福井田鶴子アートギャラリー

日々の生活で感じた事、絵画制作への思い入れ
絵画教室「小人の森」での楽しい出来事など綴てみました。

今日はゆっくり自分の時間が持てブログいっぱい書き込みしちゃいます。

2009年03月25日 | 小人の森絵画教室

昨日はWBC試合中午後から歌のレッスンでした。気になり家族に携帯で試合状況を時々連絡をしてもらっていたのですがさすがにイチローがヒットを打って日本が勝ち越しした時は思わず先生に「テレビ見せて下さい!」といって
居間に飛び込び先生とテレビ観戦!
歴史的な瞬間に立ち会う事が出来大満足です。(月一回の歌のレッスンはとてもユニークで優しい先生の紹介と共に又いつか話します。)
とてもうれしかったのでブログに思い出に速報の写真だけでも載せておかなくちゃ!イチローさん.原監督..松坂.....とてもかっこ良かったです。
岩隈.ダルビッシュとても素敵な青年でした。他の選手もみな素敵!
私は野球にあまり興味がないので名前が覚えられませんでごめんなさい。
日本まだまだ大丈夫だなと思った一時でした。
 つきなみですが感動をありがとうございました。   


ところで小人の森の作品展も無事終了して今春休みで私はとても解放された時間を過ごしています。そんなことでブログも更新です。
会期中足を運んでもう少し皆さんに子供達の作品を紹介したく追加の「洞爺湖サミットの絵本」を掲載します。とても元気で楽しい作品ですよ。
 

「わににのすけとワニ五郎のペットボトル大作戦」小学4年男子


1ページあるジャングルの川でわにのすけが目をさましました。そこへ「お~いわにのすけこっちにこいよ~」と声がきこえました。親友のわに五郎君の声です。ワニ五郎君の方へ行くと川にペットボトルがいっぱいうかんでいました。
2ページ「おい見てみろよ、ペットボトルがいっぱいういているよ」
「たしかにこれはひどい」「だれかがよなかにすっていたんだよ」とワニ五郎君とわにのすけ君は自分達の遊ぶ川が汚されているのでこまりました。
「ね~~これでおもちやでもつくろうよ!」「それは名案だと!」
さっそく作りはじめました。



3ページわにのすけ君はペットボトルを三個つけて船を作りました。ほかにもむちゅうでいっぱい色々なおもちゃを作りました。
ワニ五郎君は少しはなれたところから「お~~~いこっちきてみろよ」よんでいます。よばれる方に行ってみると「すごいだろう~~」
といいながら大きな大きなペットボトルのいかだの前にいました。

4ページ「これからこれに乗って川をくだっていかない?」「うんそれはいいかんがえだ」とふたりはいかだにのり川をふわふわただよいました」
しばらくきもちよくただよっているとむこうの岸に川をわたれないでこまっている動物がいました。一匹は蛇で二匹目は兎で三匹目は像です。
二匹目迄のれたけど像が乗ったとたん、いかだはこなごなになり又川にペットボトルがもとのようにいっぱいになってしまうし、うさぎはおぼれそうになるし、
蛇は像の鼻にまきついて像は「きもち悪いからはなれてよ」とどなるし全てがこんらんしてしまいました。
さいごはぼくが夢でみた絵です。
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「「18回小人の森作展」の展示風景をブログで観て下さい。

2009年03月19日 | 小人の森絵画教室

3月19日(木)から展覧会が始まりました。
作品は全部で167展ありました。
お天気にも恵まれ今日一日で約100人程の方々が観に来て下さいました。
明日もお天気に恵まれるといいなと心から思う初日でした。
そして私は一仕事終りホットした瞬間でもあります。


入り口受付の机に小人の森の保護者の方々から黄色いシンピジュウムを置いていただきとても春らしく綺麗です。教室の保護者の方達に準備の協力もいただき重ね重ねありがとうございます。

 童話から生まれたヒロー達のマリオネットです。それはそれは可愛いヒーローヒロインたちです。

夏の暑い頃涼しそうなモビールを作りました。風鈴のように音も作れる所迄行ったら各家でず~~~と大事にしてもらえるのに。向かって右の墨汁画は宮沢賢治「雨ニモマケズ」を読んでの絵画です。かえって色をおさえて墨一色が子供達の心の表現が出来ていると評判でした。

キャンバスによるアクリル絵画と初めての試みの紙機織りと布機織りの連作一見みると工芸作品のようで大人の方々にも人気がありました。向かって右の長い机の作品は行ってみたい立体の道です。
絵の具廃材.針金.包装紙.端切れ.今のボンドは何でも瞬間的についてしまいます。子供達もいろいろな楽しい所に行く道を無邪気に作っていました。

工作布&紙機織り左から小学一年女子二年女子.四年男子の作品です。
椅子に座って手先に脳を集中させて子供達はまじめに挑戦しました。特に切れやすい包装紙を良くここまで編みましたね。布機織りは額に入れて壁に飾っても素敵です。
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母さまが好きな赤い布の記憶

2009年03月10日 | 福井田鶴子アート



「赤い布の記憶」S10 油彩.ボールペン.色鉛筆 (二次複製を禁止します。)
そろそろ現代童画会春季展の作品を描かなければならない時期になって来ました。
作品を変革してみたいと年初めから取り組んんで楽しく描がいていた二ヶ月でしたが
そうもいかなくなって来ました。
小人の森の作品約120点近くの作品の整理も日々忙しく
スピード化をはかり「赤い布の記憶」S10を余り制作時間かけなで
布と少女の質感がリアルに表現される様にまず
ボールペンでスケッチ風に描いて見ました


私の母さまも絵を描く事が好きで某上野公募団体の会員迄なった人です。
私ぐらいの年齢の時に赤い布を題材に東京都美術館出品作を良く描いていました。
その母さまも「余り才能がない」とある時描く事に見切りをつけ筆をおいてしまったのです。
そしていっぱいの油彩絵の具、他の画材道具、額が私の家に引っ越して来てしまったのです。
その中に絵の題材になった赤い布も何枚か入っていました。
中でもビロード地で赤と黒の薔薇がアンテイーク調にプリントされた布に
ズウ~~~~と魅力を感じ続けていました。

それを描いてみたい衝動に突然かられ
10号の画面全部にその模様をボールペンで描く計画を立てたのですが......
さすがそれはしんどくそれに.....
画面全部にその意思を描いて何か意味があるのかな?
それより私の熱くるしい思いを沈めるためにもバックは遥かに抜けて行く空が良いのではと思い
少女の周りだけにしてしまいました。
赤い布を真剣に描いているとつくずく私は母さまの子と思いました。
そしてこんな事がふと頭をよぎったのです。
「お世話になった母様を描いてみようかな!」
つい最近ホームを訪ねたとき元気に外玄関まで見送りに出てくれた母さまの姿を陽の光の中で
デジカメに何枚も収めて帰って来たのです。



そういえば子供達の作品の整理や春季展の創作をしている内にひな祭りを忘れかけていた様で
3月3日の前の日に虫が知らせたのかしら?
何気なく和ダンスの引き出しを整理して見た所
可愛い人形達をプリントしたカドミウムレッド色の愛いらしい風呂敷が下の方から忘れられて様に出て来たのです。
「可愛いコト、そうだこの上におひな様をおこう」と触発され、何とか心の中でお祝いが出来ました。
赤って!.....ほんとうに心にエネルギッシュな行動を起こさせる
義理固い色です。


                   
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