思っています。(審査には加わっておりません、念のため)カットの実演の後、ヘアモデルとなった少年とご夫人と一緒に記念撮影をいたしました。
安倍晋三内閣総理大臣主催による「桜を見る会」が新宿御苑において開催されました。
風は強いものの青空広がる上天気の下、政財界や皇族など1万6千人の招待者が出席され盛大に執り行われました。
冒頭総理から挨拶があり、「今日は風が強いが安倍政権もこのような風雪に耐えてきた。これからも1億総活躍社会や働き方改革の実現にも逆風の中でもしっかり取り組んでいきます。」と意欲を示され乾杯されました。
新宿御苑を管理する環境省の責任者として総理をお迎えし、乾杯後総理を見送りをしたのち、愛媛から参加頂いた関係者や一般の方々のご挨拶を受け、満開の八重桜の下で一緒に記念撮影をおこないました。
視察最終日、この日は福岡県及び佐賀県の両知事と面談いたしました。
11:30に小川洋福岡県知事を訪問、知事からは「原発30キロ圏内に入る糸島市で住民説明会を行い、事故発生時の避難計画を含め様々な意見が出た。より一層住民の意見が反映されるようにし、避難計画の実効性を高めていきたい、そのための国の協力・支援を頂きたい」との要請を受けました。
私からは「国が責任をもってバックアップする必要があり、全力で支援していきたい。私も地元に伊方原発を抱え、住民と接する機会は多く、この住民の声を聞くことが非常に重要だと感じています。地元3県の声をしっかり反映させていきたい。」と述べさせて頂きました。
午後に佐賀県に移動し、15:00に山口祥義佐賀県知事を訪問知事からはまず玄海原発視察とオフサイトセンター訪問に対し謝意の言葉を頂き、その後「原子力災害が発生しないことが大前提だが、万が一発生した際には国がしっかりと責任を果たしてほしい。」との要請を受けました。
私からは「やれることはやっていく姿勢で臨みます」「先ず地元の声をしっかり聞くこと、それが何よりも大事です。伊方は佐田岬という半島、こちらは離島が大変多いという特殊事情もありますが、それらを十二分に加味し対応していきます」また「屋内避難も一部では有効との考えもあり、福島原発の事故を大きな教訓として生かした避難計画にしなければならないと考えています。」「(ドローンの活用について)住民の声の中からでてきたもので、初期の段階でいち早く情報をつかむ為に有用であると考えます、実験的なことを愛媛でやってみるつもりです。」ということも話させて頂きました。
山口知事とは面談終了後、宇和島伊達藩と肥後佐賀藩は昔から深い繋がりがありますねとの話になりました。ちなみに肥後佐賀藩五代藩主鍋島宗茂の娘「護媛(もりひめ)」が伊予宇和島藩五代藩主伊達村候の正室として、肥後佐賀藩八代藩主鍋島治成の娘十女「観媛(みよひめ)」が伊予宇和島藩七代藩主伊達宗紀の正室として、肥後佐賀藩九代藩主鍋島斉直の娘「猶媛(なおひめ)」が伊予宇和島藩八代藩主伊達宗城の正室として嫁ぐという3代にわたり縁組がなされています。
先週末は、九州の長崎・佐賀・福岡の3県を視察訪問。
8日土曜日には中村法道長崎県知事と面談した後、玄海エネルギーパークを訪問。九州電力瓜生社長と意見交換及び施設概要の説明を受けた後、玄海原発構内を視察しました。
午後からは放射線防護施設として整備されている玄海町の特別養護老人施設「玄海園」を訪問、非常用自家発電設備を視察し玄海町長や同園理事長・施設長と意見交換をいたしました。
避難をする状況が起きてはいけないのではあるけれど、万万が一の際にはこの施設をお借りして避難施設として活用させて頂きます。
そのために様々な設備を備えさせて頂きました。国はこの様な施設に人・物・カネを惜しんではいけないと考えています、必要なものには積極的に、また精一杯取り組んでいきたいと思います。
そのあとは、佐賀県オフサイトセンターにて同センターの説明を受けるとともに峰唐津市長(伊方原発の視察をしたこともあるという)と面談を行いました。
地元の人が安心するために地元の声をしっかり聞き、それを形にしていくことが大事です。避難計画においても地域ごとに様々な状況がある中、最良の計画となるよう見直しも行って頂き、われわれも全力で支援していきます。
15時過ぎに、亜熱帯広葉樹の森を長尾橋から視察。
その後国頭村ふれあいセンターに移動し、やんばる国立公園指定記念祝賀会に翁長沖縄知事や大宜味村・国頭村・東村の3村長とともに出席いたしました。
沖縄は40年以上前の若かりし頃初訪問し、それから何度も訪れている馴染みの深いところです。
ただ、やんばる国立公園のある北部まで足を延ばしたのは今回が初めてです。この素晴らしいやんばる地域の自然や文化を皆様が大切に守り続けた結果、国立公園に指定できたこと、そして国立公園誕生の喜びを皆様と分ちあえることを大変光栄に思います。
午後1時からやんばる国立公園記念式典(大宜味村農村環境改善センター)に出席。
主催者として挨拶をいたしました。「この豊かで美しい自然が今日まで守られてきたのは、国頭村・大宜味村・東村をはじめ、沖縄県や多くの地元の皆さまによる自然保護の活動や地域振興に対する長年にわたる不断の努力があったからこそであり、敬意を表するとともに御礼申し上げます。返還された北部訓練場の一部も地元要望に沿ってやんばる国立公園への早期編入を進めるとともに、世界自然遺産の登録に向け調整を進め、やんばるの魅力を国内外に積極的に発信し多くの方々に訪れて頂けるよう努力してまいります。」
この後地元の小学生たちが、やんばる地域で観察した野鳥や蝶などの種類や特徴を紹介するなどの発表会も行われました。
2月25日から26日までの2日間、沖縄県を視察訪問。
多種多様な固有動植物や希少動植物が生息・生育し、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄北部のやんばる地域が33番目の国立公園「やんばる国立公園」として昨年9月15日に指定されました。沖縄本島では初めてとなる国立公園です。
26日午前中に「やんばる野生生物保護センター」を視察、やんばるの野生生物についての説明を現地で活躍するレンジャーから受けました。ヤンバルクイナ(国指定天然記念物)がつとに有名ですが、ヤンバルテナガコガネ(同)やノグチケラ(国指定特別天然記念物)などやんばるにしか生息しない動植物もいる世界で一つだけの場所でもあります。
ここ保護センターでは、野生生物保護への理解や関心をもって頂くための普及啓発活動や保護増殖事業、調査研究などを自然保護官(レンジャー)や自然保護官補佐・専門官(アクティブレンジャー)等が中心となって行い、貴重な自然環境を守っています。