未曾有の震災で私が出来る事！

　少しの余震でも...
歩く大地がなくなってしまうのではないかという
恐怖体験2011.3.11震災が蘇って
ここ毎日、眠ってもベットがゆりかごの様に
たえず揺れる錯覚に落ち入り
見る夢も山がくずれたり船に乗ってゆらゆらと大海原をさまよったり.....
大きな木が地面の中に吸い込まれたり...
何だかわからない寝言もいっぱい言っているとか？



チャリテイ作品0.5S「明日に咲くバラ」油彩　22㎝×22㎝

それでも未曾有の大地震が起きてから今日で21日目
家のかたずけも一段落してデイテールな性格の私でも
昨日当たりはさすがに疲れも出て爆睡！

ところで.....
4月4日（月）より１０日迄
銀座アートホールで春季展開催される。
あの大揺れの地震の後では怖くて東京に行くのも今一気が進まない
ネガテイブな悶々とした日々を送っていました。
そんな私のパソコンに現代童画会本部からメールが送信されて来たのです。
その内容は...
パーテイー内容も縮小して義援金にしミニチュア作品の売上と共に
日本赤十字社に全て義援金として寄付する
絵を通しててこれからも活動を続けていくとの通達でした。
前向きな気持ちを持たないと
もっと悲惨な体験をしている人達が一杯いるのに
こんな気持ちで毎日暮らすのは良くないと言う気持ちもどこかあり
私なり考えタイミング良く小さな作品が手元にあったので
今日其の作品に被災者の皆さんの心が少しでも
癒される様にと祈り加筆しました。
そんな気持ちで描いているうちに
地震が起きたら、即危険一杯の東京にも行く勇気も少し湧いてきました。

皆さんご存知ですか？
公共的なギャラリーや美術館はライト等の消費電力を一番食うので
殆ど残念な事に中止に追い込まれています。
そんな中でスポーツ界、芸能界、海外136ヶ国余りの国々から
義援金や物資等が集まりボランテイア活動もテレビで写し出されると
絵描である人生を歩んで来た私は何をすれば良いのか
思考錯誤をしていました。
現代童画会という一つの組織に入っていて
その仲間達と尾翼ながら愛ある活動が出来て良かった
私のハートが届いてくれそうで
そして明日も暖かい早春で有ります様に
大きな余震が起きません様に.....

今、茨城県被災地も大変！そして心配です。

余震のマグ二チュウド7.0クラスの予告の一週間もすぎて
連日連夜の余震もやわらぐとほっとしていると今度は福島の原発問題

洞峰公園の体育館には朝一番の散歩で駐車場を見た所いわきナンバーの車が
80台ぐらい駐車していました。
最終的には250人～300人程度受け入れる予定だそうです。
私達も外出する時には写真の様なスタイルをしなければ怖くて外出もできません。
生鮮食品も底をつき始めているのに.....


したがって洞峰公園記念館ホールで17日～21日の作品展も中止になりました。
一回展から必ずこの時期に開催していたのに20回展にこの様な状況になり....
これも巡り合わせとしか言いようがありません。


東北地方の被災地の皆さんほんとうに大変な日々をお過ごしですが
頑張って下さい。
茨城沖の地震で県北部も津波が押し寄せてほんとうに大変でした。
茨城県にも目を向けて下さい。
（2m近くの食器棚は倒れませんでした。それを助けたのは両サイドに設置した
災害用つっかえ棒です。我が家はつっかえ棒で支えた家具は
一台の本棚を抜いて全て倒れませんでした。とても安心ですよ）


リリーちゃんもここ毎日余震の怖さで食事もなし、一日中身体の震えが止まりません。
そして行動も私達につきまとい離れようとしません。
「小人の森」の教室で作品展の準備して居た時も
今迄入った事もない教室の床にふせず～～っと足元を離れませんでした。

東日本大地震！家に居たのは私とリリーだけだった。

西暦2011年平成23年3月11日金曜日午後2時46分頃
丁度リリーの散歩をするためにリリーを庭に出して
「さて」と火燵から立ち上がりかけた時
千年に一度と言われる運命のゆれが始まったのです。


