福井田鶴子アートギャラリー

日々の生活で感じた事、絵画制作への思い入れ
絵画教室「小人の森」での楽しい出来事など綴てみました。

オードリーはいまでも超魅力的!

2009年09月28日 | つれずれ日記



初めてのシルバーウイーク
絵画教室も休みだし本展の作品もほぼ完成したし.....
セルビア行きが控えていて新型インフルエンザを警戒。
人ごみに出かける勇気もなく暇をもて余していました。
暇という空間は私にとって耐え難いのです。
この不安から逃れるためにTSUTAYAに二枚のDVDを借りにいったんです。
「赤と黒」「戦争と平和」
なぜこの二枚なの?かというと
ヨーロッパ古典史が大好きな私の心を満たしてくれそう。




そしてヨーロッパの衣服をイメージして描いた「赤い装飾」2008年作
 個展の時まっさきに売れたし.....
 今年のつくば地区展の時の出来事で.....
 ある先輩画家が「赤い装飾」のポストカードをみながら
「福井さんこんな大人の女性を描いてよ!良かったらカウヨ!」このほめ殺しの言葉に弱かったですね。
「そうか世の中年男性はチョットうつ向き加減の憂いを含んだ髪の長い女性が好きなんだ!!」




早速のその色の組み合わせに魅力を感じスタンダール「赤と黒」のDVDを観てみました。
ヒローは田舎の下層階級の野心家、女性の様に美しい顔立ちの青年
ジュリアン.ソレル野心家で身分不相応の出世を夢みて
すらりとした美人で魅惑的でかつ年上でありながら
世の中の事が余り解らない既婚者と
プライドが高くパリ社交界きっての美しい身分の高い年下の女性を
それぞれ自分の心のままに翻弄させるです。
題名の赤色はナポレオン時代の軍人、黒色は僧侶をイメージしているんですって。
そこには私が描いてみたい女性像はいなかったの。
そして人間心の謎解きにもならなかったです。
光文社の原作本買い求め、旅先で暇な時読んでみよう 新たな心の発見があるかもしれない。
次は「戦争と平和」を観てみました。
「オ~~~懐かしい!」「風と共に去りぬ」のメル.フェラリー
「怒りの葡萄」のヘンリー.フォンダー
何よりナータシャ役、愛しのオドリー.ペップパーン
ハリウッドのなだたる女優達から比べれば胸のふくよかさもないけど
大きな黒い瞳には吸い込まれそうな宇宙を見る事ができるのです。






大物ハリウッドスターばかり目について
これがロシアを舞台にした映画なのかと....
しばらく不思議な感じで観てたんです。
その内ロシアに勝ちながら条約も結べず帰らなければ良いのに
フランス軍は酷寒の凍てつくロシア真冬の季節を本国に帰って行く....
その時期兵士達には過酷で残酷そして食料もなく
ばたばたと死んで行く姿ををみると
やはりこれはロシアを舞台にした歴史上に残る悲惨な戦争だったのだ!
と納得したんです.... 
それにしてもオードリーの演技はそれ程上手ではないと思いつつも
ハリウッドに燦然と輝く往年の大女優でした。




この感動から次の女性像のイメージが描けたらいいな。 
ま~~そうゆう意味ではとても暇な良い休みでした。




まじめな番外編......
「成し難いが大切なのは命を愛し
苦難の時も愛し続けることだ!
なぜなら命が全てでだからである
命は神なり 命を愛すものはすなわち神を愛すことである」
「戦争と平和」トルストイ


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折り紙を折る子供大使NO2

2009年09月17日 | 小人の森絵画教室
折り紙をおる子供大使の動画とり続けて
編集してみた所
その無邪気さと...
その一生懸命さ....
をブログに載せたくてNO2投稿します。
この動画セルビア共和国で覗けたら
この小さな出来事がきっと
ナイーブアートの画家達に笑みをもたらすでしょう。

第35回記念 選抜 現代童画会 セルビア展 
会期: 2009年10月1日~11月3日
会場: セルビア共和国.コバツチツアエトノセンタ-
     パプカナイーブアートギャラリー 他
    2010年9月迄ベオグラード(セルビア)
    ブタベスト(ハンガリー)
    プラテイスラバア(スロバキア)等東欧諸国を巡回予定 




第35回を迎える現代動画展、他の美術団体にはない独自の
絵画世界を追求する現代童画展に、独創的な作品を飾ってみませんか。
あなたの心に描いているユニークなイメージ、ストリー
情景をおもいきり現代童画展にぶつけて下さい。

現代童画会ホームページttp://www.gendoh.jp/
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折り紙を折る子供大使NO1

2009年09月17日 | つれずれ日記
 この所日々何となく気忙しいのです。
 なぜ?

