
海外を旅した時
必ず入るお土産屋さん
どちらかというと可愛いい動物の置物に目が行ってしまう。
象、牛、猫、犬、馬、鳥等々......






あれこれ悩むが..... どうゆうわけか馬を選ぶ事が多い。
いろいろの材質で色の種類もさまざまだが
特にさっそうとした白馬を選ぶ事が多い。
四脚の長さ、身体の造形の美しさは飾り棚に収まるとやはりその存在が雄々しく見えるのです。
年月の中で時々彼たちに出逢うと「ワタシを描いて、そして跳ばせて」
と私の心に聞こえて来る様な気もします。
ヨーッパ絵画を紐解くと馬と人間が友の様な感じで良く描かれているし
白馬に乗った誇りたかき貴族の作品をも多く見かけます。
人間より何倍も大きい馬を乗りこなすという事は人の精神と教養も高めるとされて帝王学も学べるそうな。
四つ脚の動物で人を乗せて高く跳ぶ事が出来るのは唯一馬だけ!
野を越え丘を越えそして川辺や海辺を共に歩き人を望む所までつれて行ってくれる。
馬は人を親友として選べば空を跳ぶ事もしてくれそうな。
なかなか優しい心根も持っているようでますます人間から深く信頼され愛されたようです。
10月下旬頭上に見える翼を持つギリシャ神話の中の馬ペガサス座は
人間のその様な気持ちを代弁して後世の人々に話伝えられたのでしょう。

81㎝×51,5㎝(油彩)題名未定 二次複製を禁止します
元旦に紹介した『2009年変革を求めて!』
白馬に思いを込めて未知の世界を求めてみたが
描きたい世界が見えてこず.....
筆も進まず....
諦めて.....

アトリエの隅に置き、他の作品に取りかかりました。別の絵を完成した頃には
気持ちも何とか切り替える事が出来
今度は凛とした少女を前景に描いてみました。
これが思ったより心の不安も悩みもなくなり前向きに楽しく描けたのです。
「あ~~~又結局は少女を描いてしまった!」
「これって今年の願い、変革が出来たかな?」

一つの作品の中に心通わせる命を三つ描けた事です。
背景には恋する馬そして前景には未来を夢と希望を持って遠くを見つめる賢そうな少女です。

今日の早朝素敵な満月を見る事が出来ました。
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