沖縄視察3

2017年03月04日 | 活動報告(東京・視察)

15時過ぎに、亜熱帯広葉樹の森を長尾橋から視察。

その後国頭村ふれあいセンターに移動し、やんばる国立公園指定記念祝賀会に翁長沖縄知事や大宜味村・国頭村・東村の3村長とともに出席いたしました。

沖縄は40年以上前の若かりし頃初訪問し、それから何度も訪れている馴染みの深いところです。

ただ、やんばる国立公園のある北部まで足を延ばしたのは今回が初めてです。この素晴らしいやんばる地域の自然や文化を皆様が大切に守り続けた結果、国立公園に指定できたこと、そして国立公園誕生の喜びを皆様と分ちあえることを大変光栄に思います。


沖縄視察2

2017年03月04日 | 活動報告(東京・視察)

午後1時からやんばる国立公園記念式典(大宜味村農村環境改善センター)に出席。

主催者として挨拶をいたしました。「この豊かで美しい自然が今日まで守られてきたのは、国頭村・大宜味村・東村をはじめ、沖縄県や多くの地元の皆さまによる自然保護の活動や地域振興に対する長年にわたる不断の努力があったからこそであり、敬意を表するとともに御礼申し上げます。返還された北部訓練場の一部も地元要望に沿ってやんばる国立公園への早期編入を進めるとともに、世界自然遺産の登録に向け調整を進め、やんばるの魅力を国内外に積極的に発信し多くの方々に訪れて頂けるよう努力してまいります。」

この後地元の小学生たちが、やんばる地域で観察した野鳥や蝶などの種類や特徴を紹介するなどの発表会も行われました。


沖縄視察1

2017年03月04日 | 活動報告(東京・視察)

2月25日から26日までの2日間、沖縄県を視察訪問。

多種多様な固有動植物や希少動植物が生息・生育し、国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる沖縄北部のやんばる地域が33番目の国立公園「やんばる国立公園」として昨年9月15日に指定されました。沖縄本島では初めてとなる国立公園です。

26日午前中に「やんばる野生生物保護センター」を視察、やんばるの野生生物についての説明を現地で活躍するレンジャーから受けました。ヤンバルクイナ(国指定天然記念物)がつとに有名ですが、ヤンバルテナガコガネ(同)やノグチケラ(国指定特別天然記念物)などやんばるにしか生息しない動植物もいる世界で一つだけの場所でもあります。

ここ保護センターでは、野生生物保護への理解や関心をもって頂くための普及啓発活動や保護増殖事業、調査研究などを自然保護官(レンジャー)や自然保護官補佐・専門官(アクティブレンジャー)等が中心となって行い、貴重な自然環境を守っています。