 
9月12日~12日迄35回現代童画展が東京都美術館で
開催されます。
その為の出品作を2点仕上げること。
そしてその前に35回展の記念記念 選抜 現代童画会セルビア展を観てみたく遥か遠くナイーブアートのふるさとセルビア共和国コバッチ村へ行くツアー
に参加を決めたことです。

日本を立つ迄後2週間を切りました。
そんな中で何年前かの北欧の旅でツアー仲間から
小さな赤色折り紙の折鶴をメッセージとともにいただき
ず~~~っとパスポートのカバーの中に入れて大事にしていました。

 
「願いを込めておるとみんなとても喜んでくれるのよ。あなたも持っていて!」

 
 きっとセルビアのナイーブアートの画家達
日本の伝統工芸の和紙や千代紙をプレゼントしたら喜んで下さるのではないかと.......
ツアーリダーに提案した所すぐにOKがでました。
そして「小人の森」の子供達にわけを話「鶴を折っ~て」と頼んでみました。
動画でわかるでしょみんなとても無邪気で楽しそう。
「この袋を渡した時きっと皆喜んでくれるからね其の写真もとってくるからね」と
子供達にも約束しました。
日々忙しく気忙しい中にも「愛」を感じる一時であり
画家達との交流レッセプションが
とても楽しみになって来ました。

       
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昔に戻して!真夏の夜

2009年09月05日 | 小人の森絵画教室
ある年あるテレビの番組で....
子供の脳は限りなく成長し続けるそうです。
その手段として友達同士で話したり...
遊んだり....するのが一番良く
成人で言えば今はやりの合同コンペ等が脳の活性化には良いとの話がありました。
たった一泊の共同生活でも子供達は新鮮で楽しい記憶に残る体験をしています。
この体験は成人になってからもどこかできっと役に立つと思います。
のキャッチフレーズで始まるお泊まり会

子供達はただただ無邪気で純粋でほんとうに楽しそうです。
そして幼い日々.青春の日々.成人の日々....
我が人生の断片の再生を出来る貴重な一夜でもあるんです。




小人の森恒例の肝試しは子供達にも一番人気です。

それは私が遠い青春の日、
長野戸隠の林の中お墓で先輩達に教えていただいた
足下が見えない、となりの人がみえない、
限りなく100パーセント闇の世界
この世にこんなに怖いものがあるのかと身がすくみ....
街灯の暖かい光を見た時の深い安堵感が身体に戻って来た日....
あの闇は「なんだったのか?」今なお私に問い続け
小人の森の子供達にその教えを与え続けなくてはいけないものと位置づけ....
一回目からの企画に必ず組み込み早17回目
毎年朝の反省会でも夜の肝試しと花火はとても人気なのです。 
その....暗かった公園も
冷たく光る常夜灯があっっちこっちに整備され....
子供達が走り回る道も赤いゴムチップのジョキング族のコースになりすっかり様変わりしてしまいました。
保護者の方やお兄さん達が仮想するお化けも驚かなくなってしまっているのです。

事もあろうかジョキングの大人といっしょに夜の公園いっぱい響く甲高い声で「ファイトマラソン、ファイトマラソン」
走るしまつ、つくばにも都会の夜の何でも明るくしてしまう世界押し寄せて来て
暗く怖く何かに衝撃を受け想像出来る世界も少なくなって来た様な気がします。




そして今日は久しぶりに、ほんとうに久しぶり、に見た9月5日満月 
常夜灯が消えていれば道には月光の影が出来
こんな日の肝試しは影踏み遊びで盛り上がり
子供達は又肝試しがしたいとさわぐかもしれない!と....
まぶしい程に輝く月をぼんやりと......
見ていました。


            
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