自民党政務調査会水産部会 2012/7/25

平成２４年７月２５日水曜日１０：３０～自民党本部７０２号室にて自民党政務調査会　水産部会が開かれました。

今回は先週から具体的な議論を持ち越した７月１２日から発生した豊後水道・日向灘・宇和海における赤潮被害の現状についてを議題として愛媛県漁連から宮本専務、うわうみ漁協（佐々木組合長）、八幡浜漁協（井上組合長）、下波漁協（宮住組合長）を招き、宇和海での赤潮被害の現場の声、赤潮災害への緊急対策要望を受けました。

要望項目は大きく分けて５項目。

１．赤潮による漁業損失の直接補てんについて

２．赤潮被害に係る経営支援について

３．養殖共済の掛金負担軽減措置の更なる充実について

４．赤潮発生メカニズムの解明及び防除対策の推進

５．へい死魚の処理に要した経費にかかる支援について

また、魚価が低迷し続ける中、３.１１以来更に下落し経費も高止まり、今回の被害で産業を支える意欲、漁業を続ける意欲まで減退しているという切実な訴えを受けました。

私からは、この被害を受けた地区は比較的若い漁業者が多い、何とかやる気を起こさせるような対策が必要である。東日本震災並みの（共済の）すみやかな支払を求めるとともに今後自民党らしい解決策を行うので各議員、業界団体の協力をお願いしたいと申し上げました。

またこの赤潮被害を１地域だけの問題とせず、これまでには想定できなかった災害が生じている昨今のことを考えると他地域でいつ同様な被害がでてもおかしくない問題だと認識すべきだと思います。

２年前には九州有明海・八代海・橘湾での被害で緊急対策を早期に行った実績もある、今回も同様に緊急に対策を講じるべきで水産庁はしっかりやるとここで約束しろと求め、漁政部長から「今の言葉を受け止め、一生懸命やります」との言質を頂きました。

また自民党として赤潮対策法案を作る方向で検討していくことを部会了承いたしました。

今後速やかに共済の支払を求め、できうる対策を検討し、赤潮発生のメカニズム解明に努力していきます。

自民党政務調査会 水産部会・捕鯨議員連盟合同会議 2012/7/19

平成２４年７月１９日（木曜日）

自民党本部７０２号室にて自民党政務調査会　水産部会・捕鯨議員連盟合同会議に出席。

赤潮被害が日々拡大しており、早急に詳細な被害状況をまとめて報告を求めました。
また共済等を含む赤潮対策事業を検討するよう強く要請したところです。

今回の合同部会は捕鯨中心とした会合のため来週に改めて詳細被害状況と愛媛県漁連を含む関係者を呼び現場での声、要望を聞き対策を講じることといたしました。

自民党政務調査会水産部会・捕鯨議員連盟合同会議において赤潮問題を取り上げます。2012/07/18

7月13日の愛媛新聞で、宇和海に赤潮が発生し、八幡浜・西予市沖でハマチ・カンパチ・マダイ等約6万匹が大量死したとの報道がありました。

しかしその影響は南に伸び、宇和島の島しょ部を含む各地にも被害をもたらし、15日には100万匹を超える甚大な赤潮被害をなっています。また今回の被害では稚魚がかなり多いとの報告を得ており、最終的にどのくらいの被害になるか大変危惧しています。

早速上京した17日に、水産庁栽培養殖課と計画課、防災漁村課から過去の漁業災害補償制度の適用についてと、今後の対策として何ができるか意見交換を行いました。（平成21年、22年にも大規模な赤潮が九州の有明海・八代海等で発生し、鹿児島・熊本・長崎の養殖業に打撃を与え、その際、平成22年度補正予算で「赤潮被害養殖業に対する再建支援緊急対策事業」14億を実施。平成23年度には「赤潮・磯焼け緊急対策」として70億程の①赤潮被害対策施設整備実証事業②赤潮対策底質改善実証事業③食圧分散のための海藻育成と基質面更新の複合対策事業④赤潮対策等施設整備事業を実施している。）

今回も赤潮被害によって影響を受けた漁業被害者の経営再建や経営安定を図るため、緊急支援対策事業を早急に講じ、地場産業を支えねばならないと感じています。

2年前、第176回国会に自民・たちあがれ日本等で提出したものの民主党の反対により審議未了廃案となった「赤潮被害対策特別措置法」（議員立法）も再検討するとともに、明日19日の自民党政務調査会水産部会・捕鯨議員連盟合同会議においてこの赤潮問題を取り上げ、自民党としての対策を検討していきます。

治山・林道四国地区協議会様来室 2012/7/17

平成２４年７月１７日（火曜日）１５：３０～
治山・林道四国地区協議会の中村剛志会長（砥部町長）と松本専務が陳情に来室されました。

近い将来発生するであろうと言われている東海・東南海・南海の三連動地震や豪雨等に対応し、森林の多面的機能を高めることや安全・安心の確保を主眼とする治山事業の積極的な推進するための施策を講じるよう強く要望されました。地方が治山・林道の事業を通じ多様な森林整備や災害対策が行えるよう交付金や補助制度の充実が図れるよう側面支援をしっかり行っていきます。

また、衆院選挙制度改革における定数削減や愛媛第四区も関係してくるであろう１票の格差是正・区割り調整等で意見交換をさせて頂きました。

靖国神社「みたま祭り」へ参加 2012/7/13

平成２４年７月１３日（金曜日）
愛媛県遺族会鎌田副会長ら３４名が上京し、靖国神社「みたま祭り」へ参加するとともに靖国神社昇殿参拝を行いました。

今回は愛媛県議会自民党神道議員連盟から清家俊蔵同会長他赤松泰伸（宇和島）西田洋一（大洲）中田廣（南宇和郡）ら１１県議も参加され、１８時からホテルグランドパレスにおいて開催された夕食会にも出席させて頂きました。

自民党愛媛県選出国会議員を代表して、国家のために尊い命を捧げられた英霊に参拝頂いたこと、また日ごろからの我が党へのご理解ご支援を賜っていることに感謝申し上げ、戦傷病者や戦没者遺族に対する援護施策の充実を今後も引き続き行っていきます、と挨拶させていただきました。

水産経済新聞社より取材がありました。2012/6/28

平成２４年６月２８日（木曜日）水産経済新聞社より取材がありました。

水産政策の問題と課題（特に漁業共済の拡充や漁業経営セーフティネット構築事業、飼料問題等）について小一時間考えを述べさせていただきました。

近く水産経済新聞に掲載されることになります。詳細につきましては改めて当ブログに掲載したいと思います。