「ReCATION ～MeltyHealing～」 感想

CATIONシリーズ最新作「ReCATION ～MeltyHealing～」をプレイしてみました(*'▽')

久しぶりのエロゲ新作です！
最近ちょっとやる気なくしてたんですけど、大好きなCATIONシリーズの新作とあって、プレイしてみました。

【あらすじ】
ソフトウェア開発会社に勤めている主人公は、入社2年目で支社の方へ転勤することになった。そして、リノベーションしたばかりの“つばき荘”へ引っ越してきた。そこで、つばき荘の管理人である椿日菜子と出会う。
転勤したばかりの支社では新しい開発チームのリーダーに任命され、主人公はやる気に満ちていた。上司に連れられて昼食を御馳走になった喫茶店で二川晴、クライアント先である大学の研究室で事務員をしている月野瀬理歩とも知り合い、様々な場所・機会で3人の女性と親交を深めていった。
新しい勤務地で様々な出会いがあった主人公は、ますますやる気に満ち溢れ、クライアント側からの納期短縮の要望に応えようと頑張っていた。そんなある日の事。開発中のソフトで自分が設計した部分に大きなミスが発見されたため、その責任感から次第に自分を追い込んでいってしまう。そして、自分が倒れて悲しむ人はいるか考えた時、ある1人の女性が思い浮かぶが・・・。

感想
【シナリオ（プレイ順）】
椿日菜子編
ぶっちゃけると母性カノジョ。ただひたすらに日菜子さんに甘える日々が続きます。あとは、日菜子さんが何故つばき荘の管理人をしているか等、つばき荘に関する話がメインになっています。まぁ個人的には、日菜子さんには母性を求めていたので、内容的には満足しています。ママ～(*´ω｀)
二川晴編
ぶっちゃけると母性カノジョ2。年下の女の子にお世話になっちゃいます。ただ、晴ちゃんの場合は、甘えたり甘えられたりって感じですかね。ひたすら元気な晴ちゃんを見られてこちらも元気になれるので、落ち込んだ時とかに見ると良いかもです。あとは、妹とのやり取りをもっと見たいので、アペンドでは宜しくお願いします（爆）
月野瀬理歩編
母性に目覚めた彼女に甘えちゃいます。ただ、ダメ人間製造機の日菜子さんとは違い、メリハリを付けているところがポイントですかね。ダラけるときは思いっきりダラけて、やるときはビシっとやるって感じ。普段の仕事中のクールな姿と、プライベートでのダラけっぷりのギャップが激しく、ギャップ萌え好きな人にはオススメなシナリオですね。個人的には教授とのやり取りをもっと見たかったですｗ
全体的な部分
全体的にはシナリオが短すぎ。全体でロープライス1本分のシナリオのため、すぐに終わってしまいます（少なくともCampus作品1本分にしかボリュームがない）。アペンドがあるとはいえ、これをフルプライスで出す精神がまずスゴイです（褒めてない）。ロープラばかり出し過ぎて感覚がおかしくなったか？と思いました。
CATIONシリーズとしては、知り合ってから付き合うまでの交流の少なさが気になりましたね。告白自体もアッサリしてましたし、ゼロから始まり少しずつ親しくなっていくというCATIONシリーズのこれまでの伝統をことごとく崩していった形になっているのが残念でした。プロポーズも早いし、理歩に至っては「そこで言うの？」っていうところでプロポーズしちゃうし。ボリュームの少なさがそうさせてるんでしょうけど、色々と端折りすぎです。内容そのものは悪くないのだから、あとはフルプライスに見合うボリュームが欲しかった・・・。
あと、ヒロイン視点のシーンがありますが、これもCATIONシリーズにはない描写なので、違和感ありましたね。CATIONシリーズは、主人公視点のみで楽しむものですから、まさか制作側がこれを忘れてヒロインの心理描写を見せてしまうとは思いもしませんでした。

