衆議院国土交通委員会視察2日目 2012/10/5

2012年10月06日 | 活動報告(地元)

昨日の愛南町に引き続き、本日は午前に宇和島市長らとの意見交換及び大洲市(まちの駅あさもや)まちづくり現場視察、午後に愛媛県および大洲市・八幡浜市との意見交換、松山外環状道路現場視察を行いました。

宇和島での会合では、私を含め5名の理事と2名の委員が出席、石橋市長・三好議長ほか山本南予地方局長・廣瀬商工会議所会頭らから要望と地域の課題等をお聞かせ頂きました。

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市長からの要望は大きく3点

①四国横断自動車道津島町高田以南の早期整備

②大規模災害に備えた社会資本整備

③九島架橋の早期完成

をあげられました。

別の意見として、(西予IC以南の)交通量も増え、2箇所の追い越し車線では少なすぎるし距離の短い同車線では逆に危険を伴うとの指摘もありましたが、その点については国土交通省に代わり私から、「すでに内々に国交省とは相談しており、用地は4車線を確保しているので、適地があればやっていこうという話ですすめている」と内情を説明いたしました。

また「松山以南には内子パーキングエリアが1箇所あるのみ、今後延伸が進められていく中で高速道路脇にサービスエリアの設置が求められる。しっかり研究・検討すべきだ」と申し上げました。

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午後の意見交換では、愛媛県から中村知事や清水大洲市長・大城八幡浜市長にも出席賜り、知事からミッシングリンクの整備は単なる道路ではなく命を救う道路となるとともに地域住民・関係者の悲願であるとの発言、また山鳥坂ダム事業により2,30年翻弄され2年以上放置されている住民の状況を何とかしたいと切実に訴えられました。

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清水市長からは洪水対策を一刻も早くと、大城市長からは原発隣接地として避難ルートとしての重要性からも、大洲・八幡浜自動車道の早期全線開通を訴えられました。

「従来の枠組みにとらわれず、避難道路という役割をこの地域高規格道路に持たせること、そのためには早期の整備が必要であり、まずは逃げるが一番という対策をたてるべきだ。通常の地域高規格道路としてではない発想で活かしていくことが必要。3.11以降はこれまでの考え方を大きく変え、努力していきましょう」と発言させていただきました。

命の道の整備・洪水対策・堤防整備・山鳥坂周辺住民への補償問題・1次産業の再生・港湾整備等々、南予の暮らしへの安心と充実が図れるよう引き続き努力してまいります。


衆議院国土交通委員会 視察初日2012/10/4

2012年10月05日 | 活動報告(地元)

高知県黒潮町町長との意見交換を皮切りに、宿毛市新港宿毛湾整備事業視察を終え、愛媛県愛南町入りし御荘文化センターにて清水町長・斉藤議長・増元副議長他、町の漁協組合長・観光協会会長・前田グリーンツーリズム推進協議会代表・兵頭ボランティア連絡会事務局長など幅広い分野からの様々な声を挙げていただき委員との意見交換を行いました。

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私からはまず、委員長であった伴野氏が国土交通副大臣となり今回の視察に委員長不在となった理由の説明をいたしました。そして、委員会で長い付き合いがあり今回参加の富田(公明党)理事や殻田(共産党)理事らに“日本にこんな(交通の便の著しく悪い)所もあるんですよ”と、そう言い続けていたその現場をようやく見ていただく機会に恵まれた。特に後で見ていただく予定の須の川周辺など、唯一の幹線道路である国道56号線が震災時の津波どころか通常の高波においても道路が寸断されてしまうという環境であることを委員皆さんに知っていただきたい。現場を見てもらわないとわからない、永田町にいるだけでは分からないんです、と挨拶させていただきました。

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町長を始めとする皆さんからは、命の道・避難の道として四国8の字ネットワークの早期完成を強く求める声が出されました。

救急医療の側面からの必要性、災害時の道路寸断による陸の孤島化への懸念、地元の主産業である養殖業や果樹産業を活かすための物流面から、あるいは魅力ある観光資源を目当てに増える観光客の利便性向上のため、愛南町が持つ数多くのオンリーワンを活用する為にといった様々な観点から様々な意見を聞かせていただきました。

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明日は宇和島市、大洲市、松山市の行政・各種団体からの考えを聞かせていただき、本日愛南町の声と併せ次期国会以降の委員会審議や予算・税制等に活かすべく国政に繋げてまいります。


衆議院国土交通委員会委員派遣 随行者

2012年10月02日 | 活動報告(地元)

10月4日、5日の衆議院国土交通委員会委員派遣に、以下の国土交通省関係者が視察同行することになりました。

国土交通省

大臣官房総括審議官 2名

道路局長

港湾局長

水管理・国土保全局長

四国地方整備局

局長

道路部長

大洲河川国道事務所長

等が視察に同行いたします。

関係各位に地元の道路、港湾、ダム事業の実情を十分理解してもらい、今後の津島道路早期整備や内海以南の事業化や防災、減災対策に繋げます。