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大相撲九州場所総括

2015-12-01 23:06:21 | 他スポーツ
もうだいぶ前の話のように思えますが、書いていなかったのが心残りなので、大相撲九州場所の総括記事を書きます。優勝は横綱日馬富士で成績は13勝2敗でした。千秋楽に、日馬富士は稀勢の里に敗れたものの、2敗で追う白鵬が鶴竜に寄り切られて敗れ、優勝が転がり込んできた結果です。

この結果を見ると、どうした白鵬との思いです。白鵬は初日から12連勝して、「この横綱は格下相手には滅法強い」ことを実感するのですが、日馬富士、照ノ富士、鶴竜に3連敗した事実は驚きでした。白鵬は確かに、休場明けで、巡業も途中から参加して急仕上げで九州場所に間に合わせたので、コンディション面に不安はありました。それでも、この結果は12連勝から考えると想像できず、白鵬時代にもかげりが見え始めたのかもしれません。

日馬富士は7回目の優勝です。この成績は横綱としてはあと一歩で合格点というものです。日馬富士の7回の優勝のうち、4回が大関での優勝で、横綱としては3回目なので、合格点までにはあと1,2回横綱としての優勝が欲しいです。それでも、白鵬と同じ休場明けながら、白鵬に勝つなど力を見せた優勝です。横綱は、休場明けでも優勝が目標になるのは、かつての千代の富士の例でもあります。日馬富士は幕内最軽量で31歳の年齢を考えると、黄金時代を築くのは難しいとは思いますが、それでも優勝を目標には常にして欲しいです。

大関陣は振るいませんでした。横綱最短距離にいると思われた照ノ富士は、膝の負傷の影響で9勝6敗と伸び悩みました。豪栄道に至ってはカド番で7勝7敗という崖っぷちを辛くもしのいだ大関残留です。今の大関陣から横綱が出るとすれば照ノ富士の印象ですが、今場所に関しては彼にとっては得るもののなかった場所です。

下位では、栃ノ心の番付運の悪さをまたも感じることになりました。筆頭で9勝6敗で小結に上がれず、次の場所は筆頭で8勝7敗で小結に上がったものの、小結で10勝5敗ながら関脇が両者とも勝ち越しで空かず小結据え置き、今場所は関脇の妙義龍が負け越して関脇が空いたものの、わずか星の差一つの負け越しでまたも上がれません。

もっとも、7勝8敗なので来場所は前頭筆頭くらいなので、ここで大勝ちして一気に関脇に上がって不運を振り払うくらいの活躍を期待したいと思います。
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