平成28年5月26日木曜日
自民党政務調査会水産部会として菅義偉官房長官と首相官邸で面会し、あらゆる角度で検討した水産物輸出拡大対策について、洗い出した課題およびその対応策(案)を手渡し、これらを整理し政府案にしっかり加味するよう求めました。
また我が国の水産エコラベルであるMEL(水産物を対象にした日本で初の水産エコラベル制度マリン・エコラベル・ジャパンの略)の国際的な活用に向けた取り組み強化、そして水産物輸出に係る体制の整備として水産庁の定員体制の強化も合わせて求めました。官房長官からはMELといった日本の認証制度・基準に合ったものにすべきだと私は言っているし、(東京オリ・パラでの食糧調達基準については)日本の安全でおいしい水産物が利用されなければならないといった旨、あるいは観光分野において(必要だと判断したら実際に)いろいろ増やしてきたとの人員強化に対し力強い言葉を頂きました。
また衆議院で可決し参議院に送付されている真珠振興法の取り扱い状況がほぼ決まりました。来週火曜日31日に参議院農林水産委員会で審議採決され、翌6月1日国会最終日の参議院本会議にて採決が行われ可決成立する見込みです。ただ不安要素も若干残っており、もし野党が検討していると言われている内閣不信任決議案が提出され解散総選挙となった場合は廃案となってしまいます。そうならないことを願うのみです。