良くある地震とたかをくっていると
家の中...
聞き慣れない汚く不快な音が...アッチコッチでするのです。
「ガタガタ、ギシギシ、バタンバッタン、ご～んご～ん」その上、家中が大揺れで
もう～～怖くて怖くて外に飛び出ました。

愛犬リリーは庭の真ん中で大きな黒いボタン目を二倍にして硬直していました。
その姿が二重に三重にもみえ3Dを見ているみたい。
サンダルをつかけってゆうことをきかないリリーにひもをかけて道路に飛び出しました。
車庫に入っている愛車プリメーラも右に左に大きな車体を動かして今にもひっくり返りそう。
それを見ただけでも恐ろしくなり
がたがた揺れる車庫の柱に知らない人
「この親爺はだれかしら？」と考え続けながら必死に二人でしがみついていました。
始めの揺れが少しやわらいだ頃
道路前のエステのお店の前、
若いお客さん達が5.6人呆然と立ちすくんでいて...
「最近開店したお店は結構繁盛していたんだ！」と妙に感心したりもして....
我が家の前の美容院からは.....
カラリーングをしているらしい客が大きなまいかけをして美容師と
一緒に出て来て一時的な揺れが収まるとはけで髪を染めるのです。
其の見た事のない光景が面白く「凄い！さすがプロ」
こちらも感心したりもしました。
我が家の東側二階立て比較的新しいアパートの瓦がぼろぼろと落ちはじめる頃
犬は音に敏感
すごい力で私をひっぱり勝手に洞峰公園方向に行きたがり　
私は私で旦那が外出中なので近所付き合いをしているコヒー屋さんと怖さを共有したいと思っているのに....
私とリリーは綱引きをしながらアッチへコッチと蛇行を繰り返しご近所を廻ったのです。
揺れが一段落すると
リリーにとっても初体験
ガタガタ小刻みに震えが止まらなくなり
いつも朝散歩の帰りに可愛がってくれるお姉さんがいる着物屋さんの
玄関マットに伏せ込んでいくらひっぱても動かないのです。
「まあ～～りりーちゃんこわかった？怖かったネ～～」とお店のお姉さん。
その間も携帯で旦那を呼び出そうとしても
ぜんぜん応答なし
頼れるものは日頃ご近所付き合いをしている隣人と愛犬リリーだけでした。
ほんとうに心細かった。ほんとうに怖かった！こんな凄い地震は生まれて初めての経験。


家に帰って愕然としました。
すごい光景が家の中に広がっているのです

後に解った事ですが一回目は宮城沖で二回目は茨城沖でその其の後は千葉沖で
間の間隔は15分ぐらいで40分ぐらい揺れ続けました。
東日本大震災はマグニチュウド9.0でつくばで体感した震度は6強かな？それとも弱かもしれません。
幸いにもこの辺りは停電は起きてなく収まってから「何が起きたのか」とテレビからは
かつて無い巨大な悪魔の手を感じる津波が刻々と報道されていました。
それをみてつくばで体験している揺れよりもっと凄い状態の地震の現実が突きつけられて
ほんとうに胸が痛み怖くて恐ろしいです。
心臓の音は乱れて頭はぼ～～としていました。

☆☆☆映画「英国王のスピーチ」良かった！

昨日は時ならぬ雪
家にいても時間の無駄になりそう。
そこでアカデミー賞受賞映画「英国王のスピーチ」を観にいきました。
とてもしっとりと良かったですよ。




ローマカソリック教会が絶対的権力を誇っていた時代
「一度結婚した者は離婚出来ず！」
ヘンリー6世とフランス人アン王妃がそこをねじ伏せて結婚し
アン王妃が男子が生めなかった為に絞首刑になり
エリザベス一世が紆余曲折してイギリス国王に即位する迄の.....
歴史ストーリが私は大好きなんです。
それが今のヨーロッパにある王室の
第一子男女どちらでも王位に即位出来るという基礎もにもなっていると思っています。



