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通用した点もある(12/16広島対リバープレート)

2015-12-17 22:22:17 | 他チーム
クラブW杯準決勝の広島対リバープレート(以下リーベル)、テレビ観戦しました。リーベルのユニフォームが、白地に赤の斜線模様で、背番号が見にくく誰が誰だかさっぱりわからなかったのは残念でしたが、広島がリーベル相手にどういうサッカーで勝負しようかしたかはテレビでもある程度見えました。

広島の策は高い位置で取ってからのショートカウンターでした。最初はリーベルの速くて正確なパス回しの前に、引かざるを得なかった広島ですが、南米チャンピオンのリーベルと言えども、時折ボールコントロールが乱れるのを広島は見逃しませんでした。

もちろん、Jリーグのレベルなら、些細に思えるようなミスですが、広島はリーベルにつけこむとすればこれしかないと狙いを絞っていたように見えました。運動量の多い青山や森崎和幸がチェックに行くと、たまに取れることがありました。リーベルはSBを上げていることが多かったので、広島が高い位置で取れば決定的なチャンスになりました。1トップに抜擢された皆川が一つでも決めておけば勝てる可能性もあったと思います。

もちろん、それをさせなかったのは南米チャンピオン、リーベルの力です。リーベルはGKの反応の速さが抜群で、皆川の決定的なシュートを片手で止めていました。このレベルのGKが相手だと、この日はベンチスタートだったエースの佐藤寿人でないと決められなかったと思います。

また、リーベルの決勝点になった場面が、広島GK林のキャッチミスだったのは惜しまれます。何の変哲もないような、遠い距離のFKでしたが、相手FWと競り合った林は、キャッチしに行ってしまいました。パンチングしていれば逃れられたピンチでしたが、無理にキャッチに行ったことで林はボールをこぼし、リーベルFWにヘディングでGKのいないゴールに押し込まれました。

1点リードしてしまえば、リーベルの試合運びのうまさが出ます。SBに慎重なポジションを取らせて広島が攻められるスペースをなくし、ボールを持てば広島の焦りを利用してファウルをもらいに行って時間を稼ぎました。リードされてからは広島は何もさせてもらえなかった印象です。よくリーベルをあそこまで追い込んだとは思いますが、リーベルとは差もあったのは事実でしょう。
コメント
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