昨日の愛南町に引き続き、本日は午前に宇和島市長らとの意見交換及び大洲市(まちの駅あさもや)まちづくり現場視察、午後に愛媛県および大洲市・八幡浜市との意見交換、松山外環状道路現場視察を行いました。
宇和島での会合では、私を含め5名の理事と2名の委員が出席、石橋市長・三好議長ほか山本南予地方局長・廣瀬商工会議所会頭らから要望と地域の課題等をお聞かせ頂きました。
市長からの要望は大きく3点
①四国横断自動車道津島町高田以南の早期整備
②大規模災害に備えた社会資本整備
③九島架橋の早期完成
をあげられました。
別の意見として、(西予IC以南の)交通量も増え、2箇所の追い越し車線では少なすぎるし距離の短い同車線では逆に危険を伴うとの指摘もありましたが、その点については国土交通省に代わり私から、「すでに内々に国交省とは相談しており、用地は4車線を確保しているので、適地があればやっていこうという話ですすめている」と内情を説明いたしました。
また「松山以南には内子パーキングエリアが1箇所あるのみ、今後延伸が進められていく中で高速道路脇にサービスエリアの設置が求められる。しっかり研究・検討すべきだ」と申し上げました。
午後の意見交換では、愛媛県から中村知事や清水大洲市長・大城八幡浜市長にも出席賜り、知事からミッシングリンクの整備は単なる道路ではなく命を救う道路となるとともに地域住民・関係者の悲願であるとの発言、また山鳥坂ダム事業により2,30年翻弄され2年以上放置されている住民の状況を何とかしたいと切実に訴えられました。
清水市長からは洪水対策を一刻も早くと、大城市長からは原発隣接地として避難ルートとしての重要性からも、大洲・八幡浜自動車道の早期全線開通を訴えられました。
「従来の枠組みにとらわれず、避難道路という役割をこの地域高規格道路に持たせること、そのためには早期の整備が必要であり、まずは逃げるが一番という対策をたてるべきだ。通常の地域高規格道路としてではない発想で活かしていくことが必要。3.11以降はこれまでの考え方を大きく変え、努力していきましょう」と発言させていただきました。
命の道の整備・洪水対策・堤防整備・山鳥坂周辺住民への補償問題・1次産業の再生・港湾整備等々、南予の暮らしへの安心と充実が図れるよう引き続き努力してまいります。