【ヒロイン（プレイ順）】
椿日菜子
天然ゆるふわ癒し系の年上ヒロイン。ママ。家庭的で家事全般が得意。非常に母性が強くダメ人間製造機。でも、それだけじゃなく、工具を見ている時や猫と戯れている時の子どもっぽい可愛らしさも同居しているところが非常に良い。あと、おっぱいね。おっぱい。
( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟおっぱい!おっぱい!( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟおっぱい!おっぱい!( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟおっぱい!おっぱい!( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟおっぱい!おっぱい!( ﾟ∀ﾟ)o彡ﾟおっぱい!おっぱい!
二川晴
元気いっぱいの勤労大学生。母子家庭で育ったのと、妹の世話もしていたこともあり、家庭的で世話焼き好き。でも、妹がいる割には、主人公に対しては妹っぽさを出しているところが面白いと思います。個人的には恋人になった後も「お兄さん」と呼ばれたかった・・・でも、それが出来なかったので「お兄ちゃん」にしましたが、やはり違和感が・・・彼女に限っては「お兄さん」が良いと思います(*´ω｀)
とりあえず、私にも生温かいあんパン下さい（爆）
月野瀬理歩
仕事とプライベートのギャップが激しく、他社作品になりますが、プラハ1の倉賀野聖良ちゃんっぽい印象を受けましたｗ　母性に目覚めるものの、彼女の性格を反映してか、日菜子さんみたくひたすら甘えさせるって感じではなく、こっちでもメリハリを付けている感じでした。主人公と趣味が共通しているという点はポイント高いですね。おかげさまで、自分の苦手なクール系だと思って最初はちょっと敬遠してたんですけど、プレイ後はお気に入りになりました(*´ω｀)

【Hシーン】
日菜子さんだけHシーンの回数が少ない。2回分も。過去のシリーズではヒロイン全員回数は平等だったので、そこが非常に残念でした。しかも1番お気に入りのヒロインだったし・・・。
Hシーンそのものは悪くなかったのですが、自分が1番重要としているのは、おっぱいを見せているかどうか（正確には、両方のおっぱいを乳首まできちんと見せているかどうか）。理歩はお尻が強調されており、日菜子さんはおっぱいを吸わせる描写が多くあるため、どっちもおっぱい率は低め。唯一満足できたのが、晴ちゃんでした。おりょう先生の描くおっぱいが好きなので期待してましたが、ここもちょっと残念でした。
あと、1番不満だったのが、日菜子さんだけパイズリフェラが無かった点（パイズリはある）。他の2人にはあったのに、何故に彼女だけなかったのか・・・そこも残念でした。あとは、アペンドでどうなるか・・・ですね。

【システム】
先ずE-moteがありません。プリティケ2から導入されてましたが、アペンドでのHシーンの減少等、デメリットしかなかったので、別に無くても構わなかったのですが。
他にも、ラブリーコールも少な目、ステータスアップやアイテム集めも無しと、システム面では色々と削られていました。もう普通のADVになっちゃったって感じですかね。

【総評】
ヒロインは大変良い。それだけは今回の収穫でした。シナリオもあっさりしすぎてる感はあるものの悪くはない。ただ、あまりに短すぎるため、大雑把になってしまっているのが残念。更にシステム面も色々削られていて、CATIONシリーズとは別物感があります。CATIONシリーズの名を冠し、フルプライスでこれを出すのはユーザーを舐めているとしか言いようがないです。やはり、CATIONシリーズは実質ピュアリケで終わりですね。
新妻ラブリケは某元社長のせいと言えますが、「ReCATION」は手抜きとは言わないまでも、削っちゃいけないところまで削っているので、物足りない感がハンパないです。内容そのものは悪くなかったので、CATIONシリーズの名前を使わず、別のタイトルにして、価格もミドルプライスくらいにしとけば良かったのでは？と思います。もしくはロープライス3部作とか。
とにかく、今回は期待外れだったかなぁ・・・。