ヨーロッパ一のセレブ家庭に生まれ育ち
どこの家庭でもおきそうな悩み事....
左利きを右利きに直されたり足が湾曲でそれを矯正されたり
弟がてんかんで早くになくなったり
そんな事実がプレッシャーとなり吃音症に悩まされ
スピーチする時には始めの言葉もなかなか出てこないという
内気な性格....
そして兄は即位して一年間で
二度の離婚歴のあるシンプソン夫人と結婚するために
（英王室は初婚でなくてはダメという決まりがある）
王位の権利をあっさり放棄してしまい
しかたがなく弟だった彼は王に即位し
第二次世界大戦の頃の英国を武力ではなく一番苦手な演説で
リーダーシップを努めていかなければならない
彼の苦悩が人間的でとても親近感がわきました。
オーストリア人のスピーチ矯正家との身分を超えた子弟関係から
信頼出来る友人へとなり吃音症からの立ち直りや.....
幼い頃のエリザベス女王と父としてのふれあいや.....
最後にバッキンガム宮殿バルコニー迄の長い廊下を歩いて国民にお手降りをする時等は
ダイアナとチャールズ皇太子が結婚後バルコニーで

ロイヤルキスをする場面を鮮明に思い出して
王室の家庭を少し覗いた様な気分にもなり
アカデミー授賞映画におまけがついて楽しかったです。
やはり英王室は日本の天皇家より
オープンと.......実感したひとときでした。
　　　　　

●探偵さんの気持ちになって！

２０周年小人の森作品展の他に
もう一つ大きなイベントがあります。
それはつくば東雲ホテルで２０周年パーテイーを
皆さんが計画してくれている事です。
約１２０名のご家族に送付しなければならいという
作業が私には待っていました。

　　　　


よれよれになった黒ビ二ールノートの２０年間の所在記録を
ひとつひとつ二ヶ月近く暇をみてはチエックを始めてたのです。

まさかこんな時を20年後に迎えるとも思わなかったので
黒ノートの所在地は奇麗に整理はされて居なかったのです。
それに引っ越し、転勤と小学生の子を持つ親が
一番移動する世代の住所のチエックです。
それに昨今個人情報とやらの壁の厳しさ　

前に薬局で「セ～ンセ～イ」呼び止められた薬剤師
笑顔の良くにあうお母さんが引っ越したらしい？
薬局にいけば解ると勇んで行ってみると。
そこはやめた様で....いませんでした。
「お名前は？」「内の会社は移動している場合は個人情報を守っているので教えられませんと...
つれないお言葉
商売をするわけでもないのに何で？
教えてくれないの？
頭の中は一瞬真っ白

又あるケース......
封書が返ってきたので「何でおかしいと」近くなので家に行ってみました。
二世帯で住んでいた表札は別の名前になっていました。
二世帯家族は家を売って東京に行ってしまったようです。
玄関でネバッテみました。
「これは個人情報に関する事ですからこちらで住所を捜して
こちらでその意思を伝えますので....」
そう言われるともうそれ以上はあきらめるしかありません。
それでも優しいヤンママさん手紙を出す事を約束してくれたのです。
後日切手とマイポストカードをポストに入れて置きました。
それでも結局引っ越し先は解りませんでした。

いろいろな捜すケースがありました。
発送する期日がだんだん迫ってくると最後の手段
これはと思う卒業した方々の家に
電話をしてみると.....そこにはもういない気配が多い！
ラッキーにも通じると「住所を知りたいのです」誠心誠意話してみると
以外や以外そこから芋ずる式に卒業生の方々の居場所が解ったりして
何ともうれしいコト
友達のトモダチの輪を感じ感激しもしました。

それらのパソコン上手なヤンママに記録してもらい
確実な現住所を記録する作業も待っていました。
彼女は彼女で
「今時の子供の名前変換しても変換してもすぐ出てこないのよ～～」
「学校の先生の住所入力の気持ちが解るよ～～～」です。　
ご苦労様でした。感謝です。
特定通知の内７５通に絞って最終的に二人の宛名不明となり
二人で「ほんとうにうれしかったネ」。。。。。。。　」
探偵ごっこも何とか成功して......やっと終わりです。
私もしっかりと『小人の森個人情報の管理』
しなくてはと責任を感じた時でもありました。