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福井田鶴子アートギャラリー

日々の生活で感じた事、絵画制作への思い入れ
絵画教室「小人の森」での楽しい出来事など綴てみました。

ノスタルジックにさせてくれる絵画「青い鳥」

2009年01月25日 | 福井田鶴子アート


ベットで安静にして横目でみる絵画
1999年に描いた「青い鳥」
子供の頃、童話「青い鳥」を読んで幸せって何?と真剣に考えていた頃を思い出し.......
ノスタルジックな気持ちになり心しんみり....これってネガテイブ?


1999年作 油彩F10
正月気分も終わり
暮れから放置していた庭の手入れ
まず脚立に乗って花水木のクリスマスツリー用電飾をとりはらい
初夏の庭を彩る
柏葉紫陽花の一部移植 、奥深く根がはってほんの一部しか根を抜く事が出来なかったが
今年の初夏の庭
鈴なりに花芽を持つ清楚な白色の柏葉紫陽花が咲くのをイメージして頑張ってみた迄は良かったけど...
気がつけば何時のまにか持病の腰痛が始まっていました。


「モデルHARUKA」

10年も経つとモデルHARUKAも厳しい大学受験を乗り切らなければならない年齢になり今年のセンター試験を受けたのです。
小さい時から目に力を感じる賢く可愛い少女でしたよ。
その可愛い顔立ちを見続けて、フクイ流少女を作り出して行く原動力にもなり。
だんだん成長して行くにしたがって私の気持ちも理解してくれ
どんなポーズにも文句ひとつ言わず付き合ってくれました。
若い感性で時々意見もいうので
今時の若い人の気持ちも理解出来こちらが逆に勉強にもなりました。
彼女の家族皆さんも真摯に応援してくれ 感謝、カンシャです
希望大学に入って一生懸命学び
明るい未来を築き羽ばたいていってほしいとわが娘を思う様な気持ち....
そろそろ彼女とのモデルとしての付き合いも終わりかな「青い鳥」を見ると思うのです。
「青い鳥」は気ずくと跳んで行ってしまうと童話は綴られています。
はて.....さて....今、私が青い鳥を掴み続ける事は........
「健康を持続する幸せかな?」それが一番大事であるとつくずく思うこの頃です。

(画像.写真二次使用を禁止します。)

てんてん花てまりは青い色?赤い色?

2009年01月15日 | 福井田鶴子アート



今日で一月もあっというまに半ばになりました。

「2009年元旦変革!」と意気込んだがキャンバスに馬を描いてみるがどうもうまく進まないし納得いかない。

今年のお正月は良い事も悪い事もはんはんにあり何か心の中がもやもやしてすっきりしない
現代童画会の春季展が迫って来ているのでそろそろほんとうにあせり初めて来た。
そんな事を考えながら
私がとり続けているモデル達の過去の写真資料を夜一人こたつの中でじっくり
紐解いてみました。

デジカメがまだ普及してない頃のキャノン一眼レフでとった深い陰影のある一枚の少女の写真に目がとまりました。
ひずけをみると1997年そのモデルの少女も今年は社会人になるはず。
どんな社会人になるのでしょう?

そしてこんな散文詩とともに10号用紙に鉛筆デッサンしてみました。

てんてん花てまり
花手まりが私の手の中にとんできた。
春の風にのってとんで来た。


青い花は空の色?それとも遠い宇宙の色?
青い花は丘の向こうにある湖の色?それとももっと遠くにある海の色?
それとも机の上の花瓶に咲いて私の心を癒してくれるのかしら?

てんてん花てまり
花手まりは私の手の中で開いた。
そして、あたたかい春の風にのってとんでいった。


真紅の色は遅い北の国の雪でうもれた里山をとかす色
ついでに寂しく悲しい人達の凍る心を燃える真紅の色でとかしてね。

さて描く時はどちらの色の花を選ぼうかしら?

少し気持ちが前向きになりました。

画像と文章の二次使用を禁止します。

NHK正月時代劇、居眠り磐音さまのフアンです。

2009年01月08日 | つれずれ日記
 お正月もあっというまに過ぎてしまいました。
巣ごもりのはずが毎日穏やかな気候で外は楽しそう。結構出かけてしまいました。



3日もよんどころない事情で出かけてしまったので
 NHK正月時代劇 「陽炎の辻-居眠り磐音 江戸双紙」作.佐伯 泰英を
HDDに録画して最近ゆっくり観賞してみました。


今回はお金に目のくらんだ旗本武士を懲らしめるどこにでもある話の設定でいまいちでしたが.....



武士 坂崎磐音 国家老の嫡子で有りながらわけあって江戸の貧乏金兵衛長屋の
 縁側で猫のごとくひなったぼっこをしひとり暮らしをして早5年
暮らし向きはうなぎ屋で朝からうなぎをさばきお店におろす仕事に携わり
それだけでは生活出来ず今でゆう大きな銀行の様な両替商の用心棒になり
頼まれた難解な仕事をしっかり仲間と解決してそれなりの報酬をもらい
何とか自分なりの生き方を貫いて生活しいる若きサムライです。

自分なりの生き方とは
卑怯者を憎み
弱い者にはわけへだてなく自分で出来る精一杯の事を愛を持って示し..
正義感は人一倍強く
刀を抜けばべらぼうに強い、まさに日本が世界に誇るサムライだと思います。  


刀で悪党を制する所がストーリとしては単純で物足りない所もあるが!
まあ~~~しかたがないか!
現代ではいくら正義へのセイバイでも銃刀法違反になり逮捕となってしまう。

長屋にすんでいても早起きしてうなぎ屋にご出勤して
仕事を毎日気持ち良くこなしその後は生臭さを取るために朝風呂に必ず入り清潔感を保ち
武士らしい品格で愛嬌があり色白の優男  
その役を 今時のイケメン俳優 山本耕二が坂崎磐音になりきって好演技をしていて
私はドラマを欠かさず観ています。

こんな気骨のある闊達な青年武士が日本に....私達の身近にいっぱいいれば....
不況でも周りの人々はいつも安心して楽しい気持ちでいられ
日本の未来は明るくなると思いませんか?

ヨーロッパの貴族士が民衆を支配するのには権力、教養、富を持って尊敬されていた様ですが.....

深い教養がありながら....まるっきりお金がなくても.....
誇り高い武士道精神を持ち武道にも秀でている武士は
庶民からとても尊敬されていたようです。


ドラマの最後に巌音が穏やかな表情で長屋の皆が集まるひだまりで
「貧乏でも皆が肩をよせあい生きるかけがえのないここの暮らしを大切にしたい」
とつぶやく場面で終るが
私はとても素敵な青年サムライだと思うが.....
現代の若い人々にはブウーイングがでそうな厳し過ぎる言葉かな?


NHKで昨年秋ワンクルーで放映されたが 
磐音ファンとしては現代の世相を取り込んだもう少しリアルでありながら
明日の夢を感じる続編を又是非観てみたい。

         


2009年 変革を求めて!

2009年01月01日 | 福井田鶴子アート


新年おめでとうございます。
昨年は未曾有の金融危機がおこり
今年は変革が求められる年となりました。
我々の生活も厳しくなると案じられます。
皆様にとって良い年であります様に心からお祈りします。
                           平成21年 元旦


ここ数日気温は冬らしくとても寒いが、空気は澄み渡って身が引き締る1月1日(木)大安 
午後4時半頃の三日月はすみれ色の空に良く映え 冷たく光る色は貴婦人のペンダントにしてみると素敵かも。

今年のおせちは「富山のおばーちゃん」ちょっと少なめで....ダイエットには丁度良いかも  



昨年、白馬をキャンバスに描いてみたいと決心したのが
11月14日美浦村村長、(ブログでも紹介)感謝状をいただいた時の事。
「まず馬の生体を知らなくては....」と図書館で資料をかりコピーしたり
ノートに書きうつしたりをしたりしてみたもの.....
なかかなどう描いていいか解らず一ヶ月以上も悩みつづけ下書きだけ描いて.....ほうりっぱなし。
ときどき思い出した様に乾いた油絵の具の面をペンテイングナイフでガリガリ削ってみたりして
迷う心を一心させようとするのだが....またまた其の先が進まず.....
12月の忙しさを理由にして、アトリエの椅子に殆ど腰を据えて座ろうとしなかった私です。

忙しさも一段落して静かで暇なお正月を迎えてみると.....
現代童画会展覧会に関係する展覧会が次々待っている事が脳裏をよぎりはじめるとそうも言ってられなくなる
元旦の穏やかな午後やっと筆が走り始めました。
それが上の絵「恋い馬」(仮題)81㎝×51㎝ 制作途中              
今年はマチエールを含め、変革を自分に課した年にしてみたいと思う。 
さてどうなるか    自信がない幕開けです。